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仙台・宮城・陸奥

2244荷主研究者:2015/07/04(土) 23:03:44

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150619_12057.html
2015年06月19日金曜日 河北新報
ドラッグストア都心に集中 賃料より囲い込み

ドラッグストアの出店が目立つアーケード街=仙台市青葉区中央2丁目

 仙台市中心部のアーケード街で全国チェーンを中心にドラッグストアと薬局が目立つようになった。総延長約1.5キロに計15店が軒を連ね、100メートル歩けば1店は目に入る計算だ。都心の集中立地には、郊外店への誘客を狙う戦略や激しい販売競争といった背景がうかがえる。「高額な賃料に耐えられるのは資金力のあるドラッグストアくらい」との声もある。

 アーケード街で最多の4店舗を展開するのは「ツルハ」(札幌市)。一番町四丁目商店街では隣り合うビルに1店ずつ構える。市内ではもともと郊外出店が多かった。同社の担当者は「都心で働く顧客を獲得できれば、住まいのある郊外でも利用してもらえる」と囲い込み効果に期待する。

 自社店舗が近接しているが「他社とはエリアの奪い合いだ。空き店舗が出た場合、他社が入居するぐらいなら自社で押さえるケースもある」と激しい競争の舞台裏を明かす。

 別の全国チェーンの担当者は「アーケード街の賃料は地場の商店には割高。採算が取れる業種や会社は多くない」と言う。美容品や市販薬市場は、若年層から高齢層まで客層が幅広い。今後も拡大が見込める成長市場との見方を示し、「まだ過当競争とはいえない」とさらに出店が増える可能性を指摘する。

 全国チェーンのドラッグストアなど5店舗が並ぶクリスロード商店街は、平日でも1日当たり約4万8000人が通行する東北随一の商店街。同商店街振興組合の根元重通事務局長は「今の消費者の需要をつかんでいるのだろう。電器店や眼鏡店が増えた時期もあった」と小売店の盛衰を振り返る。

 ドラッグストアの増加はここ10年ほどの傾向。別の商店街の関係者は「路面で営業していた店が後継者がいないなどの理由でテナント業に転換し、オーナーとして貸し出している」と説明する。「仙台らしさが失われつつある」と懸念の声もあるが、「オーナーが経営上有利な選択をすることを否定できない」と話す。


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