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芸術・美術・音楽

637とはずがたり:2016/10/14(金) 10:20:00

「このままでは音楽業界の収益が減る」チケット転売の問題点
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161013/Postseven_456566.html
NEWSポストセブン 2016年10月13日 11時00分 (2016年10月13日 11時33分 更新)

 9月14日、アイドルグループ・嵐のコンサートチケットを無許可で転売したとして、香川県に住む25才の女が逮捕された。女は2年前からコンサートチケット約300枚を転売し、約1000万円の売り上げを得た疑いがある。
 しかし、ネットのオークションサイトでは、嵐のコンサートチケットは今も1枚数十万円の高値で多数出品されている。なぜ、数いる出品者の中でこの女は逮捕されたのか?
 チケット高額転売問題に詳しい一般社団法人コンサートプロモーターズ協会総務委員の石川篤さんが説明する。
「転売サイトで手に入れたチケットをさらに転売していたため、古物営業法違反(無許可営業)の疑いで逮捕されたのです。転売チケットは古物にあたるため、売買を行うには都道府県の古物商の許可が必要です。逮捕された人は、転売目的でまとまった数の転売チケットを購入し、継続して販売を行ったため、営業だと判断されたのです」(以下「」内同)
「音楽の未来を奪うチケット高額転売に反対します」。日本音楽制作者連盟などの音楽業界4団体が8月23日、嵐やサザンオールスターズ、福山雅治など100組以上のアーティストとFUJI ROCK FESTIVALなど20以上のイベントの賛同を得て、コンサートチケットの高額転売に反対する共同声明をWebサイトや新聞などで発表し、大きな話題を呼んだ。
 声明では、コンサートのチケットを買い占め、価格を釣り上げて転売する個人や業者により、チケットが本当に欲しいファンの手に渡らないことに強い憤りを感じていると表明。転売サイトで偽造チケットが売られるなどし、犯罪の温床になっていると指摘。また、高額転売によってファンが経済的損失を受け、コンサートを楽しめる回数やグッズ購入の機会が奪われる可能性があるとしている。
 コンサート会場前や道路など、公共の場所でチケットを転売するダフ屋行為は、各都道府県の迷惑防止条例で禁止されている。しかし、公共の場所にインターネットは含まれないため、法的に取り締まれない。ではなぜ、今このタイミングで声明が発表されたのか。
「個人間のチケット売買を仲介するWebサービス『チケットキャンプ』の登場が大きい。確かにこれまでも『ヤフオク!』などのオークションサイトでチケットの高額転売は行われていましたが、詐欺などのトラブルに巻き込まれるリスクが高く、チケットを購入するユーザーにもうしろめたさや罪悪感がありました。
 しかし、『チケットキャンプ』が登場し、大量のテレビCMを放映したことで、チケット転売が健全で、安心して行えるものだというイメージに変わってしまった。そのため、転売チケットを購入するユーザーがぐっと増えて、転売屋が転売目的で購入したチケットを、より売りやすい状況にしてしまいました」
 だが、チケットの高額転売によって利益を得るのは転売屋と、取引の際に手数料を徴収する転売サイトのみ。ファンは高額を支払うが、そのお金がアーティストに還元されることはない。
「たとえばもともとは8000円のチケットを3万円で購入したファンがいて、コンサートグッズやCD代として使えたはずのお金をチケット代としてつぎ込んでいたなら、お金が転売屋に流れていたことになります。すると、音楽業界の収益はどんどん減っていってしまう可能性が高いのです」
 この現状に危機感を強め、音楽団体から各アーティストに声をかけたところ、予想以上に多くの賛同が得られ、共同声明を発表するに至った。
※女性セブン2016年10月27日号


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