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芸術・美術・音楽

512チバQ:2015/06/15(月) 23:13:19
http://www.asahi.com/articles/ASH5T4Q40H5TUHBI013.html
(フロンティア2.0)米の美術館、「自分撮り」解禁
2015年5月26日17時00分
 米国の美術館にスマートフォンの波が押し寄せている。以前まで、美術館では御法度だった写真撮影が認められるようになり、いまや有名絵画はスマホを掲げる人に囲まれることも珍しくない。中にはタブレットで次々と写真を撮ったり、絵を背景に「自分撮り」する人も。変化の陰には何があったのか。

 米国の美術館の中でも日本からも観光客の多いニューヨーク近代美術館(MoMA)。中でも人気の撮影スポットはゴッホの「星月夜(The Starry Night)」とアンリ・ルソーの「夢(The Dream)」、「眠れるジプシー女(The Sleeping Gypsy)」が並ぶ部屋だ。スマホで写真撮影をしようという人の人垣ができる。名画を背景に自分撮りをする人も多い。

 「星月夜」と自分撮りをしていたパブロ・モッタ(29)さんは、ブラジルから一人旅でニューヨークに来たという。撮った写真をすぐにスマホからフェイスブックに掲載。「写真撮影OKだとは思わなかったから、撮り放題でうれしい。友達や家族に名画を見たよ、とすぐに知らせたいと思って」。

 MoMAだけではない。ニューヨークを代表するメトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館もほとんどの展示場所で写真が撮れる。

 いつから、なぜ写真撮り放題になったのか。MoMAに問い合わせてみたところ、「MoMAは世界中からの旅行客が訪れる場所で、訪れた記録を残したいという要望に応えられるようにしています。フラッシュなしの写真撮影が許可されてからしばらくたっていますが、いつから許可されたのか、私たちもはっきりしません」との答え。許可することになった背景に何があったのかも重ねて尋ねたが、そもそもいつ許可されたのかはっきりしない、とのことで、それ以上はわからないという。

 米国の美術館関係者に聞くと、米国の美術館で、写真撮り放題が広がっていったのは、スマホが広く普及したここ3、4年のことらしい。美術館にとっては大きな方針転換だっただろうが、多くの美術館が、写真撮り放題を大きく宣伝することもなかったという。

 ニューヨークのある有名美術館の法務担当者が背景を説明してくれた。大手美術館は、だれもがカメラ付きのスマホを手に入館するようになり、写真を撮るのが当たり前になった流れに抵抗できなくなって、許可したのが実際のところらしい。「名画と自分撮りをしてフェイスブックやツイッターにアップしないと見たことにならない、という若者の声も多かった」という。しかし、それだけではない。大きな美術館にはたいてい、美術教育や普及に取り組む部署がある。この部署は作品をより多くの人に見てもらい、美術への理解を普及させるのが仕事だ。実際に美術館に足を運んで本物の絵を見られる人はほんの一部だけで、作品の貸し出しにも限度がある。そうした部署はスマホ解禁に積極的だったという。


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