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芸術・美術・音楽
94
:
チバQ
:2010/09/27(月) 00:07:39
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100925/erp1009250956002-n1.htm
450年前から眠っていた巨匠の絵画 プラド美術館買い取りへ (1/2ページ)
2010.9.25 09:50
巨匠、ピーテル・ブリューゲルの作品であることが判明した「聖マルティン祭のワイン」。16世紀のネーデルラントとの11月の風俗を活写した作品で「農民のブリューゲル」の特徴がよく出ている(AP) ほぼ400年前にスペインの貴族の家に渡っていた作者不明の絵画が、16世紀のフランドル派絵画の巨匠、ピーテル・ブリューゲルの作品であることが分かった。絵画の修復と鑑定作業を行っていたスペイン・マドリードのプラド美術館で、23日、スペインのアンヘル・ゴンサレス・シンデ文化相(45)が発表したもので、文化相は「極めて稀(まれ)で、絵画史に残る画期的な発見」と喜びを表した。スペイン政府は所有者から絵画を買い取り、プラド美術館で展示する意向だ。
この絵画は「聖マルティン祭のワイン」と題され、収穫されたばかりのワインの新酒を我先にと競うようにして飲もうとする農民、子供、物乞い、酔っぱらい約100人の姿が描かれている。ブリューゲルが1565年から68年頃に描いたとみられ、17世紀初めからスペインの貴族、メディナセリ公爵家が所蔵していた。近年、スペインの絵画収集家が買い取り、昨年12月、売りに出すために修復と鑑定をプラド美術館に依頼していた。
絵画の下にサイン?
ゴンサレス文化相によると、X線を照射して調べたところ、絵画の下部に、色彩に埋もれていたピーテル・ブリューゲルのサインらしきものが見つかり、複数のフランドル派絵画の専門家が全員一致して「サイン、作風、筆致、いずれもブリューゲルのもの」と断定したという。
風刺めいた版画を数多く残したブリューゲルだが、サイン入り絵画(油彩画、テンペラ画)も、これまでに世界中で40作所在が確認されている。「聖マルティン祭のワイン」は縦148センチ、横270.5センチもあり、ブリューゲルの絵画の中では最も大きな作品の部類に入る。
プラド美術館には、すでにブリューゲルの絵画が1作(1562年作の「死の勝利」)あるが、ゴンサレス文化相は「ぜひともプラドの新たな所蔵品に加えたい」としている。
28億3000万円の値も
「ブリューゲルの作品とは思いもしなかった」という所有者とはすでに商談に入っており、文化相は希望購入価格を明かさなかったが、スペイン紙「エルパイース」によると、700万ユーロ(約7億9000万円)で政府は買い取りたい意向だという。
所有者もプラド美術館での展示を希望しているが、「オープン市場でオークションにかければ少なくとも2500万ユーロ(約28億3000万円)の値がつく」(エルパイース)とみられることから、まだ売買契約には至っていない。
■ピーテル・ブリューゲル(1525頃〜69年) ネーデルラント(現在のオランダ・ベルギー地方)出身のフランドル派最大の画家。アントワープで銅版画の下絵制作者として働いた後、51年に地元の画家組合に加入。イタリア、フランスに遊学し、平凡な風俗画の中に複雑な寓意(ぐうい)をこめた傑作の数々を残した。農民を多く描いたたため「農民のブリューゲル」とも呼ばれた。特に風景画史上重要な位置を占めており、代表作に「農家の婚礼」「農民の踊り」「雪中の狩人」など。2人の息子、ピーテル(地獄のブリューゲル)とヤン(花のブリューゲル)も画家として活躍した。
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