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仙台・宮城・陸奥

1330荷主研究者:2011/10/23(日) 02:18:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111003t11022.htm
2011年10月03日月曜日 河北新報
仙台市6公営事業10年度決算 ガス3年ぶり赤字

 仙台市は6公営事業の2010年度決算と実績をまとめた。水道と下水道、病院は7年連続の黒字だったが、バスは4年連続の赤字、ガスは3年ぶりに赤字転落した。事実上、一般会計からの繰り入れに依存する中、東日本大震災で被害を受けた設備の復旧に費用がかさむ上、当面の需要低下も見込まれ、経営環境は厳しさを増している。

      ■地下鉄
 乗客数は前年度比1.2%減の約5445万人で5年連続の減少。乗車料収入も2.5%減の約99億9800万円で、震災が発生した3月分は前年度同期より約2億3000万円目減りした。

 一方、企業債支払利息や退職金が前年度を下回り、3年連続の黒字を確保した。総収益のうち一般会計からの補助金は約33億円。累積赤字は3年連続で減少したが、約1042億円に達する。

 15年度開業予定の東西線建設費は資本的支出から約121億円を充て、約499億円を翌年度に繰り越した。

      ■バ ス
 乗客数は約4068万人。「学都仙台フリーパス」の発売効果で前年度を4.4%上回ったが、乗車料収入は震災で通常ダイヤを運行できず、2.7%減の約70億円にとどまった。総収益のうち一般会計補助金は約30億円。20%超で経営健全化計画の策定を求められる資金不足比率は7.5%で、0.1ポイント悪化した。

      ■水 道
 総配水量は約1億2262万立方メートル。猛暑による夏場の使用増で前年度を0.3%上回った。仙南・仙塩広域水道の受水費が引き下げられたほか、被災した水道管修繕工事約2億1000万円を翌年度に繰り越したため、総費用は減少した。

      ■下水道
 支払利息の減少、震災で工事の未完成や遅れが出て翌年度に繰り越した支出があり、総費用は前年度を下回り、黒字を維持した。総収益のうち一般会計の負担金と補助金は約85億円。累積赤字はないが、企業債残高は約2461億円に上る。

      ■ガ ス
 都市、プロパンを合わせた契約戸数は前年比0.6%減の35万9898戸で3年連続の減少。大口需要家の増加で販売量は6.0%増えたが、料金の引き下げや震災の影響でガス売り上げが前年度割れし、総収益は減った。原料価格の上昇で原料費が9.0%上昇し、収支を圧迫した。

      ■病 院
 市立病院(525床)の延べ患者数は前年度比4.4%減の39万1871人で、約5000人が震災の影響で減少したとみられる。病床利用率は2.3ポイント減の77.0%。診療報酬の改定で医業収益が3.1%増となり、黒字に寄与した。総収益のうち一般会計の補助金と負担金は約20億円。

 14年度に太白区あすと長町に移転する新病院の建設事業には、実施設計などに約3億2900万円を投じた。


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