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仙台・宮城・陸奥

26とはずがたり:2008/06/23(月) 00:30:33
行方不明者のご家族は無念でしょうけど自衛隊員の疲労も極限でありましょうし。。

岩手・宮城内陸地震:栗原・迫川上流、電柱へし折る巨石 人け絶えた温泉旅館 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080622ddlk04040114000c.html
 ◇番所跡石碑、石垣崩れ−−温湯地区の捜索に同行

 散策中の夫婦や釣り人が行方不明となった栗原市花山の迫川上流域では、同所につながる小川原地区の国道398号の崩落土砂が撤去され、自衛隊と警察は21日、捜索を本格化させた。自衛隊車両に同乗し、地震のつめ跡が深く残る地区を歩いた。【鈴木一也】

 出発地の花山総合支所から約10キロ。小川原地区を越えてたどりついた温湯(ぬるゆ)地区は、緑豊かで、川のせせらぎが心地よい観光地だった。宿泊客のものとみられる車だけが残された、人けのない温泉旅館がわびしさを誘う。

 普段ならば渓流釣り客でにぎわう川は茶色く濁り、上流で土砂にせき止められているため水量もわずか。川にかかる橋の橋脚を支える石の台が20〜30センチずれ、橋が傾いている。国土交通省の工事担当者は「もし、もう一度大きな地震が来たら……」と不安をにじませる。

 国指定史跡の「仙台藩花山村寒湯番所跡」にも、地震の被害は及んでいた。高さ約2メートルの石碑が倒れ、石垣は崩れ落ちていた。

 釣り人らが行方不明になっている「白糸の滝」付近へと続く村道は幅約3メートルと狭く、右手のがけから落ちてきた岩が鉄柵を突き破っている。約10分歩くと、8メートルはあろうかという巨大な岩石が電柱をへし折り、無数の岩と倒木が道を完全にふさいでいた。木くずと土のにおいが鼻を突き、砂ぼこりで目が痛む。

 滝までは約1・5キロだが、同行した阿部隆3等陸佐は「ここからはほとんどがこういう道。自衛隊員の足でも45分はかかる」と話す。自衛隊や警察は道無き道を乗り越え、明日以降も懸命の捜索を続ける。
毎日新聞 2008年6月22日 地方版

岩手・宮城地震:家族ら、感謝と無念交錯 捜索打ち切り
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080622ddlk04040114000c.html

 岩手・宮城内陸地震は22日、10人が行方不明のまま、最も多くの人員を投入した陸上自衛隊の捜索が打ち切られた。道路の寸断で現場に重機が少ないため、泥まみれになりながらバケツなどを使って作業してきた。行方不明者の家族らの胸中には、無念と感謝の思いが交錯した。【山衛守剛、須藤唯哉、鈴木一也】

 5人が遺体で発見された宮城県栗原市の「駒の湯温泉」では、従業員の佐藤幸雄さん(62)と高橋恵子さん(55)が行方不明のまま。佐藤さんの姉、大内正子さん(70)は毎朝、仏壇に手を合わせ、「早く体をきれいに洗ってあげたい」と祈り続けた。撤収の知らせに「あきらめきれない。なぜ撤収するの」と言葉を詰まらせた。

 高橋さんの兄、秋山三千男さん(58)は、「懸命に泥だらけになりながら捜索していただいて感謝している。ただ、引き揚げる前に見つけてほしかった」と肩を落とした。

 白糸の滝付近で不明になった森正弘さん(61)の妹、古谷文子さん(59)は22日午後に栗原市役所で、ほかの行方不明者の家族と一緒に佐藤勇市長から撤収を知らされた。「『99%生存の可能性がないため』と言われた。私たち家族は少しでも望みがあるうちは絶対にあきらめたくない。あと1週間、人数を減らしてもいいから、自衛隊の皆さんには続けてほしい」と願った。

 打ち切りについて、村井嘉浩宮城県知事は県災害対策本部会議後、「ぎりぎりまで捜してもらったが、限界だと思う。苦渋の選択だった」と述べた。

 また、捜索打ち切りを受けて会見した佐藤市長は、行方不明者の家族に伝えた際、「9日目で打ち切るのは早い」との声も出たことを明らかにした。佐藤市長は「捜索を続けてほしいと言い続けてきた。家族のご理解をいただくのは難しいと感じているが、これまでの捜索活動に心から感謝したい」と話した。

 一方、この日の駒の湯温泉の捜索では、柱が折れそうなため、チェーンソーを使って建物を解体した。作業を中断している夜間に雨で建物周辺に泥水がたまり、午前中は排水作業に追われるなど困難な状況が続いている。


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