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仙台・宮城・陸奥

2263荷主研究者:2015/07/25(土) 22:06:58

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150715_12006.html
2015年07月15日水曜日 河北新報
身近な百貨店アピール 小型店舗出店相次ぐ

地域密着を目指し、藤崎が若林区六丁の目南町に出店した小型店

 仙台市青葉区中心部の百貨店、藤崎と仙台三越が本年度、地域密着型の小型店を相次いで出店し「身近な百貨店」をアピールしている。顧客の新規開拓を狙い、客層が異なるスーパーの隣に出店したケースもある。消費者ニーズの多様化や商圏の変化を踏まえ、本館のブランド力を生かして外に打って出る。(報道部・布施谷吉一)

<スーパーに隣接>
 「本館に月に何回も通ってもらえるような地域ではなかった。『よく出店してくれた』という声が寄せられている」

 若林区六丁の目南町にある藤崎の小型店「ヴィーフジサキ六丁の目店」の日下宏治店長は手応えを語る。5月の開設以降、来店客は想定を上回る平日1日800人、休日はその倍になるという。

 特徴の一つが立地。複合ショッピングタウン内に、スーパーやドラッグストアなどとともに出店する。隣接するヨークベニマルの大高善興会長は「藤崎は非日常、ヨークベニマルは日常の商品を扱う。一緒に出店することで、相乗効果が見込める」と期待する。

 ヴィーフジサキでは衣料、食品、リビング雑貨など約3000種類の商品を扱うほか、中元コーナーの設置など本館の動きに合わせた取り組みも進める。12月開業の市地下鉄東西線沿線にあり、地下鉄駅と直結する本館との連携の幅がさらに広がる可能性もある。

 藤崎の小型店出店は、2009年10月の長町店(太白区)以来。6月には山形県初の小型店「藤崎山形店」(山形市)を複合ビルにオープンし、宮城、岩手、山形、福島4県で計13店となった。店舗計画部の伊藤真弓課長は「本館と一体となって商品を提供し、地域の声を吸い上げ、店づくりに生かしたい」と話す。

<週1回通える店>
 仙台三越は5月、大崎市中心部の複合商業施設に小型店「エムアイプラザ三越古川店」を開設した。6店目で、18年度までにさらに数店を増やす方針。本館には月1回しか来られない客でも、身近な小型店には週1回来てもらえるとの戦略を描く。

 渡辺憲一社長は「お客さまといかにコンタクトを取るかが大事。高品質な商品をそろえ、(地方でも)仙台の本館を感じてもらいたい」と狙いを語る。

 同社は09年に名取店を閉店した過去がある。それでも出店攻勢を強めるのは、少子高齢化や小売店の競争激化で百貨店業界の市場規模が縮小傾向にあり、「大きな百貨店を構えていれば客が来る時代ではない」(渡辺社長)という危機感があるためだ。

 業界関係者の一人は、東北の地域経済の規模と百貨店の需要を考えると、小型店出店の動きは限定的とみる。その上で「消費ニーズやライフスタイルが変化しており、百貨店が積極的に地域へ出て行き、アピールしようと考えても不思議ではない」と解説する。


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