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仙台・宮城・陸奥

1403荷主研究者:2012/01/15(日) 11:52:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111219t12001.htm
2011年12月19日月曜日 河北新報
仙台港流通ターミナル、11月解散 震災影響で損害14億円

 宮城県の外郭団体「仙台港流通ターミナル」(仙台市)が、東日本大震災の津波で倉庫施設が全壊し、事業継続が困難になったとして、11月いっぱいで会社を解散したことが18日、分かった。震災の影響で外郭団体が解散するのは初めて。

 県によると、仙台港の雷神埠頭(ふとう)北側にあった同社の倉庫や事務所が津波で被災し、14億円の損害を背負った。2億円の建設費をかけ、完成間近だった低温倉庫も流された。

 復旧には増資や借金が必要だったが、県や仙台市、運送会社などの主要株主に増資する余力はなく、新たな借金を返済できる見通しも立たなかった。同社は11月30日に臨時株主総会を開き、同日付の解散を決議した。

 現在は清算手続きが行われている。解散時点で現金資産が1億円、借入金などの負債が4億円。今後、土地の売却で差額の3億円を返済する予定だが、売却金額で足りなければ、県など株主は新たな支出を求められる。

 仙台港流通ターミナルは1978年、自前の荷さばき場を持てない中小企業向けにターミナル施設を運営する第三セクターとして、県などの出資で発足した。

 経営は一貫して順調で、89年度に初めて収支が黒字に転じると、95年度以降は剰余金を計上。2006年度からは株主配当もあり、財務状態は「優良企業」だった。

 近年は荷さばき場としての利用は減り、貸倉庫の需要が高まっていた。施設復旧の資金さえ調達できれば、収益は確保できるとみられたが、貸倉庫業の民間事業者は多数あり、第三セクターの必要性も問われたという。

 同社を所管した県商工経営支援課は「震災がなければ問題なく存続していた外郭団体だが、被害規模があまりに甚大だった。仙台港の物流拠点として果たした役割は大きかった」と話した。


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