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芸術・美術・音楽

395とはずがたり:2014/02/08(土) 15:45:05
確かによくありそうだな。

ニセ作曲問題 「1曲5000円」で作曲 有名音大ではゴーストは実力の証し!?
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/entertainment/snk20140207566.html
産経新聞2014年2月7日(金)18:03

 「現代のベートーベン」といわれ、全聾の作曲家を売り物にしてきた佐村河内守氏(50)によるニセ作曲問題。しかし、クラシックの世界では作曲のゴーストは日常的に繰り返されてきたという。作曲を志す音楽家にとって、大御所から依頼されることは「名誉の証し」という軽い認識もあったようだ。「被災地のためのレクイエム」などと、佐村河内氏が作り上げてきた物語とは違って、この世界には人間の欲望や名誉欲がうごめいていることを知っておかねばならない。

 ■「才能ある」講師と評判

 佐村河内氏のゴーストライターを18年間、続けてきた桐朋学園大学の非常勤講師、新垣隆氏(43)。6日の記者会見では自身を「共犯者」と謝罪し、終始、伏し目がちで、おどおどした表情で受け応えを繰り返していたが、桐朋の学生の間の評判はいい。謙虚で物腰が柔らかく、才能あふれる講師の一人だったという。

 一方で、学生にも人気があり、優しい性格が隙を生み、佐村河内氏との間に18年間、切っても切れない「主従関係」を築く結果になった。

 首都圏にある有名音大の作曲科を卒業した黒田さゆり(24)=仮名=によると、「音大では作曲科専攻の学生が恩師の代わりに作曲することは珍しくない」という。

 「私の後輩は普通に先生のゴーストライターをしていた。1曲あたり5000円で引き受け、先生からアルバイト料をもらっていた。中には一人ではできない大曲もあり、同じ学科の学生が総出で、ゴーストした経験もある」

 ■ゴースト擁護論も噴出

 別の音大を出た20代の女性も「実際の作曲者が無名の場合、世に知れた音楽家の名前で曲が売られることはよくある」といい、著名な先生に時間がないときなどにこうした“裏技”が使われると説明、今回の問題に驚く様子はない。

 実際、ネット上には「影武者行為」を擁護するような意見が少なくない。「師匠からゴーストを指名されることは学生にとって名誉なこと」「ある程度、実力がないと頼まれることもない」「作曲の依頼は実力が備わっていることが認められた証し」「先生のオーダー通りに曲を作れること自体、すごい」−

 ■バッハやモーツァルトも…

 曲のよしあしは、その作品性のみならず、曲が作られた歴史や物語性によって、かなり左右されるといってもいい。実際、佐村河内氏が手がけたとされる交響曲を絶賛してきた音楽評論家でさえ、事件発覚後は手のひらを返して批判を繰り返している。

 ある音楽関係者によると、バッハやモーツァルトでさえ本人が作曲したものと確証が取れていない“偽作疑惑”の曲が多くあり、グレーゾーンにある名曲を大作曲家の作品として世界中のクラシックファンに聴き継がれてきた事実も否めない。本来、心にしみいる名曲は人それぞれであっていいわけで、今回の「ニセ作曲問題」はメディアも含めて、ブランドや作品を取り巻くストーリー性に弱い日本人の欺されやすさを露呈し多くの教訓を残したことになる。


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