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仙台・宮城・陸奥

1651荷主研究者:2012/11/18(日) 13:41:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121017t12030.htm
2012年10月17日水曜日 河北新報
仙台三越 売上高17ヵ月連続前年超 独立経営売り場刺激

業績やサービスが優秀な従業員を表彰した仙台三越の朝礼。商品の販売方法や従業員の士気が好調維持の鍵を握る=15日、仙台市青葉区一番町4丁目

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仙台三越の売上高前年比の推移

 仙台三越が堅調な売り上げを維持している。売上高は直近の9月まで17カ月(1年5カ月)連続で前年を上回る。東日本大震災からの復興需要が一服した今夏以降も前年超えを続けるのは、東北の百貨店ではただ1社。2010年4月に三越から分社化し、独立経営になった仙台三越の売り場の内側を探った。(報道部・藤本貴裕)

 15日午前10時前の仙台三越本店1階。開店前の朝礼には従業員約300人が集まった。

 当日は追い上げを図る10月後半の始まり。村上英之社長は「(前年比プラスの)18連勝達成に向け、今週は大変なウエートを占める」と強調した。

<東北唯一の伸び>
 仙台三越の売上高の前年同月比推移はグラフの通り。11年は復興需要で、ほぼ2けたの伸びを記録した。

 中でも今年5月以降が目を引く。東北百貨店協会によると、東北の19店の売上総額は5月に13カ月ぶりに前年を下回り、7、8月もマイナス。わずかでもプラスを続ける百貨店は東北でほかにない。入店客も10%前後の伸びを保つ。

 分岐点となった5月、仙台三越は集客の要の一つとなるテナントを誘致した。定禅寺通り館地下2階に入ったヤマト屋書店(石巻市)だ。

 同書店は石巻市の店舗が津波被害に遭った。誘致は支援の意味合いもあったが、ニーズ調査で「本や文具が欲しい」との声が寄せられていた。

 戦略は成功し、全体の35%だった定禅寺通り館の入店客は45%に上昇。村上社長は「定禅寺通り館そのもののプラス効果になった」と説明する。

 震災を境にした東北の百貨店に対する信頼の高まり、2008年の三越と伊勢丹の経営統合効果による品ぞろえ強化なども背景にある。

<毎朝メール送信>
 もう一つ見逃せないのは、分社化で誕生した社長のリーダーシップだ。昨年5月に就任した村上社長は毎朝、販売ポイントを電子メールで課長級以上に一斉送信する。店内巡回も欠かさない。

 「売り場を最重要視している。『管理部門も1日5時間売り場に出ろ』と言っている」と村上社長。指示は具体的で、15日の朝礼でも「気候が秋らしくなってきた。扱う秋物の基幹商品の数や種類を最大化してほしい」と矢継ぎ早に伝えた。

 分社化に伴い給与体系も三越本体と切り離され、独自の業績に連動する形に。その結果、6月の賞与はここ20年で最高レベルになった。

<緊張とやりがい>
 トップの行動力に、従業員は「気を抜けない。緊張感がある」と言うが、「頑張れば賞与に反映される。自分の働きが会社を支える」との感覚も生まれたという。

 ライバルの藤崎は「売り上げを伸ばすのに奇策はない。震災で強まったお客さまとのつながりを強化していくだけだ」と冷静に受け止める。

 上昇基調は続くのか。仙台三越は80周年を迎える13年度以降、石巻市と宮城県大河原町に展開している小型店を、新たに4〜5店設ける方向だ。


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