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芸術・美術・音楽

706とはずがたり:2018/09/27(木) 17:19:59
母子像裁判とは?
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mixiユーザー
2006年04月07日 16:49

前市長の本島氏が平和公園聖域化検討委を発足させた目的は、爆心地公園の整備にとどまらず、平和祈念像を中心とする爆心地の在り方を根本的に見直そうとするものだった。

 本島氏はローマ法王来崎がそのきっかけと言う。一九八一年二月に来日した法王ヨハネ・パウロ二世は、広島では平和記念公園で祈りをささげた。だが、長崎では本島市長の来訪要請にもかかわらず、平和公園を訪れず、市営陸上競技場で野外ミサを行った。

 「それまで、長崎を訪れた外国の要人で誰一人、平和公園に足を運ばない人はいなかった」と本島氏は指摘。「キリスト教は偶像を否定している。法王が平和公園に行かなかったのは、平和祈念像という偶像があったからではないか。クリスチャンの私はそう推測している」

 「そのとき、気付いた」と本島氏は言う。「平和公園には世界中から、さまざまな宗教を持つ人が訪れる。ところが、キリスト教、イスラム教などの世界宗教は、いずれも偶像崇拝を禁じている。平和祈念像という巨大な偶像が周囲を圧する公園では、心穏やかに祈りをささげることのできない人が大勢いるのではないかと。公共の祈りの場はいかにあるべきか、真剣に考える必要があると痛感した」

 神道関係者も母子像を批判的にみている。

 当時、諏訪神社(長崎市)宮司として中心碑撤去・母子像建設に反対した上杉千郷氏(現皇學館大学理事長)は「特定の宗教にかかわるような印象を与える物を公的な場に設置することは避けるべきだった。公共の慰霊の場は、誰もが、わだかまりなく心からお参りできるようにしなければならない」と強調する。

 上杉氏は母子像について「どう見ても被爆者の姿ではない。明らかに天から降りてきた姿をイメージしている。キリスト教のマリア像を連想させると言われても仕方ない」と話す。

爆心地の母子像には、被爆者団体がこぞって拒否反応を示している。

 県被爆者手帳友の会の深堀勝一会長は「爆心地に偶像はふさわしくない。平和公園の平和祈念像も、爆心地公園の母子像も、ともに撤去すべきだ」と言う。「両公園には、さまざまな宗教の人が訪れる。そうした場所に偶像を建てるのは避けなければならない」


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