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仙台・宮城・陸奥

1395荷主研究者:2012/01/08(日) 00:12:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111215t13001.htm
2011年12月15日木曜日 河北新報
気仙沼線代替議論 JR東・仙台支社長「廃線前提にせず」

在来線の復旧に向けた方向などについて語る里見支社長

 JR東日本の里見雅行取締役仙台支社長は14日、仙台市青葉区の同支社で河北新報社の取材に応じた。東日本大震災で被災し一部運休が続く気仙沼線の復旧策として、代替輸送手段の導入案が浮上していることについて「(JRとしても)情報を提示し、地元自治体と議論したい」と述べ、積極的に関わっていく姿勢を示した。

 代替輸送手段には軌道を舗装してバスを走らせるバス高速輸送システムや次世代型路面電車などがあり、国土交通省が気仙沼市など自治体に提示する方針を固めている。

 里見支社長は気仙沼線に関し「沿線の被害が大きいのに加え、他の被災路線に比べ鉄道設備のダメージが大きい」と指摘。「鉄道ありきではなく、(路線復旧には)地域特性を考慮した議論が重要になる」と強調した。

 ただ「廃線が前提ではない」と鉄路復旧の可能性にも言及した。仮に代替輸送手段を導入する場合の対応は「JRが責任を持って路線整備に努める」と語った。

 同様に津波被害で一部区間が運休中の常磐線と仙石線の内陸側へのルート移設については「地域の足を確保する責務を果たしたいが、事業費は膨大。経営的な責任も考慮しなければならない」として、国などによる公的支援が必要との認識を示した。

◎内陸移設検討 常磐・仙石線/現ルート仮復旧否定

 JR東日本の里見雅行取締役仙台支社長は14日、河北新報社の取材に対し、震災による被災で一部区間の内陸側への移設を検討している常磐線と仙石線を、移設完了まで現行ルートで仮復旧させる可能性について「二重投資になり、考えていない」と否定した。

 ―東北のJR在来線は震災で計7路線が一部不通となっている。
 「全線の復旧を基本方針に、工事可能な区間は順次開通させてきた。仙石線、常磐線の一部区間については内陸移設の方向で検討を進めているが、正式なルートが決まったわけではない」
 「内陸移設には土地買収などで膨大な事業費が必要になる。地域の足を守る責任は大きいが、巨額投資には経営的な責任も伴う。国などの公的支援が必要だ」

 ―現行ルートを生かす復旧の可能性は。
 「乗客の安全を確保するため、津波被害が大きかった地域での再建は避けたい。現行ルートでの仮復旧も考えていない。最終的に移設することになれば二重投資にもなってしまう」

 ―移設時期は。
 「線路敷設に当たっては沿線のまちづくりと歩調を合わせることが必要。実際の工事着手は、沿線自治体の都市計画が決まってからになる。土地買収交渉などでは自治体側の協力を期待している。新ルートの敷設工事の進展に合わせて、徐々に運行区間を伸ばすことも検討する」

 ―気仙沼線では国が地元に代替輸送手段を提案する方針を示している。
 「JRとして複数の代替手段案について資料提供していく。ただわれわれが個々の案の優劣をつけるつもりはない。何が地域にとって最良なのか。国、沿線自治体と一緒に議論していきたい」


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