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芸術・美術・音楽
205
:
チバQ
:2011/12/18(日) 17:53:02
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001112180002
【フォーカス】攻める21美 世界視野
2011年12月18日
フランスを代表する女性作家を紹介する「モニーク・フリードマン展」=金沢21世紀美術館
開催中の展覧会「押忍!手芸部と豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』」=金沢21世紀美術館
◆脱既存 面白いもの企画◆
8月に累計入館者が1千万人を数えた金沢21世紀美術館が、さらに進化を目指している。現在開催中の企画展で新境地を開拓。アジアを視野に入れた世界戦略も進め、「攻め」の姿勢で存在感を発揮しそうだ。
11月下旬、対照的な二つの企画展が始まった。フランス人女性作家のアジア初の個展「モニーク・フリードマン展」と、既成概念にとらわれない手芸活動を紹介する展覧会「押忍!手芸部と豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』」だ。
前者は抽象的な「色」と「光」を駆使した絵画や大型のインスタレーションを並べる現代アートの「王道」のような展覧会。後者はアーティストと、手芸ができない男性を集めて結成したグループが手がけた作品を展示する。パスケースを人の顔ようにアレンジした「顔パス」など、手芸の従来のイメージを覆すユニークな作品ばかりだ。
両展が並ぶ同館の「振り幅の大きさ」は、「既存の枠にはまったアートを扱う美術館ではなく、射程範囲を広げたい」という方針が館内に浸透した結果だ。秋元雄史館長は「キュレーター(学芸員)同士がゼロから『もっとおもしろいものを』と企画し、競争している」という。
来春、秋元館長は陶芸、漆芸、人形の分野で新たな表現に挑戦する若手11人の作品、約100点を集めた企画展「未来工芸」を自らプロデュースする。「固定観念を廃して今の時代のものとしてとらえ、いろんな観客がいろんなことを言ったら、工芸はもっと面白くなる」とねらいを語る。
そんな21美の動きに、東アジアの美術館も注目する。9月に台湾で開かれた交流会議に同館のキュレーターが参加。「うちの発言に注目が集まり、『企画展を巡回してほしい』などのラブコールをもらった」という。韓国ソウルで毎年開かれている国際展でもキュレーターが日本の作家を紹介したり、作品を貸し出したりと交流が活発化している。秋元館長は「グローバル化の中で、近隣国のアートに興味を持つのは自然な流れ。その中で21美が主導的な存在になりたい」と青写真を描く。
〜*年間入館者 公立「2位」*〜
年間入館者数が3年連続で150万人を超えた21美。「月刊レジャー産業」などの刊行物がある調査会社「綜合ユニコム」によると、公立美術館の入館者数では国立新美術館(東京・六本木)に次ぐ堂々の2位(2010年度)だ。
うち有料入館者は3割ほどだが、現代美術家には歴史的な芸術家ほどの知名度はないことを考えれば「お金を払う人が何十万人もいることが特異」(不動美里・学芸課長)。むしろ、未知の作家の展示でも「21美だから」という理由でお金を出す人も多いとみる。
21美はまちの客層もがらりと変えた。05年に入館者に行った出口アンケートでは「県外から」と答えた人が62・2%を占めた。数十メートル西の目抜き通り沿いで、漆器などの工芸品店「能作」を40年前から営む岡能久さんは、同館ができた効果を肌で感じるという。「10年前、このあたりは県庁を中心にした官庁街で、客層も手みやげを買う公務員や法人関係の客ばかりだった。今は観光客、特に外国人が増えている。作家ものの重箱など50万〜100万円の高額商品を買っていく人もいます」
(岸上渉)
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