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仙台・宮城・陸奥

1196荷主研究者:2011/05/07(土) 17:04:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110429t13024.htm
2011年04月29日金曜日 河北新報
命懸け33台のバス守る 業務受託の宮交社員

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救出したバスを見つめる山家さん(右)ら=28日、仙台市若林区の霞の目営業所

 東日本大震災後に津波の直撃を受けた仙台市交通局岡田出張所(宮城野区)で、33台のバスが奇跡的に被災を免れた。運行業務を受託している宮城交通社員の所長らが、決死の覚悟でバスを内陸部に移動させたことが功を奏した。

 海岸から約3.5キロの距離にある岡田出張所は市東部路線の運行を担う。激しい揺れに襲われた3月11日、山家洋二所長(50)がまず命じたのは、バスを津波から守ることだった。

 運行中の27台は、霞の目営業所(若林区)に向かうよう指示。出張所にあった7台も内陸部へと走らせた。全てのバスが出張所を出たのは午後3時40分ごろ。その8分後、高さ約3メートルの濁流が平屋の出張所を襲った。

 中にいた山家さんら5人は首まで海水に漬かり、十数時間後に全員屋外へ脱出した。

 避難中のバス1台が津波に巻き込まれたものの、33台は助かった。代償として、出張所にあった社員の車44台は津波に流された。

 心を痛めた市交通局の保科学交通事業管理者は今月28日、霞の目営業所を訪れ、職員からカンパした200万円と感謝状を山家さんに手渡した。

 保科管理者は「命懸けで車両を守っていただいた。感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べた。

 宮城交通は2008年度に市から運行業務を受託。出張所を起点とする10路線25系統の運転業務を請け負っている。

 山家さんは「公共交通を担う者として、どうしてもバスを流されたくなかった」と話した。(神田一道)


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