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第22回参議院議員選挙(2010年)
6035
:
名無しさん
:2010/05/30(日) 12:26:57
>>6031
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/05/30/05.html
元伊勢丹カリスマバイヤーが参院選に出馬へ
伊勢丹の元カリスマバイヤーとして知られる会社社長の藤巻幸夫氏(50)が夏の参院選にみんなの党の比例代表候補として出馬することが29日、分かった。31日にも正式発表される見通し。
藤巻氏は、82年に伊勢丹に入社。新人デザイナーを集めた売り場「解放区」、百貨店初のセレクトショップ「リ・スタイル」、ライフスタイル提案する売り場「BPQC」を次々に立ち上げて成功し、カリスマバイヤーとして名をはせた。00年の独立後は、アパレル会社役員などを経て、経営破綻(はたん)した「福助」の社長に就任し、1年半で同社を再建させた。その後は、セブンアンドアイ・ホールディングス生活デザイン研究所社長を務めるなどし、現在は、09年に設立した小売店舗運営会社、藤巻兄弟社などで社長を務めている。
丸刈り頭にひげ、サングラスがトレードマークで、コメンテーターとしてテレビ番組に出演。著書も多数あり、雑誌などに連載を持つほか、講演会講師など幅広い分野で活躍している。
みんなの党は、夏の参院選比例代表に元会社社長の山田太郎氏(43)、NPO法人理事長の湯沢大地氏(42)ら14人を公認しており、藤巻氏は15人目の比例代表候補となる。
◆藤巻 幸夫(ふじまき・ゆきお)1960年(昭35)1月5日、東京都生まれの50歳。82年上智大経済学部卒業。
[ 2010年05月30日
6036
:
名無しさん
:2010/05/30(日) 12:45:11
みんなの党、知名度の高い人間が立候補するようになってきたな。
6037
:
神奈川一区民
:2010/05/30(日) 13:16:41
>>6035
そのうち勝間和代まで擁立しそうな勢い。
6038
:
チバQ
:2010/05/30(日) 16:30:10
>>5984-5985
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001005270003
脱・政治不信へ・下「大三極」存在アピール
2010年05月27日
米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で、社民党が連立政権からの離脱を示唆するなか、参院選徳島選挙区で民主党公認の吉田益子氏(50)の支援を決めた社民党県連合にも波紋が広がっている。
平和憲法「護憲」を党是とする社民党と、吉野川市九条の会の事務局長を務める吉田氏は蜜月の仲だ。しかし、連立離脱となれば「一からやり直すことになる」と、寺前学・社民党県連合代表。「連立政権で民主党にものを言って解決を図ったことも多いが、普天間は譲れない」ときっぱり言った。
今は、まだ「吉田氏支援」を変える予定はない。「憲法改正を阻止するためにも、民主党内での阻止派になってほしい」と、あくまで人柄を評価しているからだ。基地問題で連立を離脱した場合でも、吉田氏を支援しつつ、沖縄に対する民主と社民の姿勢の違いを訴えるという。
◇
「賞味期限付きの新党では第三極になれない」
4月26日に徳島市で開かれた公明党の国政報告会。次々と誕生する新党に対し、県本部の長尾哲見代表が批判の声を上げた。民主でも自民でもない「第三極」としての存在を示すことで、参院選での躍進を狙う。
昨年の衆院選で幹部クラスが相次いで落選し、危機感がないわけではない。しかし、今年3〜4月、阿波市や三好市など5市町の議員選で、公認候補の5人全員が当選した。うち2市町ではトップ当選だった。長尾氏は「参院選に向けて弾みがつく結果だ」と意気込む。
参院選では徳島選挙区には候補者を立てず、比例区で重点候補としている現職の谷合正明氏(37)の当選に向け力を入れる。県内で6万票以上の比例票獲得が目標だ。長尾氏は「新党はいずれ政界再編で消えてしまうだろう。第三極の役割を果たせるのは公明党しかない」と話し、支持を呼びかけていく考えだ。
