したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

仙台・宮城・陸奥

2597荷主研究者:2016/07/09(土) 21:38:19

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160619_13020.html
2016年06月19日日曜日 河北新報
<仙台東西線>竜の口橋梁 車道開通宙に浮く

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20160619kahoku01.JPG
開通時期未定の都市計画道路の下を地下鉄東西線の車両が通る竜の口橋梁=仙台市太白区長町越路

://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20160619kahoku02.JPG

 仙台市地下鉄東西線の「竜の口橋梁(きょうりょう)」の上部に整備された車道(全長202メートル)の開通が宙に浮いている。市は橋だけ先に完成させたが、もともと事業化の優先度が高くなかった上に、東西線開業で道路整備を求める地元の熱が冷め、自然保護団体の反対にも直面。開通までに長期間かかるのは確実で東西線の「屋根」の役割がしばらく続きそうだ。

 竜の口橋梁は昨年12月の東西線開業に合わせ、青葉山(青葉区)と八木山(太白区)間にある竜の口渓谷を渡る橋として架けられた。工事費は55億円で内訳は車道32億円、東西線23億円。市は別々に整備するのは非効率と判断し、東西線と都市計画道路「川内旗立線」を一体化して架橋した。

 上下式の併用橋は瀬戸大橋(岡山、香川)や関西国際空港連絡橋(大阪)、レインボーブリッジ(東京)があるが、地下鉄では竜の口橋梁が国内唯一だ。

 川内旗立線は川内亀岡町から東北大工学部の直下や竜の口渓谷を経て、八木山動物公園、ひより台方面へと抜ける。計画では、トンネル三つと竜の口橋梁を含む三つの橋を整備。広瀬通と直結する予定だが「事業着手時期は未定」(市道路計画課)という。

 川内駅から八木山動物公園駅までは地下鉄と道路がほぼ並行するルート。市中心部へのアクセス向上を理由に川内旗立線の整備を市に要望してきた地元住民の熱意は、市中心部につながる東西線の開業後、冷めつつある。

 八木山地区まちづくり協議会の斎藤満男事務局長は「現在はむしろ、青葉山と八木山をつなぐ散策路としての橋梁の利用を市に提案している」と明かす。

 環境への悪影響を懸念し、建設中止を求める声もある。青葉区の自然保護団体「青葉山の緑を守る会」の移川仁副代表は「竜の口渓谷一帯にはオオタカやハヤブサなどが生息する。工事で豊かな生態系の破壊が起こる」と指摘する。

 市が2010年度に公表した「20年以内に着手する優先度の高い都市計画道路」に川内旗立線は含まれていない。市道路計画課も「他の都市計画道路と事業効果を比較し、地域事情も考慮して着手時期を判断する」としている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板