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芸術・美術・音楽

416チバQ:2014/04/03(木) 19:30:35
唯一性ゆえ闇に消える名品


 一方、その唯一性のために美術品は足がつきやすく、盗む側にとって、転売・換金するのにリスクが大きいものであるのも事実だ。それゆえ闇に消えてしまい、出てこない作品が少なくない。

 1990年、米ボストンのイザベラ・スチュアート・ガードナー美術館で美術品13点が強奪された。フェルメールの「合奏」、レンブラント(1606〜69年)の「ガラリアの海の嵐」など各作家の代表作が含まれ、名品だけを選んで奪ったともいわれる。この米史上最大の美術品盗難事件からほぼ四半世紀がたとうとしているが、傑作は依然行方が知れないままだ。

 東京で盗まれたルノワール作品は、本来の所有者の男性が気づいて見つかったレアなケース。男性は返還を求める意向だが、競売会社が出品者や落札者を極秘にしていることなどもあり、実際に取り戻すのは難しいといわれる。

 対馬(長崎県対馬市)の観音寺から盗まれた「観世音菩薩坐像」が今年1月に韓国で発見されながら、韓国の裁判所が返還差し止めの仮処分を出し国際問題となっているが、今後最も警戒すべきは寺、神社など宗教施設からの古美術の盗難とされる。東京の事件を通して現れた“闇の一角”。それを教訓に盗難対策が強化されなければならない。


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