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芸術・美術・音楽

408チバQ:2014/03/29(土) 00:11:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20140327-OYT8T00646.htm
高松塚壁画 墳丘外保存「覚悟していたが残念」





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修復中の高松塚古墳の壁画を当面、墳丘に戻さないことを決めた有識者会議(文部科学省で)=有留貴博撮影

 明日香村・高松塚古墳(8世紀初め)の極彩色壁画は27日、当面は墳丘の外で保存されることが決定した。1972年の「世紀の大発見」から42年。石室の解体や壁画の修復を注視してきた地元からは、壁画の保存や公開について様々な声が上がった。(守川雄一郎)

 文部科学省で開かれた文化庁の有識者会議「古墳壁画の保存活用に関する検討会」では、壁画を古墳の近くで保管・公開すべきとする意見でほぼ一致した。具体的な方法や場所は引き続き議論していくとした。

 網干善教・関西大助教授(当時)らによる壁画の発見に立ち会った「飛鳥古京顕彰会」会員の上田俊和さん(73)は「ずっと覚悟はしていたことだが、残念でならない」と声を落とす。

 「壁画は、村民が大切に守り続けてきた日本の宝。元に戻せない以上、国は、地元にこうした古墳や壁画の歴史を紹介する施設をつくり、保存と展示に取り組んでほしい」と望む。

 古墳近くで高松塚壁画館を運営する古都飛鳥保存財団事務局長の杉平正美さん(60)は「本来あるべき墳丘で壁画、石室とも守られるべきだが、専門家が議論した結果なので、村民としては受け入れるしかない」と語り、「将来、科学技術が進歩して、壁画を再び元に戻せる日が来ることを願う」と力を込めた。

 前村長で検討会の元委員関義清さん(73)は「現在の技術を考えると、墳丘内で劣化させずに保存するのはやはり、難しいのだろう」と述べ、「議論は、これで終わりではない。壁画や古墳をどのように守っていくのか、国が壁画の現地保存のためにどう努力していくのか、見守り続けたい」と話した。

(2014年3月28日 読売新聞)


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