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芸術・美術・音楽

159チバQ:2011/07/10(日) 14:30:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110710-00000067-san-soci
東日本大震災4カ月 被災文化財を救え 「伝統の命」守る
産経新聞 7月10日(日)7時55分配信

 東日本大震災による地震や津波で、深刻な被害に遭った東北地方の文化財を救う活動が本格化している。被災文化財は、絵画や彫刻、仏像、土器、生体標本から民具まで多岐にわたり、被害規模も甚大。文化庁の呼びかけで発足した被災文化財等救援委員会を中心に、気の遠くなるような細かい作業が続いている。

 文化財は被災地で泥を落とすなど応急処置を施し、運ばれた先でエタノール消毒と燻蒸(くんじょう)を行った後、修復を行う。作業内容や方法は種類によって異なり時間もかかる。

 海水を被った文化財は、塩分が付着しており、今の時期はカビが大敵。一刻も早い処置が必要だが、対応が可能な美術館などへの搬入は、他の文化財にカビが伝染する恐れがあり許可されないという。

 東北芸術工科大学(山形市)では、石巻文化センター(宮城県石巻市)の所蔵品のほか、大きな被害を受けた文書や絵画など約4000点を引き受けた。文化財保存修復学が専門の藤原徹教授(60)は「病院に例えると、今は引き受けた救急患者(文化財)の症状を見極め、最善の処置を急いでいる段階」という。大学にはレントゲンや実体顕微鏡、真空凍結乾燥機など、修復に必要な最新の機材と技術がそろう。

 一方、救援委員会の岡田健副事務局長(55)は「震災発生直後から多くの仲間が動いているが、資金不足と人手不足で厳しい。人命最優先は当然だが、少しだけ文化財にも目を向けてもらえたら…」と訴えている。(写真報道局 鈴木健児)


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