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芸術・美術・音楽

203チバQ:2011/12/12(月) 21:30:32
◆混合型の資金調達

 こうした混合型の資金調達は公的資金がますます乏しくなる中、ドイツの美術館の間で徐々に普及しているという。

 ドイツ美術館の支援団体、フェデラル・アソシエーション・オブ・フレンズ・ソサエティーズ・フォー・アート・ミュージアムのエッカーハード・ニューマン代表は「シュテーデルのキャンペーンは着想が良く、極めて組織的に遂行されていた。住民の心をつかみ、経費に注意すれば、大きな成果を上げることができる」と述べた。

 建築家、ハンス・ホライン氏の息子であるホライン館長は、実業界にも美術の世界にも見識がある。伊ベネチアで生まれた同氏は、経済学と経営管理学を学びながら、英スタンダード紙ビジネス面のフリーランス記者として働いた。

 1995年にはニューヨークにあるソロモン・R・グッゲンハイム美術館の企画責任者となり、同美術館がベルリンやラスベガスに分館を立ち上げるのを手伝った。美術市場に関する本も2冊執筆している。

 企業の収集品を獲得するというシュテーデルの戦略は、ホライン氏の主導によるものだ。DZ銀行から借り受けた作品には、アンドレアス・グルスキーやナン・ゴールディン、リチャード・アヴェドンなど76人の芸術家の手による220点の写真が含まれる。

 ドイツ銀行のコレクションからは、リヒターの「ボート・ライド」(1965年)など、芸術家45人の600作品を借り受けた。

 これらの貸与品について、シュテーデルは評価額の4分の1の価格で25年間無利息という条件で買い取るオプションを有している。

 この件が明らかになったとき、アッカーマンCEOは「ドイツ銀行のコレクションをより広く公開するための策だ」として、銀行とフランクフルトやシュテーデルとの特別な絆を強調した。(ブルームバーグ Catherine Hickley)


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