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仙台・宮城・陸奥
2372
:
荷主研究者
:2015/12/12(土) 22:49:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151111_12024.html
2015年11月11日水曜日 河北新報
<仙台工業団地>移転先 仙台東IC近く有力
造成から50年以上が経過した仙台工業団地(仙台市若林区)の移転を計画している仙台工業団地協同組合が、移転先の最有力候補地として同区の仙台東部道路仙台東インターチェンジ(IC)付近の農地を検討していることが10日、分かった。現在の団地は、12月6日に開業する市地下鉄東西線の六丁の目駅から至近距離にあり、移転が実現すれば7.6ヘクタールに上る跡地の利用が注目されそうだ。
候補地は若林区六丁目南の約9ヘクタール。団地の立地企業約20社でつくる仙台工業団地協同組合が、土地の取得に向け地権者と協議を進めている。協議が整えば、農地転用や市街化地域への編入手続きを経て移転が可能になる。実際の移転は早くても数年後になる見通しだ。
候補地は移転を計画した当初から挙がっていたが、東日本大震災後に国の大規模圃場整備の対象になり、いったん白紙となった。東西線六丁の目駅周辺の開発需要が高まる一方、周辺に一定規模以上で開発可能な適地がほかにないため、市が圃場整備の対象から外すよう国に求める姿勢を明確にしたことで再び浮上した。
組合は2008年、周囲の宅地化に伴う騒音問題や施設の老朽化を理由に移転の検討を開始。市も現在地を再開発用地として注目し、09年度策定の東西線沿線まちづくりの基本方針では集合住宅や商業施設が立ち並ぶ青写真を描いた。
組合は1962年に設立。高度経済成長を追い風に市内で最初の工業団地として各社が操業を始めた。現在は機械製造や金属加工の約20社が加盟している。
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