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仙台・宮城・陸奥

1259荷主研究者:2011/08/07(日) 12:09:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110720t75003.htm
2011年07月20日水曜日 河北新報
トヨタ 宮城エンジン工場新設 大衡に企業内訓練校

会談に際し手を重ね合わせる(右から)村井宮城県知事、トヨタの豊田社長、達増岩手県知事=19日午後2時10分、宮城県庁

 トヨタ自動車の豊田章男社長は19日、仙台市青葉区のウェスティンホテル仙台で記者会見し、宮城県内でのエンジン工場建設などを柱とする東北復興支援策を正式に発表した。製造するエンジンは小型ハイブリッド車(HV)専用で、工場は早ければ2013年初めに稼働する。支援策には岩手県での小型HVの生産や、企業内訓練校の開設も盛り込んだ。豊田社長は「ものづくりを通じて東北の未来をつくっていきたい」と強調した。

 エンジン工場はトヨタとして国内5カ所目で、東北では初めて。生産は部品製造のトヨタ自動車東北(宮城県大和町)が担い、工場隣接地に新たな建屋を建設する。当初の投資額は約20億円。当面は組み立てだけを行い、年間10万基を関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に供給する。

 将来的には部品からの一貫生産を目指す方針で、トヨタの新美篤志副社長は会見後、「新エンジンの開発に合わせ、数年後には部品製造も東北に移管する」と述べた。

 小型HVは関自工岩手が生産する。トヨタが1月に発表した「プリウス c」がベースになるとみられ、年末の生産開始、来年初めの発売が見込まれている。

 企業内訓練校は13年4月、宮城県大衡村に開設。セントラル自動車の敷地内が有力で、東北の工業高の卒業生や製造業の従業員ら10〜30人を受け入れ1年間にわたって教育し、ものづくり人材を育てる。

 支援策には各種の地域貢献策も取り入れた。停電時に自動車を電源として使えるシステムを、東北6県のトヨタのHV公用車に無償で取り付ける。セントラルには8000キロワット規模の自家発電設備を設置し、非常時に行政機関などに送電する仕組みの構築も検討。東北への太陽光発電装置の設置も考える。

 豊田社長は会見で「東北の復興こそが日本の未来をつくる。オールトヨタの体制で東北に貢献していく」と述べた。

 当初、エンジン工場は08年4月にトヨタ東北が建設計画を発表。総事業費500億円で10年末の稼働を予定したが、08年秋のリーマン・ショックで着工を延期した。

<豊田社長、岩手・宮城知事と会談 「力ある拠点に」>

 トヨタ自動車の豊田章男社長は19日、宮城県庁で村井嘉浩宮城県知事、達増拓也岩手県知事と会談し、宮城県でのエンジン工場新設、岩手県での小型ハイブリッド車(HV)の生産開始を決めたことを報告した。

 会談は非公開で行われた。豊田社長は両知事に対し「国内生産の第3の拠点として、東北を力あるものにしていきたい。6県の支援をお願いしたい」と話したという。会談にはトヨタの新美篤志副社長も同席した。

 東北の産学官でつくる「とうほく自動車産業集積連携会議」の代表幹事も務める達増知事は会談後、「東北に対する思いの強さと迫力を感じた。HV生産が現実になったことで、連携会議の中長期ビジョンをさらに高度化させたい」と述べた。

 村井知事は「エンジン工場は大きな雇用効果が見込める。震災で雇用環境が心配になる中、夢のある話だ」と歓迎。「6県でバックアップ体制をしっかりと築き、トヨタの期待に応えていきたい」と話した。


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