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仙台・宮城・陸奥

2102荷主研究者:2015/01/17(土) 15:28:39

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150103_13013.html
2015年01月03日土曜日 河北新報
石巻線、仙石線 15年に全線で運転再開

6月までに運転を再開するJR仙石線陸前大塚−陸前小野間。昨年12月、レール締結を祝い、移設される東名駅(東松島市)で作業用車両が走った

 東日本大震災で大きな被害を受けたJR石巻線、仙石線が2015年、全線で運転を再開する。石巻線は休止している浦宿−女川間が3月21日に再開。小牛田−女川間(44.7キロ)がつながり、被災したJR在来線で最初の全線再開となる。仙石線はあおば通−石巻間(49.0キロ)が6月までに再開する予定で、東北線への乗り入れも始まる。震災から5年目に入ることし、沿岸部の鉄路再生が目に見える形になり、少しずつ前進する。

 石巻線の全線再開は、女川駅周辺の復興を宣言する「まちびらき」の3月21日に合わせた。同駅は震災前より内陸へ、約200メートル移される。

 石巻−女川間は、震災前と同じ上下計22本を運行する。最短で28分の所要時間となる見通しだ。

 JR東日本仙台支社は「被災路線の最初の全線再開で、復興を後押ししたい。再開後は利用状況の推移を見守り、今後のダイヤなどを考えたい」と説明する。

 仙石線は松木茂仙台支社長が14年7月、全線再開時期を「15年6月まで」と明言。被災した陸前大塚−陸前小野間(6.4キロ)は約500メートル内陸の高台に移設する。14年12月にレール締結式があり、再開までは試運転を行い安全装置の確認などを実施する。

 東北線に乗り入れ、仙台−石巻間を約1時間で結ぶ「仙石東北ライン」の運行も始める。仙石線松島海岸−高城町間と東北線塩釜−松島間で、両線が近接する区間に敷設された接続線約300メートルを利用し、2両編成で運転。震災前より約10分短縮される。仙台−石巻間は1時間に上下各2本程度と、震災前と同じ本数が確保される見通し。

 他の在来線では、路線を内陸に移す常磐線駒ケ嶺−浜吉田間で14年5月、移設復旧工事が本格的に始まった。地権者と話し合いがまとまり、基礎工事は9割完了した。

 同区間を含む運休中の相馬−浜吉田間は「着工から3年」の17年春の再開を見込む。仙台支社の担当者は「計画通りに進んでいる」と説明する。

 山田線で運休中の宮古−釜石間は14年12月、第三セクター三陸鉄道(宮古市)への移管に道筋が付いた。気仙沼線柳津−気仙沼間と、大船渡線気仙沼−盛間は、バス高速輸送システム(BRT)の代替運行が続く。

 震災と福島第1原発事故の影響で運休していた常磐線広野−竜田間が14年6月、運転を再開した。竜田−原ノ町間は15年2月をめどに代行バスの運行が始まるが、鉄路復旧の見通しは立っていない。


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