一方、2007年参院選、09年衆院選と続いた自民との選挙協力態勢は、自公連立政権の崩壊を機に変わろうとしている。党本部は他党に推薦は出さない方針だが、地域の実情に応じ選挙協力は容認する考え。自民党公認の中西祐介氏(30)が県連幹部とあいさつに来ているが、長尾氏は「選挙区での協力は今のところ白紙」と話している。
◇
共産党は、立候補予定者の古田元則氏(62)が昨年11月から徳島市などで連日、街頭で訴えを続けている。上村秀明・党県委員長は「今回は選挙区も重視し、議席を争う」と力を込める。狙うのは、民主党の政治に失望した有権者の取り込みだ。自民党の下野で、農協や医師会など保守地盤を支えてきた団体とも懇談できるようになったという。
6月5日には、志位和夫委員長が徳島市入りし、政策を訴える予定だ。
◇
幸福実現党の竹尾あけみ氏(56)は今年2月に立候補を表明して以来、あいさつ回りや街頭演説をして支援を呼びかけている。日常の活動は自身のブログでも報告。6月2日に徳島市内で事務所を開く予定で、近づく選挙戦に備えている。
6039
:
チバQ
:2010/05/30(日) 16:34:52
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005250001
【連載「政党のいま」】
(1)民主 強気擁立 弱る勢い
2010年05月25日
衆参国会議員と参院選の立候補予定者が壇上に上がり、参加者と一緒に気勢を上げた=22日、札幌市内のホテル、上田幸一撮影
■対自民、業界切り崩し
「政権ができてやっと8カ月。これからが正念場。何としても参院選を勝たせてほしい」
札幌市内で22日にあった民主党北海道(道連)の政治資金パーティー。衆参国会議員ら13人が壇上に並ぶ中、三井辨雄(わき・お)道連代表は力を込めた。ガンバロー三唱で締めくくり、会場はさながら総決起大会の雰囲気に包まれた。
民主党は、道選挙区(改選数2)でいずれも新顔で元札幌市議の藤川雅司氏(53)と、テレビリポーターの徳永エリ氏(48)を擁立する。道選挙区に公認候補2人を立てるのは前々回2004年以来。前回07年も無所属候補を推薦し、公認候補と合わせて2議席独占を目指した。
票の住み分けを図る。労働組合出身の藤川氏は、連合北海道の全面支援を受け、道内各地の労組を中心に回る。テレビ出演による知名度が期待できる徳永氏は1次産業をターゲットに、各地の農漁協を回り、集会を重ねてきた。
さらに今後は両氏とも、勝負のカギを握ると見られる無党派層が多い札幌市での活動にも力を入れる予定だ。
連合は当初、道選挙区選出で、昨年9月に財務副大臣に就任した峰崎直樹氏=当選3回=の続投を想定した。峰崎氏も意欲を示したが、三井氏らは「参院議員の任期は3期18年が不文律」として、藤川氏の擁立に走った。
道連執行部が強気路線を進めた背景には、昨年の衆院選での大勝がある。12小選挙区中11選挙区を制し、自民党の町村信孝氏、中川昭一氏、武部勤氏の「ビッグ3」に、いずれも初めて勝利した。
比例区でも過去最高の134万8千票を獲得。政権交代に大きく貢献し、首相や衆院議長が輩出した。そうした勢いを持続させることが、2議席独占に向けた近道というのが基本戦略だった。
だが、この8カ月間で、状況は大きく変わった。
小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐり、元秘書だった石川知裕衆院議員=道11区=が逮捕され、2月に離党。小林千代美衆院議員=道5区=は公職選挙法違反事件や北海道教職員組合(北教組)事件で陣営幹部が逮捕された。
地方選挙でも、政権交代の効果はほぼ消えた。4月の帯広、名寄、富良野の3市長選では、帯広市で推薦候補が自民党推薦候補を破ったが、138票差という僅差(きん・さ)。残る2市長選は、民主系候補が自民系候補に大差で敗れた。
そして、小林氏の事件の影響で、民主党の選挙を支えてきた連合の動きが鈍くなっている。連合北海道の高柳薫会長は22日、参院選について「気持ちを切り替えて、安定政権樹立のために全力を尽くす」と述べるのが精いっぱいだった。
