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芸術・美術・音楽
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チバQ
:2011/06/22(水) 21:59:28
一方で、屋内施設として人気を集める面もある。震災から1カ月余りの休館を経て4月26日から再開したジブリ展に、1カ月で4万人が訪れた。2月下旬から震災までの2週間で集めた1万人を上回るペースだ。
予想外の人出は単にジブリという魅力だけではなさそうだ。「福島では屋外での活動も不安で、気分転換できる場所が少ない。安心して静かに過ごせ、心を落ち着かせる場所として、美術館が多くの人の心によみがえったのでは」と伊藤匡学芸課長はみる。
宮城県美術館(仙台市)は7月5日から本格的に再開する。5月1日から別館だけ再開していたが、思った以上に来館者があり、今は震災前とほぼ同じ人の入りという。三上満良学芸員は「美術展どころではなく人が来ないのではと不安だったが、うれしいことです」と喜ぶ。
今は外国の作品展を企画している。これまでは温度や湿度管理、盗難対策についての交渉が中心だったが、震災後は加えて緊急時の対応について説明を求められている。「日本に貸し出すこと自体を渋られる傾向にあるのは否めない。保険料も震災前より高額になると懸念されている」という。
数々の不安材料を抱えつつ、美術館の担当者たちは美術館の意義について触れた。「日常の風景を取り戻すことも復興の一つ。美術館が通常通り開いているのも日常の姿では」(三上学芸員)。「不安の中で、気持ちを切り替えたくても切り替えられない人がいる。作品を鑑賞してひとときの慰めになる美術館は重要な場所なのでは」(伊藤学芸課長)。震災を機に、それぞれに美術館の価値を問い直している。(熊田志保)
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