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仙台・宮城・陸奥

2065荷主研究者:2014/11/29(土) 15:38:47

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141023_13019.html
2014年10月23日木曜日 河北新報
国道398号冠水対策に四苦八苦 石巻、女川

台風19号で冠水し、通行止めとなった石巻市沢田の国道398号。女川町は一時孤立状態になった

 石巻市から女川町にかけた国道398号の冠水対策に、管理する県と市町が頭を悩ませている。東日本大震災による地盤沈下の影響で、大雨のたびに通行不能の状況に陥る。迂回(うかい)路や排水設備の整備などを計画しているが、解消には時間がかかりそうだ。

 14日未明から県内を直撃した台風19号では大雨に満潮が重なり、国道は石巻市沢田地区や女川町中心部の鷲神浜地区などで冠水。女川町は石巻市鮎川地区につながる県道牡鹿半島公園線(通称コバルトライン)なども通行止めとなり、6時間近く孤立状態になった。

 県や市によると、万石浦に面した沢田地区は震災で60センチほど地盤沈下した上、地形的に雨が降ると沢水が集まってくる。満潮時は海水が排水溝を逆流し、応急措置の工事用ポンプによる排水が追い付かなくなるという。

 県東部土木事務所は国道を震災前の高さまでかさ上げしたが、周辺の民家と段差が生じた。本格的な排水ポンプ設備の設置を計画する市道路課は「海水が逆流する恐れもあり、抜本的な解消策を県などと模索している」と説明する。

 女川町内でも冠水が目立つ浦宿浜地区では国道の迂回ルートとして、土木事務所が万石浦の海上を通る延長420メートルのバイパス道路の建設を計画している。

 近くの針浜地区には町が最大1万1200立方メートルの雨水をためられる巨大地下貯留槽を整備し、周辺の冠水を防ぐ方針。国道を含む鷲神浜地区一帯は復興工事でかさ上げされる予定だが、いずれの事業も完成まで3〜4年はかかる見通し。

 土木事務所の砂川知哉副所長は「冠水は広範囲な地盤沈下が原因で、すぐには解消できない。かさ上げだけでなく、下水道事業と位置付けた排水対策を進めなくてはならない」と説明する。


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