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芸術・美術・音楽

509とはずがたり:2015/06/12(金) 13:31:59
2015.06.11
“戦国時代”音楽配信サービスは、すでに斜陽産業? 市場規模半減、撤退相次ぐ
http://biz-journal.jp/2015/06/post_10290.html
文=寺尾淳/ジャーナリスト

AWA、LINE、アップルが新規参入

 5月27日、エイベックス・デジタルとサイバーエージェントの共同出資会社AWAがサービスを開始し、翌28日にLINEが「LINE MUSIC」の近日中のサービス開始を予告。6月8日に米アップルも音楽ストリーミングサービス「アップルミュージック」を開始すると発表した。スマートフォン(スマホ)で聴ける定額制音楽配信サービスの競争がにわかに熱気を帯びてきており、メディアでは「同サービス戦国時代の始まり」などと煽られている。
 現行の定額制音楽配信サービスは大きく分けると、自分で聴く曲を選べる「選曲型」タイプと、個別の曲は選べず音楽ジャンルごとに設けられたチャンネルを選び、ラジオや有線放送のようにBGMとして聴き流す「ラジオ型」タイプの2種類がある。

 新しく加わったAWAの「AWA」(選曲型/iOS、Android)は約100万曲で、プレミアムプランは月額1080円、ライトプランは月額360円(8月まではキャンペーンで無料)。レコチョクの「レコチョクBest」(選曲型/PC、iOS、Android)は150万曲以上で月額980円だが、1アーティスト限定のアーティストプランは月額324円。NTTドコモの「dミュージック」(選曲型/PC、iOS、Android/ドコモユーザー専用)は約100万曲で月額934円。NTTぷららの「ひかりTVミュージック」(選曲型/iOS、Android)は150万曲以上で月額980円。アップルミュージックも選曲型でiOS、PCに対応し3000万曲以上。6月30日に開始し月額9.99ドルだが日本語版のサービス内容は未定。
 中でもレコチョクBest、dミュージック、ひかりTVミュージックは、国内の主要な音楽ソフト会社が資本参加しているレコチョク系サービスであり、J-POPなど邦楽に強いのが売りで、発売直後の新譜や特定のアーティストを除けば幅広く揃っている。

 USENの「スマホでUSEN」(ラジオ型/iOS、Android)は1000チャンネル以上で月額490円。NTTドコモの「dヒッツ」(ラジオ型/iOS、Android/ドコモユーザー以外も聴取可能)は約500チャンネルで月額500円と300円の2つのコースがあり、特定アーティストのチャンネルもある。KDDIの「うたパス」(ラジオ型/iOS、Android/auとソフトバンクユーザーが聴取可能)は300チャンネル以上で月額300円。ラジオ型は選曲型よりも月額利用料金が安く設定されている。

 なお、「LINE MUSIC」はLINEとエイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサル・ミュージックが共同出資したLINE MUSICが運営する形態となる。詳細は選曲型かラジオ型かもまだ不明だが、LINEは日本国内で5200万人以上のユーザーを抱えているので、ユーザーに強く支持されれば定額制音楽配信サービスの中で一気にトップに立つ可能性を秘めている。

「洋楽は売れない」

 以上で挙げたサービスは、日本国内で日本語によるサービスを提供している定額制音楽配信サービスだが、業界関係者やメディアの間で注目されている存在がほかにある。それは2006年にスウェーデンで誕生し、英米を中心に爆発的に広がった「Spotify(スポティファイ)」だ。12年10月に日本法人を設立し、日本での事業開始を準備している。

 これは選曲型で、ソニー、ユニバーサル、ワーナーという音楽界「世界三大メジャー」と契約を結んで曲数は3000万以上ある。有料会員は月額9.99ドルだが、それとは別に広告付きの無料会員の制度もある。14年末時点の全世界の会員数は、有料会員は約1500万人だが、無料会員はすでに約4500万人に達している。この無料サービスが世界の音楽配信マーケットで破壊力を発揮しているため、「スポティファイが本気で日本に上陸したら、他のサービスはひとたまりもないだろう」と、まるで「黒船」のように恐れられている。
 とはいえ、MTVブームで洋楽ファンが急増した1980年代ならいざ知らず、現状では国内音楽マーケットは世界第2位といわれながらピークの半分以下で、特に洋楽ジャンルは邦楽以上に縮小してしまっている。
 一般社団法人日本レコード協会の統計によれば、14年1年間の音楽ソフトの生産金額は2541億円で、ピークだった98年(6074億円)の41.8%に落ち込んだ。14年の邦盤生産1913億円に対し洋盤生産は346億円で5分の1以下。マイケル・ジャクソンやマドンナが流行した85年のセールスシェアは邦楽62%に対し洋楽は38%あったが、14年は邦楽84%に対し洋楽は16%にすぎない。「洋楽は売れない」は、ほとんど常識化している。


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