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芸術・美術・音楽

482とはずがたり:2015/02/10(火) 12:37:23
首都圏で不足 ライブ会場の今2015年2月9日(月) 22時37分掲載
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6149085
どうなる? 相次ぐ閉鎖による、首都圏ライブ会場不足問題

■東京厚生年金会館、渋谷公会堂、中野サンプラザという「御三家」

2月1日、赤坂BLITZで行なわれたリッチー・コッツェンの来日公演を観たが、椅子席が用意された全席指定ライブだった。興行の規模や客層に配慮した措置と思われるが、ライブハウスでの座席指定は列ごとの段差が生じないために、自分の背丈や前の客の図体によってはとことん視界が塞がってしまう環境が生まれやすい。ライブハウスで一度定まった席から動けないというのは、スタンディングで見えにくい位置取りになった、とは違った煩わしさがあるし、大きい会場だから仕方ないと諦めることもできずにもどかしい。他の同規模のライブハウスでも何度か全席指定のライブを体験したが、なかなか慣れることがない。

海外アーティストが、ひとまずクラブギグで来日して夏フェスで改めてやってくる流れがすっかり慣例化しているが、15年ほど前まで中堅クラスの来日公演といえば、東京厚生年金会館、渋谷公会堂、中野サンプラザのいずれかが多かった。スムーズに2000人規模の集客を見込めた洋楽市場は今や懐かしむ対象なのかもしれないが、今、これらのライブ会場が次々と無くなる、もしくは使えなくなる事態が生じている。

■慣れ親しんだホール会場は、ほとんどパブリックの性格を持っていた

東京厚生年金会館は2010年に閉館、渋谷公会堂は渋谷区総合庁舎の建て替えに合わせて今年の秋に閉館して建て替え、中野サンプラザも老朽化と再開発を理由に、20〜24年頃に向けて建て直しが予定されている。残念な報を更に続けると、日本青年館は国立競技場新設のためにこの3月末で閉鎖されるし(近接する場所に17年末に開館予定)、日比谷公会堂は改修工事のため16年度から20年以降まで長期休館するという。つまり、相次いで東京のホール会場が使えなくなるのだ。

東京厚生年金会館は社会保険庁、中野サンプラザは厚生労働省(旧労働省)所管の施設、日本青年館は政界・財界の支援を受けて青年団のために作られたし、渋谷公会堂や日比谷公会堂は文字通り「公」の施設。つまり、いずれのホールもパブリックな性格を持っている。日比谷公会堂を中心に公会堂の役割を分析した新藤浩伸の新著『公会堂と民衆の近代』(東京大学出版会)をめくると、「公会堂」の存在が戦時下と戦後すぐの大衆娯楽の起点となってきたことがわかる。日比谷公会堂は、沢木耕太郎が『テロルの決算』で描いた浅沼稲次郎暗殺事件など政治の場所としても知られているが、こうして並べてみると、慣れ親しんだホール会場が実は「公」の性格を持つ場ばかりだったことに改めて驚く。

■さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ、東京国際フォーラム、国立代々木体育館も

老舗ライブハウス、下北沢屋根裏がこの3月末で閉店する。渋谷屋根裏も一昨年に営業を休止しており、慣れ親しんだ「屋根裏」の屋号が消えてしまうことになる。昨年のSHIBUYA-AX、一昨年の横浜BLITZなど、比較的大きなライブハウスの廃止が相次いでいるが、こちらはホールとは異なり、2012年春にZepp DiverCity、13年秋にEXシアター六本木がオープンしたこともあり、同規模の受け皿が用意された印象を持つ。


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