したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

仙台・宮城・陸奥

256荷主研究者:2009/05/04(月) 02:06:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090401t11033.htm
2009年04月01日水曜日 河北新報
滞る発展、かすむ均衡 仙台・政令市きょう20年

政令市として「20歳」を迎えた仙台市。都市基盤整備が進んだ一方、成長には陰りが見え始めている=仙台市青葉区

 東北初の政令市として1日に「20歳」を迎えた仙台市。文化、スポーツ施設などが相次いで整備され、人口も順調に増えた前半の10年に比べ、ここ10年は停滞傾向にある。区間格差は拡大し、税収減による市財政の悪化がまちづくりに影を落としている。

<都市整備> 
 地下鉄南北線の延伸に加え、青年文化センター・科学館(1990年)、仙台国際センター(91年)、仙台スタジアム(97年、現ユアテックスタジアム仙台)、せんだいメディアテーク(2001年)建設など、前半の10年は積極的な公共投資が図られた。

 バブル景気の崩壊、不況の長期化とともに後半の10年は市財政の悪化が顕著となり、地下鉄東西線を除く大規模な公共事業は抑制基調にある。

 普通会計(決算ベース)を見ると、20%を超えると地方債発行が制限される起債制限比率は2000年度に15%を突破し、07年度も17.4%と危険水域にある。

 歳出のうち、義務的経費の割合を示す経常収支比率は99年度が82.5%だったが、05年には95.9%に達し、政令市平均を上回った。07年度は97.4%で、財政の硬直化が進行している。

<区間格差> 
 政令市とともに始まった青葉、宮城野、若林、太白、泉の5区制。区ごとの20年間の人口の推移はグラフの通り。

 泉中央駅周辺の副都心化が進み、住宅団地が拡大した泉区の人口は1.4倍に増加し、目覚ましい成長を遂げた。一方で、田園地帯を抱える若林区は人口が減った。

 旧宮城町と旧秋保町をみると、宮城総合支所管内は約3万2000人から約6万7000人に倍増したのに対し、秋保総合支所管内は約5000人から約4500人に減少。「均衡ある発展」という理想はかすみ、明暗が鮮明になっている。

 市は、15年度の開業を目指して地下鉄東西線の本体工事を進めている。沿線開発による区間格差の是正に加え、農漁村部やニュータウンの少子高齢化対策が大きな課題として浮上している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板