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仙台・宮城・陸奥

225とはずがたり:2009/03/23(月) 12:49:02
くりでん、旧若柳駅に保存 栗原市が鉄道公園想定
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090323t15030.htm

 2年前に廃線となった宮城県栗原市の第三セクター・くりはら田園鉄道(くりでん)の資産保存と活用策を話し合う検討委員会が22日、車両を運転可能な状態で保存する場所として、旧若柳駅構内を候補とする報告書をくりでんの清算法人に提出した。市は鉄道公園への整備を想定している。

 報告書によると、保存する車両は11両。うち3両を運転可能な状態で保存する。旧若柳駅を選んだ理由を「車両基地で、歴史的意義がある場所。設備も備え、敷地の広さも十分」としている。

 駅近くの本社建物についても資料館としての活用を提案。構内の車庫や修繕庫も本社と同様に古く、耐震面が課題だが、「貴重な建物と工作機械。解体や処分は避けたい」とした。

 旧若柳駅構内は、都市計画道路の建設予定ルートになっている。ホームや線路の一部は撤去され、敷地が分断されるが、歴史的価値を重視し、構内の大部分を鉄道公園候補地とした。

 くりでんは栗原市鶯沢地区の細倉鉱山関連施設とともに国の近代化産業遺産となっていることから、委員会は旧細倉マインパーク前駅にも着目。産業遺産エリアの一部として観光に活用できるよう、車両の展示場所とする案を示した。

 委員長の平川新東北大東北アジア研究センター教授は「くりでんには貴重な鉄道資料が大量に残っている。地域おこしに役立つかどうかの視点でも検討した。地元住民に残してよかったと思われる形が理想」と述べた。

 報告書の提出に立ち会った佐藤勇市長は「市民の理解を得ながら、報告の内容を積極的に進め、次世代に残していく」と語り、観光振興にも期待を込めた。具体的な展示方法などは今後、委員会とは別の組織で検討される見込み。

 委員会は2008年2月に発足。残す車両や施設の選定のほか、運転可能な状態での車両の保存場所について、駅など5カ所を候補に検討した。委員だった岸由一郎鉄道博物館学芸員と、麦屋弥生観光アドバイザーが6月の会合翌日に岩手・宮城内陸地震で犠牲となり、報告書には冥福を祈る言葉が盛り込まれた。
2009年03月23日月曜日


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