その一方で、政権与党の強みを生かそうともしている。長年自民党を支持した業界団体を切り崩し、味方につけようという戦術だ。
道連は昨年10月以降、業界団体との懇談会を重ねてきた。道内の農協関係者でつくる「北海道農協政治連盟」は3月末、道選挙区での自民党候補推薦を取りやめ、徳永氏と自民党候補を2人とも支持するという方針に転換するなど「成果」も出始めている。
道連は22日の政治資金パーティーの直前、業界団体との懇談会を開き、鳩山由紀夫首相側近の中山義活首相補佐官らが要請を聞いた。今後も業界団体への「揺さぶり」(道連幹部)を進める意向だ。
だが、かつての自民党的手法がどこまで通じるのか。そして鳩山氏、小沢氏という政権ツートップの「政治とカネ」の問題、さらに鳩山氏のリーダーシップに疑問符が付き、各種世論調査では内閣や党の支持率は下降の一途をたどっている。
道議の一人は、大勝した衆院選の原動力となった無党派層が新党に流れ、民主2候補より若い自民候補にも勢いが出てくる可能性を感じ、危機感を募らせる。
「下手をすると、2人とも落選するかもしれない」
(天野みすず)
◇
政権交代から8カ月が過ぎ、鳩山政権の中間評価といえる参院選が近づいてきた。道選挙区は民主、自民など既成政党に新党も加わり、これまで以上に激しい戦いになる。そんな中、政党は有権者とどう向き合おうとしているのか、いまの姿を追った。
6040
:
チバQ
:2010/05/30(日) 16:35:46
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005260001
【連載「政党のいま」】
(2)自民 存亡賭け 民意模索
2010年05月26日
衆参国会議員と参院選の立候補予定者が壇上に上がり、参加者と一緒に気勢を上げた=22日、札幌市内のホテル、上田幸一撮影
■政党のいま(2)自民
■対話集会・団体まわり…
日高町商工会の会議室。地元商店主や町長、町議ら約25人が集まる中、自民党の茂木敏充幹事長代理や、同党道連会長の伊東良孝衆院議員らが、鳩山政権や民主党の批判を続けていた。
20日に開かれた「ふるさと対話集会」。鳩山由紀夫首相を選出する衆院道9区のこの町で、谷垣禎一総裁が直接、有権者と向き合う予定だった。ところが、国会対応を理由に前日、急きょ欠席となっていた。
その「代打」で訪れた茂木氏らに、商店主の一人が問いかけると、場は静まり返った。
「小泉政権時代の規制緩和で零細商店は次々シャッターを下ろした。地方の生活や考えが分からないで自民党は戦えるのか」
昨年8月の総選挙。自民党は、道内12小選挙区のうち11選挙区で民主党候補に惨敗した。武部勤元幹事長、町村信孝元官房長官の重鎮2人でさえ、比例区で復活当選するのがやっとだった。
そんな党道連にとって、参院選は組織の存亡を賭けた戦いだ。
道選挙区(改選数2)の候補者選考で、道連は72歳の現職中川義雄参院議員=当選2回=に代わって、「無党派層をつかむことができる」(道連幹部)候補の擁立を検討。業界団体や党支持組織の代表者らで構成する委員会を作り、2月、YOSAKOIソーラン祭り創始者の新顔長谷川岳氏(39)の擁立を決めた。
だが、「選考過程をオープンにして、みんなが納得できる候補者を選ぶ」(伊東道連会長)というシナリオは、「中川降ろし」と受け取られた。中川氏はもちろん、道連内にもしこりを残した。
中川氏はその後、自民党を離党し、新党「たちあがれ日本」に参加。そのうえ、参院選の比例区候補となった。
中川氏の地元・十勝の党道11区支部は、長谷川氏のほか中川氏も支援することを決め、一枚岩になりきれない。
農業や医療、建設業など業界団体の「自民離れ」も深刻だ。
自民一辺倒だった農協グループの政治団体「北海道農協政治連盟」(道農政連)は、参院選で自民、民主両党の候補をともに支持することを決めた。道農政連幹部は「自民党との付き合いは無視できないが、与党・民主党も無視できない」。そんな業界側の動きに、道連幹部の一人は「ポスター張りなどで業界団体の支援が得られない」と愚痴をこぼす。
ただ、手をこまねいているわけではない。
