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仙台・宮城・陸奥

2630荷主研究者:2016/08/28(日) 16:13:10

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2016/08/02 建設新聞
宮城県内の主要医療施設整備計画
県立精神医療センターは年内着工目指す JCHO仙台移転は年明け公告へ設計進む

 《宮城県内でも他県同様、施設の老朽化対策や超高齢化社会を見据えた再編など、諸課題の解消に向けた医療施設の整備計画が動き出している。注目の事業は本年度で県立精神医療センター、JCHO仙台病院(旧仙台社会保険病院)の移転新築を公告する予定のほか、来年度以降も県立循環器・呼吸器病センターの結核病棟建設事業などが控えている状況だ。》

 県立病院機構の精神医療センター移転は、現在の名取市手倉田無番地から同じ名取市内で県立がんセンター西側に位置する愛島塩手野田山ほか地内で新築する事業。

 敷地面積は約6万2000㎡で、当初は年度初めに用地造成を公告し、先行して病院建設場所の造成にメドを付けた後、今秋にも病院本体の入札公告を予定していた。

 現在は用地買収の遅れから入札公告のめどは付いていない状況だが、機構側では年度内の工事発注を目指している。施設規模は新病院が約1万5700㎡のほか、体育館と屋外駐車場400台分を整備。病床数は精神科病床220床としている。

 整備に係る事業予定額は91億1100万円とし、長期借入金などによって充てる。建築の基本・実施設計は共同建築設計事務所が担当した。

 地域医療機能推進機構(JCHO)仙台病院は同病院を仙台市泉区紫山に移転する。

 現在、実施設計の作成を山下設計に委託しており、施設規模はRCまたはS造8階建て、延べ約3万1825㎡を想定。今後は実施案を17年3月までに完了させ、本年度の第4四半期に建築、電気、機械に分け入札する予定だ。本格着工は17年度からで、18年度末の完成を目指す。

 新病院の移転場所は、仙台泉パークタウンホテルや宮城県立図書館の西側に位置する仙台市泉区紫山2の1の2ほか地内で、敷地面積は約4万3000㎡となっている。同病院は築後45年以上が経過し、東日本大震災では一部建物が7カ月間使用できなくなるなど、施設対策が急務となっていた。

 ◎厚生病院、広南病院の移転事業も進む

 仙台厚生病院は現在の東北大学農学部のある仙台市青葉区堤通雨宮町の雨宮キャンパス内に新病院を建設する。同大学農学部が青葉山新キャンパスに移転することに伴い、雨宮キャンパスの9万3000㎡を取得したイオンモールの一部を病院建設場所としているもので、病院建設に係る敷地面積は約4万4000㎡としている。

 この用地のほか、商業施設地区として約3万5000㎡、集合住宅施設地区を約1万6000㎡に設定しており、集合住宅施設には大手ディベロッパー数社が数百戸規模のマンション開発を計画しているもようだ。

 現時点で新病院の建設時期などは明らかにしてないが、仙台市青葉区広瀬町にある既存病院の敷地は大手総合リース会社が取得しており、こうした状況も踏まえ具体化に向けた準備が進むとみられる。

 また、老朽化が進む広南病院は現在の仙台市太白区長町南4丁目から富沢駅西土地区画整理内に移転する。当初計画によると、15年2月に移転先の用地契約と同時期の着工を目指していたが、震災後の復興需要で高騰が続く建設資材や人件費の影響で事業スケジュールの見直しを行っている状況で、固まり次第設計などの準備作業に取り掛かる見込みだ。

 現在の病院はは延べ約1万5000㎡で、病床数は159床規模。今回の移転計画では現敷地内にある自動車事故対策機構の委託により設置・運営している東北医療センター(50床)は含まれていない。

 このほか、県立循環器・呼吸器病センターの結核病床を栗原市立中央病院に移管・統合するため、県は17年度で結核病棟建設に係る設計を委託する。結核病棟の建設場所は栗原市築館宮野中央3の1の1地内の現栗原市立中央病院敷地内で、今のところ30床程度を想定。17年で設計委託後、18年度で建設し、19年度の移行を目指している。

2016/08/02付一面に掲載。


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