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芸術・美術・音楽
478
:
とはずがたり
:2015/02/05(木) 14:45:03
釈迦如来 〜如来の部vol.1〜
http://www.rokushokitan.com/archives/2557
阿弥陀如来 〜如来の部vol.2〜
http://www.rokushokitan.com/archives/3234
平安時代に人気爆発。以来仏教界のトップスターとして第一線を走り続けるのが、この阿弥陀如来【あみだにょらい】です。前出の釈迦如来は、紀元前500~600年にこの世に現れ、人々を救い、涅槃【ねはん】に入りました。つまり入滅しました。平たく言うと、死亡しました。従って、「過去仏」と呼ばれます。
逆にこの先の世界に現れ、末法の世を救うと言われているのが「弥勒如来【みろくにょらい】」で、これを「未来仏」と呼びます。しかし、この弥勒如来が現れるのは、釈迦の入滅から数えて56億7千万年後。2008年現在で、釈迦の入滅からだいたい2500年くらいですので、彼が現れるのは5,670,000,000-2,500で、えーと、誤差を無視すると、おおよそ56億7千万年後です。全く近づいていません。
では、その間この世を誰が救ってくれるのかと、不安のどん底に叩き込まれた衆生達の前に現れたのが、この阿弥陀如来です。隙間産業ですね。
リアルタイムで衆生を救ってくれるため、彼を「現在仏」と呼びます。かといって、彼が地球上のどこかをウロウロしているのかというと、そういう訳ではなく、極楽浄土で現在も説法をしているそうです。天国に行けば、今も多分会えます。
薬師如来 〜如来の部vol.3〜
http://www.rokushokitan.com/archives/6270
「〜薬師」というお寺の名前、あるいは地名や温泉の名前等を一度は耳にした事があるのではないでしょうか?日本国内では仏教が伝来してきた飛鳥時代からすでに信仰され、現在でも地名等でその名を耳にする事の多いポピュラーな存在の薬師如来ですが、意外な事に、他の仏教国ではほとんど作例がありません。
特徴として挙げられるものに「薬壷【やっこ】」があります。与願印を結んだ左手に持っているちっちゃい入れ物がそうです。物に対する執着が全くない(所有欲がない)と言われる如来シリーズにあって、薬師如来のように決まったアイテムを持っているというのは、異例中の異例、レアケースです。
最大の特徴は薬壷を持つというところですが、これを持たない像も数多くあります。元々は持っておらず、奈良時代の末期あたりに…手に入れたようで、その頃から必須アイテムになりました。
が、薬壷を持つ以前の薬師如来にも特徴はあります。施無畏印と与願印という組み合わせは釈迦如来と同じですが、個性的な取り巻きを多く従えているのです。
まず薬師如来の脇侍【わきじ】である日光菩薩【にっこうぼさつ】と月光菩薩【がっこうぼさつ】のお二人。脇侍というのは、水戸黄門で言うところの助さん格さんの事です。
取り巻きはこのお2人だけではありません。その配下に12人の大将軍を従えており、彼らを「十二神将【じゅうにしんしょう】」とよびます。作例も多く、新薬師寺の十二神将像等が有名です。
十二神将は、それぞれがさらに7,000人の軍隊を率いております。それを全て合わせると、薬師如来ファミリーの人数は3+12+12*7000で、なんと84,015人。さすがにその全てを造形した作例はないと思いますが、病気と戦うというのは大変な事なのですね。
他の如来と見分けるには、左手の薬壷が最も有効でしょう。単尊で祀られる事は少ない像ですので、古い像で薬壷を持っていない場合でも、脇侍(日光・月光菩薩)と眷属(十二神将)で区別できると思います。
また、光背を見ると、7人の如来がくっついている事があります。これを七仏薬師【しちぶつやくし】といい、衆生を救うために薬師如来が変身した7パターンの如来であるとされています。これを目印にするのもいいでしょう。
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