道議や市町村議が業界団体の地方支部をまわり、直接支援を要請する――。25日、道連幹部らはこんな方針を決めた。民主党北海道(道連)が団体幹部に接触を図っていることに対抗し、下部組織から攻めていく作戦だ。あわせて5月下旬から、団体幹部とも面会し、丁寧に要望を聞き始めた。
鳩山政権を攻め立てることも忘れない。北海道教職員組合(北教組(ほっきょうそ))事件でクローズアップされた「民主党と労働組合」の関係や「政治とカネ」、普天間問題の迷走、口蹄疫(こうていえき)問題での初動対応……。党幹部はもちろん、衆院予算委員会の筆頭理事を務める町村氏ら道選出の国会議員も積極的に発信を続けている。
しかし、民意が再び戻ってくる気配は今のところ少なそうだ。
「(有権者は)自民党政権に戻す所までは考えていない。自民党に追い風は吹いていない」。道内各地で有権者の声を聞いている長谷川氏は5月中旬、肌感覚をこう打ち明けた。
鳩山政権の敵失頼みで、どこまで失地回復を図れるか。残された時間は、そう多くない。
(平間真太郎)
6041
:
チバQ
:2010/05/30(日) 16:36:35
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005270001
【連載「政党のいま」】
(3)新党 受け皿狙う第三極
2010年05月27日
元道職員の中川賢一氏と握手する渡辺喜美みんなの党代表(右)=札幌市中央区
有権者と握手してまわる「たちあがれ日本」の中川義雄氏=札幌市中央区、吉本美奈子撮影
■父と子、異なる党を選択
「自民は嫌だけど、民主にもがっかりという人が増えている。ここで第三の選択肢を提供するのは、大変意義がある」
17日夜、札幌市内のホテル。みんなの党の渡辺喜美代表は、参院選道選挙区(改選数2)の候補者擁立発表の記者会見で、自信ありげに語った。
自民党を飛び出した渡辺氏が中心となり、昨年8月の衆院選直前に結党。衆院選では5人が当選し、比例区では社民党と肩を並べる約300万票を獲得した。
その後の各種世論調査では、民主、自民の2大政党が支持を減らしたり、伸び悩んだりする中、第三極として支持率上昇が続く。朝日新聞社の世論調査でも、参院選比例区の投票先としては、4月は7%、5月は9%と伸び、さながら「一人勝ち」の状態だ。
その理由とみられるのが、簡潔な主張だ。取り組むべき課題を意味する「アジェンダ」は、「行政改革を進め、小さな政府を作る」。渡辺氏らはさらに「脱官僚」「官僚の天下り根絶」というわかりやすい言葉を繰り返す。
こうした主張は、道選挙区の候補者選びにも反映した。擁立する元道職員の中川賢一氏(43)は、中央集権の仕組みによる国のさまざまな規制に限界を感じており、「私の思いを実現するにはこの党だと確信した」と、辞表を出してまでの決意を口にした。
勢いを道内に持ち込みたい党側は、4月から支部を立ち上げている。最初は滝川市、今月上旬には帯広市に発足した。
ただ両支部とも、支部長が党幹部と親しく、個人的なつながりで足場を築いた面が強い。勝敗を決すると見られる札幌市での支部立ち上げの時期は未定だ。
だが帯広支部長の大塚徹・帯広市議は、自民党の故中川昭一氏の「もうろう会見」や、「政治とカネ」の問題で逮捕され、民主党を離党した石川知裕衆院議員を念頭に強調する。「帯広に政治不信の元凶がある。ここで党勢を伸ばすことが、道内全体で(党が)受け入れられることになる」
新党結成が相次ぐ中、道選挙区には、山田宏・東京都杉並区長らの「日本創新党」も候補者擁立に意欲を見せる。
新党「たちあがれ日本」も模索を続ける。同党は、自民党で閣僚を歴任してきた平沼赳夫氏や与謝野馨氏が立ち上げ、「反民主、非自民」を掲げる。
その党が、ここにきて道内でにわかに注目され始めた。
4月の結党メンバーに参院道選挙区選出の中川義雄氏(72)の姿があった。自民党の候補者選考で敗れてから2カ月のこと。道選挙区からの立候補もささやかれたが、「恨みを晴らすような形では出ない」と比例区で立つ。道選挙区で自民党に協力する可能性にも言及していた。
ところが、「寝耳に水」の事態が生じた。それが、みんなの党の候補者擁立だった。
中川賢一氏は、義雄氏の長男。息子の立候補の話は聞いていなかった。「理念は党にあるが、人の親なので息子を思う情もある。私自身がどういう態度を取ったらいいのか」。賢一氏の会見の2日後、義雄氏は揺れる心情を、こう率直に語っていた。
