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芸術・美術・音楽

431チバQ:2014/04/29(火) 06:36:01


古美術商は私(記者)に問いかけました。
「紛争や開発で破壊されて地上から消え去ってしまうことと、盗掘という形を経たとしても古美術市場で保護され、残されること。文化財にとって、どちらがよりよいことだと言えるでしょうか」。


それでも理解を得るために
それでも理解を得るために
文化財難民の返還どころか、新たな流出さえも指摘される状況。
「それでも、返還への努力は続けるべきだ」と、アフガニスタンの歴史に詳しい文化遺産国際協力コンソーシアムの前田耕作副会長は訴えます。
「ここで諦めてしまえば、シルクロードで結ばれた2つの国の交流に思いをはせ、お互いに理解を深め合う大切な機会を失ってしまうでしょう。まずは、日本が何をできるのか、考えなければなりません。文化を通じた国際貢献は、きっとアフガニスタンに平和と安定をもたらすための一助となるはずです」。
前田副会長は、アフガニスタンの至宝とも言われるティリア・テペ遺跡の黄金の財宝を紹介する展覧会がフランスやイギリス、アメリカなどを巡回していることに触れ、「開催に必要な資金などの問題をクリアして、日本でも何とかこの展覧会を開催したい」と話します。
その際、日本に保管されている貴重な『文化財難民』も一緒に展示することで、将来の返還への機運を高めたいというのです。
一方、平山郁夫シルクロード美術館が6月下旬から開く展覧会で平山郁夫さんの作品と一緒に「文化財難民」を紹介するなど、地道な広報活動も続いています。



アフガニスタンでは大統領選挙が行われ、新しい体制への模索が続いています。
「文化財難民」が返還されるとき、それは母なる山多き国に平和と文化への理解が根づいたことを意味している。
今は困難だとしても、その目標に向かって一歩ずつ進むこと。
忘れずに、考え続けなければなりません。


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