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仙台・宮城・陸奥

2583荷主研究者:2016/06/25(土) 18:47:50

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160605_13005.html
2016年06月05日日曜日 河北新報
<仙台東西線>東部の利用者確保が課題

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東西線六丁の目駅のホームに降りる乗客。東部の駅は利用数が伸び悩んでいる

 仙台市地下鉄東西線は6日、昨年12月の開業から半年を迎える。5月までの利用者は延べ約850万人、1日平均約4万8000人で、開業前の需要予測(1日平均8万人)に対する利用率は6割にとどまる。仙台駅より東側の駅の利用が伸びず、西側の駅を2割以上下回る。市は東部の需要確保が利用拡大の鍵を握るとみるが、その道筋はまだ見えない。

 市交通局が3日公表した5月の利用者数(速報値)は1日平均5万800人で前月(5万2600人)から微減。東側の駅利用者は西側の約75%で、東西格差は依然として大きい。

 西側で利用が好調なのが、会議参加者らが多く利用する国際センター駅と、東北大文系キャンパス最寄りの川内駅。5月までの利用者は開業前需要予測の180〜190%に達する。

 堅調ぶりは公共施設の利用状況にも表れた。西側の終点・八木山動物公園駅隣の八木山市民センター体育館。開業後に利用申し込みが増え、今年3月までの抽選倍率は月平均6.0倍と、昨年(7〜11月)の4.8倍を大きく上回る。

 並河浩一館長は「八木山地区以外からの利用が増え、会議室も埋まるようになった」と話す。

 苦戦する東側では、郊外寄りの卸町、六丁の目、荒井の3駅がいずれも利用者が予測の約45%と特に低迷する。周辺は国道4号や宮城県道仙台塩釜線(産業道路)などの幹線道路が走り、車での移動が定着しているのが背景とみられる。

 地元の七郷地区町内会連合会の菊地栄司会長は「大学や町並みが整った所に地下鉄が通った西側に比べて、東側はこれから。人が集まる施設ができれば変わる」と期待する。

 市は東部対策が需要の伸びを左右すると判断。本年度、広域集客型産業立地促進助成金の重点加算地域に3駅周辺を加えた。1億円以上の新規投資に、固定資産税相当額を5年間補助し施設立地を誘導する狙い。ただ、スーパーやマンションは該当しないなど対象範囲は狭く効果は未知数だ。

 奥山恵美子市長は5月25日の記者会見で「東部沿線で住宅整備が進めば、新しく仙台に来た人が東部に住むケースも増える」と人口増への期待感を語った。

 今のところ住宅整備の動きも鈍い。マンション市場調査を手掛けるDGコミュニケーションズ仙台支社によると、建設費の高止まりもあって東部沿線ではマンション新設が進まない。

 吉野敦支社長は「駅周辺に商業施設が充実しないとマンションはできない。行政がもっと強力な誘導策を打ち出すべきだ」と言う。

 東西線は総事業費2298億円で13駅、13.9キロを整備。1日平均利用者を2003年に11万9000人と予測したが12年に8万人に下方修正。本年度は5万7000人と見積もる。


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