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仙台・宮城・陸奥

1279荷主研究者:2011/08/19(金) 14:32:48

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2011/08/06 建設新聞
仙台市・青葉山公園の整備計画
国際センター周辺地区の基本設計を委託 追廻地区など約14㌶の整備概要かたまる

 仙台市を代表する観光名所の1つである青葉山公園の整備計画が具体化してきた。3月11日に事業計画の変更認可を受け、追廻地区など約14㌶の整備概要がまとまったほか、新たに認可区域に編入する国際センター周辺地区の基本計画と基本設計を作成するため5日に指名競争入札を行い、パシフィックコンサルタンツに業務を委託した。来年度は追廻地区の遺跡発掘調査に着手するとともに、国際センター周辺地区の詳細設計をまとめ、2013年度の着工を目指す。

 公園内の観光資源はこれまで仙台城本丸跡を中心とする国史跡指定地区がメーンとなっていたが、今後は杜の都のシンボル・広瀬川に面する追廻地区で、豊かな自然を生かした散策路や広場の整備、片倉小十郎屋敷跡に計画中の情報提供・展示機能を有する公園センター(仮称)の建設などハード事業が本格化する。さらに15年度開業予定の地下鉄東西線建設事業では、同公園の最寄り駅となる国際センター駅(仮称)が建設中で、隣接する宮城県スポーツセンター跡地には公園の玄関口にふさわしい良好な景観を施し、来訪者の交流の場となる機能を確保する計画だ。こうした集客エリアの拡大に加え、課題となっていた交通アクセス面も大幅に改善されることで、リピーターを含めた来園者の拡大につながることが期待できる。

 整備概要が確定した追廻地区などの約14㌶は、仙台城本丸跡を有する国史跡指定地区の東側に位置し、追廻住宅やテニスコートがあるところ。計画によると(詳細は図参照)、同地区の北側に位置する片倉小十郎屋敷跡に、公園内の管理や情報提供、展示機能を持った公園センターを配置。整備に当たっては、今後の発掘調査や歴史資料などを参考にしながら、武家屋敷をイメージした歴史的なデザインを採用する見通しで、国際センター駅周辺整備に関する検討結果を踏まえながら、施設機能を含め検討を進めていく。

 さらに同地区の中央部には、藩政時代の馬場のような広がりを体感できる中央広場や、広瀬川に親しみながら憩うことができる桜の小径を整備。このほか、広瀬川や竜ノ口渓谷といった豊かな自然が残る貴重な周辺環境を生かし、自然散策広場や自然散策路を整備するとともに、老朽化したあずまやや外柵など既存施設の改修、樹林地の間伐・枝払いを行い、良好な眺望を確保する。

 また、今年度で新規に事業計画の認可区域に編入する国際センター周辺地区は、宮城県スポーツセンター跡地や西側の道路を挟んだエリアの約6㌶が対象。パシフィックコンサルタンツに委託した基本設計業務では、ゾーニングなどの基本計画をまとめた上で、国際センター周辺とスポーツセンター跡地の約5㌶を対象に基本設計を作成する。履行期間は12年3月30日まで。

 整備に当たっては、国際センター駅からの玄関口として良好な景観を確保するとともに、市内外から来訪する人々の交流の場として機能する空間とする。同エリアのほか、公園区域外の仙台商業高校跡地を含めた同駅周辺の整備計画については「地下鉄東西線(仮称)国際センター駅周辺整備に関する懇話会」で検討作業が進められていることから、懇話会での議論を踏まえ、公園内の整備計画を策定して認可区域に編入する方針だ。

 今後の予定では、来年度で追廻地区の遺跡発掘調査と国際センター周辺地区の詳細設計に着手。来年度から順次工事に入り、国際センター周辺地区は15年度、追廻地区は16年度にそれぞれ整備を完了させて事業完了を目指す。

 なお、公園整備計画の基礎調査は国際開発コンサルタンツ、基本計画修正等業務は協和コンサルタンツが担当した。

2011/08/06付1面に掲載


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