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仙台・宮城・陸奥
263
:
荷主研究者
:2009/05/27(水) 00:01:26
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/04/20090409t15034.htm
2009年04月09日木曜日 河北新報
魯迅記念館を東北大にも 開設へ有志が連絡会議
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仙台にゆかりの深い中国の文豪、魯迅(1881―1936年)の記念館を開設しようと、元大学教授や経済人らが仙台日中交流連絡会議を旗揚げする。発起人代表で東北大名誉教授の大内秀明さん(76)は「日中友好の懸け橋にしたい」と意気込んでいる。
東北大片平キャンパスの史料館には魯迅の写真や成績表を展示しているが「魯迅関係の資料は未整理のものも結構あるはず」と大内さん。「もっと充実した記念館的な場所がほしい」と10日、連絡会議の設立に向けた準備会を開く。
中国には、魯迅の故郷の浙江省紹興をはじめ北京、上海にも記念館がある。大内さんは「日本側に記念館ができれば、留学生や観光客も含めてさまざまな人が集い、日中友好が深まる」と夢を描く。
魯迅は日本留学中の1904―06年、仙台医学専門学校(現東北大医学部)に学んだ。中国に対して冷ややかな級友や、日本語の添削を続けた解剖学教授の藤野厳九郎との出会いが転機となり、医学から文芸への転向を決意した。
仙台滞在は1年半と短いが、文豪・魯迅誕生の契機となった重要な時期とされる。「藤野先生」などの作品もあり、中国でも仙台の知名度は非常に高い。片平キャンパスには魯迅の学んだ教室が現存し、98年に来日した当時の江沢民国家主席も訪問している。
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