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仙台・宮城・陸奥

1397荷主研究者:2012/01/08(日) 00:14:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111215t12009.htm
2011年12月15日木曜日 河北新報
トヨタ東日本社長就任予定の白根氏 地元企業発掘に努力

東北の地元企業との取引拡大に意欲を示す白根氏

 トヨタ自動車の白根武史専務役員は14日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で記者会見し、東北に生産拠点を持つグループ3社を統合して来年7月に発足予定のトヨタ東日本について抱負などを語った。

 ―初代社長就任に向けた意気込みは。

<責任全うしたい>

 「震災発生時は、トヨタ本社で対策本部長をやっていた。本格的に始まる東北の復興の一翼を担うことを考えると、責任の重さと同時にやりがいを感じる」
 「(東北には)関東自動車工業(神奈川県横須賀市)やトヨタ自動車東北(宮城県大和町)の長い歴史がある。地元企業などと築いてきた関係を太く強くしながら、小型車を造り込む責任を全うしたい」

 ―新会社の規模、今後の生産体制は。
 「3社が一つになって世界との競争に勝つという高いハードルがある。(コストがかかる)人員の大規模な異動や本社ビルの建設は考えられない。関自工の東富士工場(静岡県裾野市)はトヨタ本社の開発拠点に隣接しており、連携という意味で大切な存在。吸収合併は一番効率的な形だ」

 ―東北現調化センター、技術センター東北の機能、役割分担は。
 「現調化センターではトヨタ本社の調達部門と深く連携し、東北のメーカーとして地元企業の発掘に努力したい。既に東北に進出している1次、2次の部品メーカーなどとも協力していく」

<いち早く成功を>

 「技術センターでは東北の技術者が、東北の部品や生産技術をトヨタの車造りにどう生かしていくかを中心に考えていく。一つでも二つでも早く着実に成功に結び付けたい。現地調達率の数字は後から付いてくる」

 ―震災復興に対する貢献をどう考えるか。
 「長い目で見ると、絶対に途中でやめないことが重要だ。仕事をつくり働いてもらうことで、東北の復興に寄与することが一番大事だ」

 ―関自工の岩手工場(岩手県金ケ崎町)で最新の小型ハイブリッド車(HV)生産が始まる。
 「トヨタで初のコンパクトHVを岩手で造る意義は大きい。今後出てくるであろう派生車も含め、『小型車は全て新会社で造る』という意気込みで進めていきたい」

◎地元首長/雇用確保に期待の声

 東北に生産拠点があるトヨタ自動車グループ3社の統合会社「トヨタ自動車東日本」の本社所在地などが14日発表されたことについて、地元自治体のトップらは「雇用確保につながり、東日本大震災からの復興への後押しになる」と期待した。

 村井嘉浩宮城県知事は同日、トヨタ東日本の初代社長に内定している白根武史トヨタ専務役員と県庁で会い、本社を同県大衡村に置く理由などの説明を受けた。

 村井知事は「1人でも多くの雇用を創出できるよう(県としても)努力する。東北の地元企業を鍛えてほしい」と要望した。会談後、「社員数9000人を超える大企業の本社が宮城に決まり大変喜ばしい。部品の現地調達率が上がるように東北全体で手伝いたい」と述べた。

 跡部昌洋大衡村長は「感謝したい。地域が震災から復興する大きな力になる」と強調。トヨタ自動車東北が立地する大和町の浅野元町長は「(本社設置で)自動車の生産拠点のイメージがこの地域に根付く」と歓迎した。

 関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)を抱える岩手県の佐々木淳科学・ものづくり振興課総括課長は「東北に本社を置く意義は大きい。岩手に本社が置かれないのは残念だが、岩手工場は統合会社の中核になるだろう。強力にサポートしていきたい」と語った。


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