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仙台・宮城・陸奥

1747荷主研究者:2013/04/10(水) 23:50:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130315t13019.htm
2013年03月15日金曜日 河北新報
「BRTは仮復旧」明言 里見雅行JR仙台支社長に聞く

被災路線の早期復旧に「精力的に取り組む」と決意を語る里見支社長

 JR東日本の里見雅行仙台支社長は、仙台市内で河北新報社のインタビューに応じた。東日本大震災で被災した気仙沼線柳津−気仙沼間(55.3キロ)の復旧に関し、昨年8月に導入したバス高速輸送システム(BRT)をあくまで「仮復旧」と明言。鉄路復活に向けては「復旧費の負担を含めた課題の解決が道筋になる」と強調した。(聞き手は報道部・長谷美龍蔵)

 −常磐線、石巻線の一部区間が16日に運転再開する。それでも東北のJR在来線は計245.7キロで不通が続く。
 「全国からの支援を受け懸命に復旧作業を続けているが、道半ばという状況。地域の足をしっかり確保するため、今後も精力的に取り組む」

 −気仙沼線のBRTの位置付けは。
 「BRTは仮復旧だ。しかし、安全を確保して鉄道を復旧させるにはいくつかの課題がある」
 「かさ上げされる防潮堤や川の堤防と、鉄道をどう交差させるか決めなくてはならない。避難路の確保も必要。トンネルの両側を津波に流された場所も多く、津波が来たときに乗客がどこへ逃げればいいか考えなくてはいけない。まちづくりとの整合性も重要。(今後の津波に備えるため)ルート移設を検討しなければいけない地域もある」
 「こうした課題が解決できたら、残るのは費用の問題。負担の在り方を議論しなければならない。復旧費は当初、大ざっぱに100億円と言ったが、根拠はない。かなり多額としか言えない」

 −JRによる全額負担は困難か。
 「1事業者が負うべき範囲を超えている。民間企業として過大な負担は避けなければならない。地域の足を守る責任は確かにあるが、国にも負担をお願いしたい」

 −課題が解決されれば鉄道は復旧できるか。
 「復旧か否かでなく、課題をどう解決するかの議論が先。(東北運輸局や沿線自治体などとつくる)復興調整会議で議論を積み重ね、費用問題もその中で解決することが、復旧への道筋になることは間違いない」

 −BRTの利便性向上に力を入れている。
 「鉄道の復旧までには相当の時間を要する。最初から鉄道を目指すより、まずBRTで地域の足を確保する方がはるかにいい。今年夏ごろまでに、BRT専用道区間の多くが完成し、速達性や定時制はさらに良くなる」

 −鉄路以外の選択肢があると暗に示しているようにも見えてしまう。
 「利便性の追求は事業者の義務。他意はない」

 −常磐線相馬−浜吉田間の復旧見通しは。
 「近くルート移設先の用地買収交渉に入れる。来春までの約1年間で交渉を終え、工事に着手したい。再開は2017年春だが、一日も早い復旧に向け努力する」

 −仙石線と東北線の乗り入れ時期は。
 「15年中に仙石線が全線復旧するのに合わせて実現したい。ダイヤ編成は今後だが、朝夕だけでなく昼間も乗り入れるイメージだ。乗り入れ後も多賀城や本塩釜を通り、あおば通−石巻間を結ぶ快速は無くせない」


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