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仙台・宮城・陸奥

35やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/30(月) 09:41:04
名取市長に佐々木氏 民間の発想、市民信任
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080630t11032.htm

 29日投開票が行われた宮城県名取市長選で、有権者は「民間の発想」による市政継続を選択した。苦しみながらも再選を果たした現職の佐々木一十郎さん(58)=無所属=の選挙事務所は、歓喜と興奮で沸き返った。前回の落選から地道な草の根運動を展開し再挑戦した、新人で元仙台市職員の石川利一さん(60)=同=は、973票差でまたも涙をのんだ。

 「勝ったぞ!」。午後11時半すぎ、佐々木さんの事務所に当選確実の知らせが入ると、開票結果を見守っていた支持者約200人が総立ちになった。

 妻の加知枝さん(59)と事務所に姿を見せた佐々木さんは、紅潮した顔で「厳しい戦いだったが、皆さんのおかげで勝利することができた。掲げた公約は1つずつ取り組み、新しい名取づくりに挑戦したい」と高らかに勝利宣言した。

 最後まで勝利を信じていた石川事務所は、落選が伝えられるとため息が漏れ、すすり泣く支持者の姿も見られた。石川さんは「またしても、わたしの力が足りなかった。応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」と支持者に深々と頭を下げた。

 ◇名取市長選開票結果(選管最終)
当14,380 佐々木一十郎無現(2)
 13,407 石川 利一 無新 

◎「堅実施策」支持得る
 【解説】前回も接戦を演じた二氏の争いとなった名取市長選は、再び佐々木氏が競り勝った。行政経験を前面に打ち出した石川氏に対し、民間人の発想によるまちづくりが一定の支持を得た結果といえる。

 佐々木氏は一期目で、下水処理計画の見直しや閖上海水浴場開設などを実行し、2期目の公約には子育て支援や企業誘致の推進を掲げた。

 しかし、石川氏の主張と大差なく、選挙戦の政策論争は低調だった。ただ、佐々木氏が財源の裏付けを重視し、堅実な施策を訴えたのに対し、石川氏が掲げた小学6年生までの医療費無料化や救急病院の誘致などは、具体化の道筋が示されず、説得力を欠いていた。

 選挙戦での大きな争点は「リーダーとしての資質」だった。名取市では現在も、6期24年務めた前市長石川次夫氏の影響力が色濃く残る。佐々木氏が前市長の事実上の“継承者”とみられる石川氏の猛追をかわし再選されたことは、名取市政が名実ともに転換点を迎えたことを意味する。

 佐々木氏の一期目、名取市は仙台空港アクセス線開通や臨空地域への大型商業施設開業など、華々しい発展を印象づける出来事が相次いだ。しかし、これらは皮肉なことに、前市長の敷いたレールの上を走ったにすぎないとも言える。

 臨空地域への新市街地形成が進む一方で、衰退するJR名取駅周辺の旧市街地再生、頓挫した市西部丘陵地の大規模開発「グリーンポート計画」の見直しなど、市政には難題が山積する。2期目こそ、佐々木氏の真の力量が問われる4年間になる。(岩沼支局・足立裕子)


◎まちの活力持続したい/名取市長に再選された佐々木一十郎(ささきいそお)さん(58)

 「名取市は急速に発展している。これからの新しいまちづくりのために、全力で取り組んでいく」。初当選した前回(2004年)に続く激戦を制しただけに、喜びはひとしおだ。

 2期目の公約に、子育て支援の充実と企業誘致を掲げた。仙台市のベッドタウンとして成長した名取市は、現在も人口増加が続く。「子どもたちが学校卒業後に地元で働き、安心して子育てができる環境を整えることで、まちの活力を持続したい」と意気込む。

 一期目で下水処理計画を見直し、合併処理浄化槽の設置を進める市単独の助成制度を手厚くした。「民間人の視点から行政の在り方を見直し、市民負担を公平にする」という基本姿勢は、2期目も変わらない。共働き世帯と専業主婦世帯の双方に、平等な子育て支援をしたいと検討する。

 ヨット、気球、オフロードバイクと趣味は幅広いが、最近は時間が取れない。バイクで山道を走るのが、つかの間の休息になっている。
 名取市閖上の自宅に、妻加知枝さん(59)、3人の子どもと5人暮らし。


2008年06月30日月曜日


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