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仙台・宮城・陸奥
3480
:
荷主研究者
:2019/05/26(日) 11:19:40
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190517_11010.html
2019年05月17日金曜日 河北新報
<仙台市役所>本庁舎建て替え 低層部・敷地周辺「民活」導入探る
仙台市は市役所本庁舎の建て替えで、新庁舎の低層部や敷地周辺ににぎわいを創出するため、民間活力の導入可能性を探る「サウンディング型市場調査」に乗り出す。計画の検討段階で民間事業者の意向を把握し、市場性などを判断する手法。低層部の商業機能、勾当台公園市民広場との一体的活用に関し、民間側からアイデアを募る。
開発業者や商業コンサルティング事業者、金融機関が対象。20日に市役所で事前説明会を開催し、6月17日まで提案や意見、課題を募集する。6月中に応募事業者のヒアリングを実施し、詳しい内容説明を求める。
低層部の商業機能、新庁舎周辺広場と市民広場の活用について(1)想定するターゲットと店舗構成のイメージ(2)望ましい事業方式や採算性の考え方(3)営業時間や設計への要望-などを調査する。
調査結果は7月に公表する。市は提案内容を踏まえ、民間活力導入の可否を判断する方針。今回の提案実績は新庁舎整備に関わる事業者選定に結び付けない。
有識者の本庁舎建て替え基本計画検討委員会は、現時点で新庁舎の高さを最大80メートル(19階建て)とし、低層部(1〜2階想定)に市民利用機能、商業機能を設ける方向で検討している。
低層部の面積は最大3000平方メートル程度になるとみられ、平日夜間や土日祝日の市役所閉庁日も開放し、市民活動やイベントに活用することをイメージする。
サウンディング型市場調査は、青葉区の青葉山公園の公園センター(仮称)整備などで導入実績がある。市役所の建て替えでは、横浜市が取り入れている。
市本庁舎建替準備室の担当者は「市民が恒常的に出入りし、集える新庁舎にできればいい」と期待する。
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