一方の賢一氏は、父を尊敬しているとしつつ、「私は全く違う生い立ち。専門分野も得意とすることも、父と同じではない。独立した形でやっていく」と語る。
道選挙区と比例区という違いがあるとは言え、父親と息子が違う新党の候補者として戦う「親子対決」。参院選の焦点の一つとされる「新党は有権者の受け皿になりうるか」という要素に、道内ではこの異例な構図が加わった。
(神元敦司、平間真太郎)
6042
:
チバQ
:2010/05/30(日) 16:37:11
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005280001
【連載「政党のいま」】
(4)公明・共産 自公つかず離れず
2010年05月28日
参院選道選挙区の対応はまだ明確にしていないが、公明の比例区予定者の事務所開きには自民党議員たちが出席した=札幌市中央区
■共産、「民主政権ノー」鮮明
民主、自民両党の推薦候補が激突し、参院選の前哨戦と位置付けられた4月18日の帯広市長選。結果は138票差で、民主系が競り勝った。
選挙戦の焦点は「石川VS.中川」だった。昨年の衆院選で道11区を制した民主は、石川知裕衆院議員の逮捕・離党後も勢いを保っているか。一方、自民は中川昭一元財務相の落選・急死を経ても、長年にわたって根を張ってきた中川票を結集できるか――。この点に注目が集まった。
その裏で別の関心事も、選対関係者にはあった。公明党と、その支持母体・創価学会の動向だ。
市長選で、公明は自民系候補を推薦。自民関係者は「学会は最後に動いてくれた」と言い、最終盤の追い上げムードに尽力したと見る。対する、民主関係者は打ち明ける。「選挙中に学会の人が『うちは自主投票』と断りに来た」
10年にわたって政権を担った自公は、選挙でもタッグを組んできた。道内では衆参両院の選挙で、公明・学会が自民の選挙区候補を支援し、その見返りに比例票を得る関係が続いていた。
だが、昨年の衆院選で両党は下野。その後、公明側は「連立野党という言葉はない」と繰り返し、選挙協力についてはどの党とも距離を置く構えを強調する。
公明党道本部は今回、比例区に出る元道議・横山信一氏(50)の当選を絶対目標に掲げる。しかし、道選挙区(改選数2)の対応については、まだ態度を明確にしていない。
内情は複雑なようだ。公明党道議の一人は、道選挙区で自民党が擁立する長谷川岳氏(39)について「要請があれば推すだろう」と言う。北海道創価学会幹部も「応援できる人」と評する。
一方で、この幹部は「自民党と協力する大義名分はない」とも語る。業界団体のような支持組織が離れたことで、自民党に比例票を出す余力はあまりない、という見通しもあるからだ。
札幌市で24日にあった横山氏の事務所開きには、自民党の町村信孝元官房長官や道連幹部が出席した。昨夏までは設けられた自民側のあいさつが、この日、その機会はなかった。
秋波を送り続ける自民につかず離れず。どう対処するのが自らの比例区の得票につながるのか――。30万票前後とされる道選挙区の公明票をはかりにかけながら、戦術を模索する。
一方、公明党と同様、第三極の位置を確固たるものにしたい共産党は、路線が明確だ。
昨年の衆院選では道内全小選挙区での候補擁立をやめ、5選挙区に絞った。さらに自公政権への攻撃を強化。民主党政権誕生を側面から支援したとも言われた。だが、最近は民主党や鳩山政権に「ノー」を突きつける。
「国民の過半数は憲法改正と消費税増税に反対。これを守るのは共産党のみだ」。23日、札幌市内の集会で、同党の大門実紀史参院議員が訴えた。民主・自民両党から離れる票の受け皿を目指す方針が顕著だった。
今回擁立する畠山和也氏(38)は、前回2007年も立候補した。この時の得票は20万票だったが、衆院選の比例票は24万票に伸びた。参院選ではさらに上積みを目指す。
党道委員会の青山慶二書記長は意気込む。「有権者に『共産党もありかな』と思わせたい」
(平間真太郎、神元敦司)
6043
:
チバQ
:2010/05/30(日) 16:38:15
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201005250001.html
