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仙台・宮城・陸奥
1325
:
荷主研究者
:2011/10/18(火) 00:26:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111001t15008.htm
2011年10月01日土曜日 河北新報
国際定期貨物が復活 仙台港に韓国から第1便
入港した国際定期船から次々と降ろされるコンテナ=30日午前10時30分ごろ、仙台港
韓国の南星海運が運航する国際定期コンテナ船が30日、仙台市宮城野区の仙台港に入港した。同港の国際定期航路は東日本大震災の発生後、途絶えており、再開第1便。仙台空港は9月25日に一部の国際定期便が再開しており、東北の国際ネットワークの拠点は空路、海路ともに部分的ながら機能を取り戻した。
再開したのは韓国・釜山を起点に中国の大連や青島を結ぶ定期航路。太平洋側の他寄港先の復旧が遅れていることなどから、当面は週1便の入港となる見込み。震災前は週2便だった。
初日は20フィートコンテナ約960個を積載できる貨物船「スターユニックス」が仙台港の高砂1号岸壁に接岸。日用雑貨などが入った約170個のコンテナを降ろし、中古機械などを詰めた約160個を積み込んだ。
岸壁であった再開を祝う式典で宮城県仙台塩釜港湾事務所の平塚智所長は「仙台港から直接輸出入したいという企業の要望は強い。定期船復活は企業の競争力アップにつながる」と強調した。南星海運の日本代理店社員には花束などが贈られた。
仙台港には震災前、東南アジアや北米向けなど五つの国際コンテナ定期航路が就航。コンテナ取り扱い業務は6月8日に再開したものの、東京向けなど国内航路に限られていた。北米向けなどの大型貨物船が接岸できる高砂2号岸壁はまだ使用できず、国と宮城県は2012年度中の完全復旧を目標に工事を急いでいる。県港湾課は「他の定期航路も再開できるよう港の復旧ぶりを船会社にアピールしたい」と話している。
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