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仙台・宮城・陸奥

1313荷主研究者:2011/10/02(日) 15:47:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110916t11005.htm
2011年09月16日金曜日 河北新報
道路・堤防機能 「盛り土3〜4メートル」最適 宮城県

 宮城県は15日、大津波対策として道路や鉄道をかさ上げして堤防機能を持たせる「多重防御」で、道路の盛り土の高さは「3〜4メートル程度が望ましい」とする検討結果をまとめた。同日あった県公共土木施設構造検討会で示した。

 検討会は3回にわたり県内各地の被災状況を検証。津波の押す力、引き波による力に対応し、道路と堤防の両機能を維持できる粘り強い構造が実現できる高さは3〜4メートルと結論付けた。

 今回と同規模の津波を想定した浸水シミュレーション結果も公表。仙台平野南部で海岸堤防、高さ3メートルの市道と県道の「3線防御」とした場合、浸水の深さが2メートル以下となり、木造住宅でも居住可能な面積が拡大した。一方、盛り土を5メートル以上とした場合、道路を越えた津波が山側ののり面を削り取る力が増大。道路の構造が弱くなり、引き波によって盛り土全体が損壊するリスクが大きくなるとした。

 道路は幅10メートル以上を確保し、安定度を向上させる。強い引き波で盛り土の一部が崩落する可能性を考慮し、歩道を山側に設定して車道を残す方策も打ち出した。土地の制約や道路の構造上の理由で盛り土の高さが5メートル以上になったり、幅が10メートル以下になったりする場合、山側ののり面をコンクリートやアスファルトなどで保護し、全体の強度を維持する。

 宮城県は県議会9月定例会に提出している震災復興計画案で、仙台湾南部地域を中心に、道路、鉄道の盛り土構造による「多重防御」を図るとしている。


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