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仙台・宮城・陸奥

2019荷主研究者:2014/09/06(土) 22:14:54

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140706_15014.html
2014年07月06日日曜日 河北新報
「X橋」見納め 9日深夜、クレーンで撤去

架け替えられてまだ間もないころの「X橋」。まだ橋の上を東北新幹線は通っていなかった=1965年8月 撤去を前にX橋に別れを告げるクロップス親和会のメンバー=4日

 「X(エックス)橋」の愛称で知られるJR仙台駅北側の宮城野橋が近く、架け替え工事のため見納めとなる。重さ約130トンの鉄橋は、特殊クレーンで9日深夜に撤去され、隣接するれんが張りの高架橋は秋にも解体される。仙台の昭和の名残がまた一つ消える。

 橋は1921年、JR東北線をまたぐ渡線橋として誕生し、61年に架け替えられた。長さ29メートル、幅9.7メートルで、耐久性の高い鋼箱桁構造が採用された。たもとの両端が二股に分かれていたため、X橋の呼び名が付いた。

 半世紀近くたった2007年、仙台市は交通量の増加や橋の老朽化に対応するため、長さ193メートル、片側3車線の新しい橋の整備に着手。下り線部分が13年10月に完成し、先行して利用が始まった。

 橋は16年度に開通する上り線の工事のため撤去される。国内でも数少ない1250トンづりクレーンで、約100メートル離れたアエル北側の市有地に移してから解体される。

 橋の西たもとにあり、レトロな風情が漂うアーチ状トンネルの外観を持つ高架橋(長さ8.6メートル)も、9月ごろまでに現在地で解体される予定だ。

 橋の架かる名掛丁エリアで育った元住民らは6月下旬、感謝の気持ちを込めて作った記念絵はがきを関係者に配布。神事も行い、仙台駅の東西を結ぶ大動脈として役割を果たし終えた老橋に別れを告げた。

 元住民の親睦団体「クロップス親和会」会長で、絵はがきを手掛けた画家小野公延さん(70)は「アエルが着工して土地を離れるまでの毎日、X橋を見て育った。撤去されることがまだピンとこない」と惜しむ。

 一帯は近年まで戦後のわい雑な雰囲気を残していた。30代で橋近くの会社に勤め始めた会社経営須山悦郎さん(68)は「X橋は善かれあしかれ、仙台のランドマークだった。れんが張りのトンネルも古里を感じさせる場所だった」と振り返る。

 宮城野橋の撤去工事のため市建設局は9、10の両日、午後11時から翌日午前4時まで新宮城野橋を通行止めにする。


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