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仙台・宮城・陸奥

2138荷主研究者:2015/03/01(日) 12:04:10

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150223_15010.html
2015年02月23日月曜日 河北新報
<国道48号>横軸結ぶ最短ルート/(中)動脈 「土木の鬼」が往来実現

「48ライナー」に乗り込む通勤通学客。国道48号は山形県と仙台圏を結ぶ動脈だ=18日、東根市のJRさくらんぼ東根駅前

<1日400人を輸送>
 平日の午前7時。東根市のJRさくらんぼ東根駅前のバス停に、仙台市に通う会社員や学生が列をなす。

 山交バス(山形市)が運行する都市間バス「48ライナー」。国道48号経由で新庄市と仙台市を1日9往復し、1日平均約400人を運ぶ。東根からは1時間強の道のりだ。

 同社は、寒河江、天童両市と仙台市を結ぶバスも1日5往復運行。四釜英彦乗合課長は「山形市以北の住民にとって、48号は仙台に最も早く行ける大動脈」と強調する。

 48号は宮城、山形県境越えの関山街道として古くからにぎわった。冬季の往来を可能にした旧関山トンネル(1882年開通)は、当時の山形県令三島通庸が推進した。

 「スケールの大きい“土木の鬼”。関山街道も、太平洋と日本海を結ぶ横軸の一部という構想だったのだろう」。宮城地区郷土史探訪会(仙台市)の本間一夫顧問が三島を評価する。

 旧トンネル工事では開通前年、掘削用火薬の爆破事故で作業員22人が死亡した。本間氏は「全員が山形から来て、従事していた。山形側の熱意がうかがえる」とみる。

<利用客が18%減>
 街道は1953年に国道となる。68年に今の関山トンネルが開通すると交通量はさらに増えた。

 国の2010年道路センサスで、48号の県境付近の通行量は1日9019台と、同じ県境越えの山形自動車道の半分程度にすぎない。ただ山形県北から仙台に向かう場合、山形道を使えば遠回りになる。

 仙台市青葉区作並の区間で1月31日に起きた雪崩で、山交バスは3日間、都市間バスの2路線を山形道ルートで運行させた。到着は「30分前後遅れる」(同社)ため、利用客は不便を強いられる。昨年2月の雪崩で8日間、山形道ルートを使った際は、同月の利用客が前年比18%落ち込んだ。

<住宅開発が進行>
 48号は、仙台の都心部と西部の郊外を結ぶ幹線でもある。青葉山トンネルも含め市内の約13キロが4車線化され、286号沿線に比べ遅れていた住宅開発も近年急速に進む。

 青葉区愛子・錦ケ丘地区は2014年、東日本大震災前の09年比で人口が1.25倍に増えた。震災後、人口増が著しい市内でも伸びが際立つ。

 人口構成を年代別に見ると、0〜14歳が22.3%で全市平均の2倍近いウエートを占める。市は4月、新たに900人規模の錦ケ丘小を開校させ児童急増に対応する。

 住宅販売のセキスイハイム東北(仙台市)は愛子地区で宅地11区画を販売し、既に5区画が売れた。担当者は「自然環境と中心部へのアクセスの良さでファミリー層の関心が高い」と説明する。


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