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仙台・宮城・陸奥

2381荷主研究者:2015/12/19(土) 20:04:05

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151126_12002.html
2015年11月26日木曜日 河北新報
<仙台空港民営化>アクセス線の利便性向上

岩井卓也(いわい・たくや)東京都生まれ、筑波大卒。85年東急電鉄入社。賃貸住宅部統括部長などを経て15年4月からPFIプロジェクト推進部統括部長。11月の新会社設立とともに社長を兼任する。53歳。

 2016年6月末の仙台空港完全民営化後、経営に当たる特定目的会社「仙台国際空港」(宮城県名取市)の岩井卓也社長が25日、東京都内で河北新報社の取材に答え、東急電鉄を中核に今月設立した新会社の強みを生かし、仙台空港アクセス線の利便性向上に取り組む姿勢を強調した。「積極的な先行投資で旅客需要拡大を図る」と空港経営への意欲を示した。(聞き手は報道部・片桐大介)

◎仙台国際空港社長 岩井卓也氏に聞く

 -東急グループが仙台空港民営化事業に乗り出した狙いは。
 「仙台空港は東北6県に暮らす900万人の基幹インフラだ。交流人口拡大を図ることが可能な地域で空港事業にチャレンジしたいと考えた。東日本大震災からの復興にも寄与したい」
 「東北には世界に誇れる農産物や海産物があり、トヨタ自動車の関連企業や東北大といった学術機関が集積している。航空需要拡大のベースとなり得る魅力的な地域経済がある。各自治体や経済団体と連携し、観光セールスも進めたい」

 -格安航空会社(LCC)の誘致対策や空港ビルの改修など総額342億円の設備投資を計画している。
 「LCC誘致のため先行投資で空港機能を増強する。LCC専用旅客搭乗施設の新設は、可能な限り速やかに取り掛かりたい。4機程度は駐機できる設備にする。ビル内の商業エリアは拡大する。利用者がわくわくする空間にしたい。搭乗直前まで、すしを食べられる店があってもいい」

 -仙台空港はアクセス向上が課題となっている。
 「(鉄道の)仙台空港アクセス線の利便性向上に手を差し伸べる。飛行機の遅延にも対応できる柔軟な運行やダイヤ改善が必要だ」
 「アクセス線はJR線に乗り入れているため、JR東日本の協力がどうしても欠かせない。既にJR関係者と話し合いを進めている。首都圏で鉄道各社と相互直通運転を実施している経験を生かしたい。空港と東北各地を結ぶバス運行のため、関係企業との協議も始めた」

 -現行で午前7時半〜午後9時半の空港運用時間の延長は。
 「大きなテーマだが、今は判断する段階ではない。周辺地域の方々に迷惑を掛けることでもある。航空会社から具体的な要請があってから検討する」

 -東急は東京・渋谷など都市開発の実績がある。空港運営だけでなく、周辺地域の開発への期待もある。
 「空港運営以外の事業については、グループを構成する東急電鉄、前田建設工業、豊田通商などが直接関わると思う。それぞれ業界の知見を持っている。地域と連携したプロジェクトを進めることができるだろう」


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