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仙台・宮城・陸奥
2208
:
荷主研究者
:2015/05/16(土) 18:12:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150427_13046.html
2015年04月27日月曜日 河北新報
<仙山線>旅を追体験 駅・踏切・史跡資料集
旅のガイドとしても役立つ「仙山線の魅力再発見」
仙台市青葉区西部の住民らでつくる「関山街道フォーラム協議会」の鉄の道部会が、資料集「仙山線の魅力再発見 この土地と人との息吹(いぶ)き」を発行した。JR仙台駅から仙山線に乗って山形方面に向かう旅を追体験できる構成で、駅や踏切、鉄道遺産の歴史、特色を伝える。編集スタッフは「地域の宝を語り継ぐ一冊になった」と話す。
資料集は仙台-羽前千歳(山形市)間の20駅(2014年廃止の2駅を含む)と踏切47カ所のデータや周辺史跡、住民との関わりを、カラー写真や手書きの地図を交えて紹介。土木学会の14年度選奨土木遺産に認定されたトンネルや長い架台で支えるトレッスル橋、転車台といった仙山線の鉄道施設群の解説も詳しい。
随所に載せたミニコーナー「仙山線ものがたり」には、沿線住民や縁のある人たちが寄稿。仙山線への愛着、沿線の見どころ、通勤や通学、遠足の思い出などを披露している。
資料集作りは鉄の道部会のメンバーらが13年、選奨土木遺産の認定を目指し、仙山線の全踏切を現地調査したのがきっかけ。14年秋の遺産認定を受け、記念誌としてまとめた。仙山線を語る会の開催や山形県側住民との連携、作並駅転車台の掘り出しなど認定までの歩みも収めた。
刊行者代表で鉄の道部会長の加藤栄一さん(79)=青葉区愛子東=は「編集に携わった住民の皆さんの意欲とアイデアに支えられ、身近な仙山線の知られざる多彩な魅力に光を当てることができた」と語っている。
A4判、100ページで1000部発行。1000円。連絡先は仙台市広瀬市民センター022(392)8405。
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