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仙台・宮城・陸奥

1737荷主研究者:2013/03/17(日) 13:28:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130219t12013.htm
2013年02月19日火曜日 河北新報
路線拡大、仙台線が試金石 ピーチ・井上慎一社長に聞く

 格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪府)の井上慎一社長は18日、仙台市内で河北新報社のインタビューに応じた。東北初のLCC路線として、4月12日に就航する仙台空港と関西空港を結ぶ定期便について「予約状況は順調。期待の大きさを感じる」と強調した。「東北に潜在需要がどれほどあるか見極める」とも語り、仙台線が東北の路線拡大の試金石との考えを示した。(聞き手は報道部・長谷美龍蔵)

 −仙台線就航を決めた理由は。
 「当初から路線開設の候補地だった。東日本大震災の影響で、復興事業に携わる関西の方々の需要ができ、気軽に往復できるサービスを提供すれば、多少なりとも復興に貢献できると考えた」

 −1日2往復で始まり、9月1日から3往復に増える。利用見込みは。
 「東北の潜在需要を掘り起こしたい。飛行機で関西に行きたくても、運賃が高く我慢している人たちが大勢いる。せきを切ったようにLCC路線を利用してもらえればいい。関西に親類がいるとか、東北が故郷だとかいう人たちが法事や墓参り、同窓会などに使ってほしい。ちょっとした旅行にも最適だ」

 −搭乗率の目標は。
 「手堅く計算し、70〜75%に設定する。通常運賃は片道4390〜1万8890円。高い方でも既存の航空会社の半額に近い。需要は仙台、関西の往復だけではない。台湾や香港、韓国などアジアから来日する外国人観光客は間違いなく関空経由で仙台に向かう」
 「LCCのコンセプトは『空飛ぶ電車』。電車に乗るように気軽に利用してほしい。ただ、サービスモデルとして了解願いたいこともある。電車と同じように切符購入や改札は無人の自動システム。出発時刻になれば飛び立ってしまう。乗客を待つことはしない」

 −東北で仙台空港以外にも路線開設はあるか。
 「今のところ計画はない。東北の潜在需要は飛ばしてみないと分からない面がある。仙台線の就航でどんな動きになるか、ポジティブに見極めながら前に進みたい」

 −仙台を拠点空港とする可能性は。
 「空港の運営会社とLCCの関係が大きく影響する。例えば関空はピーチの施設使用料を他社よりも引き下げた。LCCはラウンジも何も一切不要なので当然だが、ピーチはその分、運賃を安くできた。その結果、空港利用客が増え、運営会社の収入増となった」
 「収入源を使用料からLCCが連れて来る客に切り替える。仙台空港もそういう切り口で取り組んでもらえるといい」

 −東北での今後のLCC競争をどうみる。
 「過熱すると思う。それは決して悪いことではない。LCCは潜在需要を掘り起こせる。航空の総需要を増やすことにつながれば、東北の復興にも貢献できる」

 <いのうえ・しんいち> 早大卒。90年全日本空輸入社。北京支店総務ディレクター、アジア戦略室長、LCC共同事業準備室長を経て、全日空などの出資による新会社設立に伴い11年から現職。54歳。神奈川県出身。


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