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仙台・宮城・陸奥

1772荷主研究者:2013/05/19(日) 15:01:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/05/20130504t11028.htm
2013年05月04日土曜日 河北新報
駅舎落札率100%相次ぐ 仙台市地下鉄東西線工事

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20130504_m1-001.jpg

 2015年度開業に向け仙台市が進める地下鉄東西線の駅舎建築工事で、予定価格と同額やほぼ同額の落札が相次いだ。復興事業の本格化に伴う資材費の高騰や技術者不足に加え、地下鉄工事特有の業界事情などが背景にあるようだ。低価格入札が相次いだトンネルなどの本体工事とは状況が一変した。

 全13駅の本体工事と駅舎建築工事の入札結果は表の通り。

 駅舎建築工事の入札は2012年7月〜13年2月に行われた。2〜3JVが応札した卸町、荒井の両駅のほかは、1JVしか参加しない単独入札だった。予定価格と同額の落札が4件あり、ほぼ同額の99.8%以上も7件に上った。

 最も落札率が低かったのは荒井駅の85.6%で、13件の平均落札率は98.5%。トンネル掘削などの本体工事と工期が重なっている事情もあり、いずれも本体を受注したJV筆頭企業が組んだJVが落札した。

 落札率の上昇は、仙台市以外の入札でも起きている。生コンクリートなど資材費や人件費が急騰し、予定価格が実勢価格を正確に反映していないのが理由とされる。

 ただ、東西線の場合、応札がなかったり予定価格を上回ったりする入札不調は起きていない。業界関係者は「地下鉄工事をやれるゼネコンは全国で30社ほど。技術者確保が大変で採算も厳しいが、不調となればゼネコンの社会的な責任にも傷が付く」と特有の業界事情を解説する。

 06年9月〜10年7月に行われた本体工事の入札は、公共事業の削減や談合事件の摘発が相次いだ影響で、落札率50〜60%の「たたき合い」が続発。平均落札率は76.1%に下がった。

 不良工事や下請けへのしわ寄せが懸念されたが、契約時点で約190億円の経費が縮減された。市内部からは「震災前に駅舎も一括発注していれば安上がりにすんだ可能性もあった」との嘆きも漏れる。

 市交通局東西線建設本部は「15年開業に間に合わせるのが至上命令だ。開業後の経営健全化に向け、経費削減や利用者を増やす取り組みに力を入れる」と話している。


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