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仙台・宮城・陸奥

1223荷主研究者:2011/06/11(土) 18:29:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110528t11023.htm
2011年05月28日土曜日 河北新報
次世代エネ産業誘致 宮城県・復興計画第1次原案

 宮城県は27日、東日本大震災復興計画の第1次原案を固めた。災害に強い「宮城モデル」のまちづくりを目指し、環境やエネルギー分野の次世代産業誘致を明記。津波で壊滅的被害を受けた農水産業の再生は、大規模化と集約化を強く打ち出した。原子力防災対策と放射能監視態勢の強化も盛り込み、太陽光発電の積極的な導入も表明した。

 まちづくりでは、幹線道路と鉄道を盛り土構造に変え、防潮堤と併せて津波への「多重防御」を図る。住宅や学校、病院は高台へ移転。沿岸部は港に津波避難タワーを整備し、高台から通勤する「職住分離」を進める。

 復興住宅には太陽光発電システムを全戸完備する。国の電力買収の優遇制度を活用し、ITで電力需給を調整する次世代送電網(スマートグリッド)を採り入れた「エコタウン」を形成する。

 産業の復興は「富県戦略」の核となる自動車関連産業、高度電子機械産業の誘致を継続する一方、エコタウン形成に伴うクリーンエネルギー産業、新しい医療福祉産業の創出や誘致に取り組む。

 津波で浸水した農地は集約化を推し進める。稲作から施設園芸へ転換を図り「野菜団地」「花き団地」「畜産団地」などを形成する。地盤沈下で復旧困難な農地は国が買い上げ、緩衝地帯として国営公園化を提言する。

 水産業は、漁協以外の法人も漁業権が得られる「水産業復興特区」の創設を提案し、民間投資を呼び込む。142カ所ある漁港は統廃合を進め、県営27港を拠点化する。

 環境省が打ち出した三陸沿岸地域を「三陸復興国立公園」(仮称)に再編する方針に対応し、東北6県の広域観光ルートの再構築に乗り出す。

 原子力防災では、東北電力女川原発(女川町、石巻市)の周辺地域で、放射能監視施設や防災拠点施設の再建を急ぐ。

 災害時の首都機能喪失を想定し、東北に代替機能を整備することを求める。震災の経験を学ぶ研修旅行も誘致し、拠点となる「復興祈念公園」の整備を国に提言する。

 県は6月3日に東京で開く県震災復興会議に1次原案を提示。意見を踏まえ内容を修正し、17日の県震災復興本部会議で1次案を決定する。2次案は7月上旬にも固めたい意向で、県民説明会などを経て県議会9月定例会に最終案を提出する。


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