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仙台・宮城・陸奥

2101荷主研究者:2015/01/17(土) 15:18:33

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150101_12016.html
2015年01月01日木曜日 河北新報
<東西線12月開業>伊達な街、新局面へ

性能試験を重ねる東西線車両=昨年11月、仙台市若林区の荒井車両基地

東西線の車内を見学する「WE SCHOOL」の受講生=昨年11月

東西線車両が通る「広瀬川橋りょう」。国際センター−大町西公園間の地上に建設され、土木学会賞の一つ「田中賞」も受賞した=仙台市青葉区

 仙台市が目指す地下鉄東西線の12月6日開業まで、残り1年を切った。新路線は100万都市の中心市街地を挟んで、東の田園地帯と西の学術・観光エリアを結ぶほか、南北線と交差して軌道系交通ネットワークが十字を描く。沿線開発や地域間交流の進展、道路の渋滞緩和といった波及効果に期待が高まる。

 東西線は、1987年開業の南北線に続く2本目の市営地下鉄。八木山動物公園(太白区)−荒井(若林区)間の13駅、13.9キロを26分で結び、1日8万人の利用を見込む。

 2007年2月に着工し、東日本大震災で工事を一時中断したものの、7年半余りを経て完成が近づいてきた。総事業費は2298億円。

 事業進行率は昨年9月末現在で78%。ことし1〜2月にレール敷設などの軌道工事が終了し、春には本線での試運転が始まる見込みだ。夏ごろに全ての工事が完了し、本番を想定した運転訓練が本格化する。

 東西線計画は1979年に初めて公式に提案された。36年の時を超えて迎えた「開業元年」。駅舎や出入り口が風景に加わるなど、沿線の街並みは刻一刻と変わり、盛り上げを図る市民の活動も勢いづいてきた。

◎変わる沿線/「副都心」急速に発展

 東西線開業を見据え、各新駅周辺で宅地や商業開発が進んでいる。急速に発展しそうなのが、東の発着点となる荒井駅(若林区)エリアだ。市内有数の水田地帯から、市東部の「副都心」に、生まれ変わろうとしている。

 2010年の荒井東土地区画整理事業に続き、12年に「荒井西」「荒井南」の各区画整理が始まった。3地区の総面積は約100ヘクタール。東日本大震災で津波被害があった被災者の集団移転先にもなり、新住民の人口は計約7420に上る。

 荒井駅は仙台駅から14分。仙台東部道路仙台東インターチェンジとも隣接する。駅南側の荒井東地区には今後、警察署や病院、商業施設が開設される予定。駅から北東約6キロの仙台港背後地には大型の商業施設や展示施設があるほか、7月には「仙台うみの杜水族館」が開館するため、買い物客や観光客の起点にもなりそうだ。

◎活気づく市民/沿線魅力発掘に奮闘

 東西線開業を機に「新しい仙台」をつくろう。そんな情熱を抱いて始動したのが、市民有志が運営するPR活動「WEプロジェクト」だ。

 名称には、西(West)と東(East)の頭文字に「私たち」(We)を重ね、市民主導で街を活気づけようという思いが込められている。

 活動の一環として昨年10月、「WE SCHOOL」と題した講座が始まった。沿線まちづくりや情報発信に関わる人材を育てるのが目的。20〜30代を中心に約80人が、月1、2回開催する講座に出席し、最終回の3月に成果を発表する。

 昨年11月の講座では、東西線車両が入る荒井車両基地(若林区)や、薬師堂駅周辺(同)などを見学。現場取材を踏まえ、まちづくりのアイデアを班ごとに練っている。

 受講生の会社員巻島隆雄さん(25)=仙台市泉区=は、「東西線が開業すれば、今まで足を運ばなかった所にも行きやすくなる。積極的に訪ねたくなるよう沿線各地の魅力を引きだし、仙台全体の魅力アップにつなげたい」と意欲を語る。


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