走りだす参院選>
苦渋のすみ分け 広島選挙区(改選数2) '10/5/25
--------------------------------------------------------------------------------
7月11日投開票が確実になった参院選。中国地方では今月に入り構図が変化する選挙区が相次いだ。6月24日公示まで1カ月。政権交代の評価が問われる夏の政治決戦に向け、骨格が固まった5選挙区の情勢を追った。
▽民主2人目、現職に焦り
「がん再発患者の私が、命を救う政治をがんばりたい」。24日、広島市西区のJR横川駅前。参院選広島選挙区(改選数2)に、民主党が2人目として擁立した乳がん患者団体世話人代表で、新人の中川圭氏(52)が声を張り上げた。党衆院議員の姿もある。13日の立候補表明直後からほぼ毎日、街頭に立つ。
民主党は参院選で単独過半数獲得を目指す。改選数2の12選挙区に、推薦も含め候補者2人を立てるのが小沢一郎幹事長の指示であり、それが広島で完了した。現職は労組などの支援団体を固め、新人が無党派層に食い込む戦略を描く。
▽支援態勢に不満
今、現職の柳田稔氏(55)を支援する連合広島はいらだちを強める。中川氏の立候補表明から4日後。伊丹幸男会長が党県連との意見交換会で、三谷光男代表(衆院広島5区)に不満をぶつけた。「中川氏を優先しすぎている」。党県連が示した参院選の支援態勢で、中川氏に県連所属国会議員を4人送り込むのに対し、柳田氏は2人だったからだ。
三谷氏は「中川氏には支援組織が少ない」と理解を求めたが、別の連合幹部は「もしものことがあれば、今後の選挙で協力をお願いされてもどうなるか分からない」とくぎを刺した。
参院選2人区での「2人擁立戦術」は、1998年の参院選で自民党が掲げた。だが、独占できたのは2選挙区で橋本龍太郎首相が退陣する敗北を喫した。広島でも自民党は2人を立てたが、1議席だけだった。
その参院選で初当選したのが、鉄鋼や造船を中心とした労組の支援を受けた元民社党衆院議員の柳田氏。3選に挑む今回は「逆の立場」だ。小沢氏の「政治とカネ」の問題や鳩山政権の迷走という逆風も吹く。22日、柳田氏は中区で参院選に向け初めてマイクを握り「雇用対策や子育て支援を実現させた」と政権交代の実績をアピールした。
▽自民 再生へ結束を促す
「民主党の新人は有力。脅威を感じる」。自民党県連の宇田伸幹事長は、危機感をあらわにする。公募選考で「挑戦権」を得た元衆院議員で新人の宮沢洋一氏(60)は「議席奪還が最低限の使命」と県内を飛び回る。
宇田氏が「危機感」を繰り返すのは県連の結束を促す意味が大きい。県議会や広島市議会で分裂や対立をしてきた自民党系会派。衆院選大敗後、県連は役員を一新し、岸田文雄会長(衆院広島1区)を中心に「世代交代と融和」を掲げる。
政権交代後、初の国政選挙となる参院選は「自民党県連再生」の試金石でもある。ただ、県連内からは「内輪もめしているかつてのわが党のよう」と民主党を皮肉り、参院選への自信を深める声が出始めた。
共産党は県委員会常任委員で新人の大西理氏(44)が街頭演説や集会で「民主党でも自民党でも政治は変わらない」と訴え、二大政党の批判の受け皿を目指す。政治団体「幸福実現党」新人の植松満雄氏(51)は支援者回りをする。(城戸収、永山啓一、加納亜弥)
【写真説明】買い物客たちに向け、街頭演説する立候補予定者(23日、広島市中区本通)
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チバQ
:2010/05/30(日) 16:38:45
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201005260001.html
しこりの行方 山口選挙区(改選数1) '10/5/26
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▽勝機求め民主結束へ
山口市のホテルに18日、民主党の小沢一郎幹事長が駆け付けた。「古里のため身を粉にして働く」―。隣で俳優の原田大二郎氏(66)が、参院選山口選挙区(改選数1)への立候補を表明した。
