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仙台・宮城・陸奥
2912
:
荷主研究者
:2017/08/14(月) 16:33:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170802_13059.html
2017年08月02日水曜日 河北新報
起業・工芸 若い芽育て 仙台・片平の老朽ビルをリニューアル
オープニングイベントの「イチとニ市」
仙台市青葉区片平1丁目のビルが若手起業家や工芸家の拠点として生まれ変わり、1日にオープンした。青葉通に面した絶好の立地を生かし、ワークショップや展示会などが開かれる予定。改装を手掛け、運営する業者は「仙台の中心部で新たなクラフトやビジネスを創造する場にしたい」と意気込む。
ビルは4階建てで青葉通沿いにあり、かつてはドラッグストアのダルマ薬局の本社があった。市地下鉄東西線大町西公園駅に近く便利な立地だが、完成から30年以上たって老朽化していた。青葉区のデザイン会社「ブライト」がビルを借り受け改装した。日本政策金融公庫などから起業支援の融資も受けた。
ビルの愛称は「1to2(いちとに)ビル」。「ともに1歩、2歩を踏み出そう」という思いを込めた。
3、4階はイベントスペースとなり、創業を目指す若者らによるシェアオフィスや、工芸作品の展示会場などに利用される。1階はコーヒーやマフィンを販売するカフェ、2階は陶磁器や衣料品を扱う雑貨店が入り、営業を始めている。
オープンを記念した「イチとニ市」が2日までイベントスペースで開かれ、手作りのアクセサリーや食器などを販売する15業者が参加。ドライフラワーを売った山形市の菊地透さん(33)は「作り手同士で交流でき、いい刺激になる」と喜んだ。
ブライトの荒川敬社長(32)は「多様な業種の人が集まり、さまざまなアイデアを出し合う場にしたい。ここを拠点にして仙台を盛り上げたい」と話した。
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