党県連が、公募で絞った3人を党本部に公認候補として推薦してから半年。党本部はそれを受け入れず、知名度の高い地元出身の原田氏に決めた。擁立の遅れについて、小沢氏は「本部と県連とで試行錯誤を繰り返した。山口県は自民党王国。最重点区として全力で県連とともに頑張る」と強調した。
▽県連の意向放置
小沢氏が打ち消してみせた「しこり」…。事実、党県連幹部は、原田氏の擁立が決まる直前まで党本部への批判を漏らしていた。地元の意向が事実上放置されたまま、選考経過がほとんど伝わってこなかったからだ。
それでも今、小沢氏が言う「自民党王国」との戦いが、党本部と県連を「結束」へと向かわせつつある。
小雨が降った23日午前、下松市の商業施設近くに原田氏が立った。そばで、民主党県連役員の戸倉多香子氏が「山口県でも政権交代をさせてください」と声を振り絞った。
戸倉氏は昨夏の衆院選山口4区で落選後、前回に続く参院選への立候補に向け、党県連の公募に応じた。県連が本部に推薦していた3人のうちの1人だ。そんな経緯を踏まえても戸倉氏は「勝てる候補が必要だった」と全面支援に動く。ある県連幹部は「不満や不信は残るが、やるしかない。最悪の不戦敗は回避できた」と言った。
対する自民党は、現職の岸信夫氏(51)が再選を目指す。「地元の意向がここまで無視され、わだかまりが残らないはずはない」―。自民党県連内には民主党の内情を推察し、結束を疑問視する見方もある。
▽国の将来像示す
一方、小沢氏が仕掛けた「知名度のある候補」への警戒感も漂い始めた。政権交代を許した昨夏の衆院選でも県内4小選挙区のうち3選挙区の議席を維持した自民党県連。与党として根強い地盤を築いてきただけに、一転、野党で迎える参院選への不安もにじむ。
岸氏は「野党だからといって政権を批判していればいいわけでない。もう一度政権を取ったら、この国をどうしていくべきかを示す」と力を込める。
民主党の原田氏と戸倉氏が支援を訴えた下松市の商業施設前。2人が立ち去って約10分後、岸氏の実兄である安倍晋三元首相(衆院山口4区)が駆け付けた。手には岸氏の名刺の束。約1時間、買い物客や店員たちに「よろしくお願いします」と配って歩いた。
遅れて合流した岸氏と並んでマイクを握った安倍氏は、「民主党の長州征伐を返り討ちにしよう」と呼び掛けた。
共産党新人の木佐木大助氏(55)は、米海兵隊岩国基地(岩国市)への空母艦載機移転に反対する党の立場をアピールしている。「3党の候補が出そろい、論戦が本格化する」と木佐木氏。これまで活動拠点を置いていなかった県東部での浸透にも力を入れる。(金刺大五)
【写真説明】支援者や買い物客に握手を求める立候補予定者=手前(23日、下松市)
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チバQ
:2010/05/30(日) 16:39:16
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201005270001.html
連携のかたち 岡山選挙区(改選数1) '10/5/27
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▽自公協力の復活模索
「自公政権の方が良かったという話をよく聞く。私は個人的に山田さんを応援する」
23日、参院選岡山選挙区(改選数1)に立候補を予定する自民党新人山田美香氏(42)の決起大会が、笠岡市であった。応援演説をしたのは公明党の笠岡市議。司会者から「友党を代表して」と紹介され、マイクを持った。
公明党本部は参院選で、昨夏まで連立政権を組んでいた自民党との選挙協力を「白紙」とする。これに対し自民党県連は近く公明党県本部に山田氏の推薦を要請する考え。党本部の推薦は得られなくても、県レベルで協力を進めるのが狙いだ。
▽「バーターが鍵」
自民党県連内には、郵政民営化をめぐり離党し、たちあがれ日本を結党した平沼赳夫氏(衆院岡山3区)との連携を模索する動きもある。ただ、2007年の参院選で民主党新人に敗れた元職片山虎之助氏(74)が26日、比例代表でたちあがれ日本から立候補すると表明。「離党したら今まで通りとはいかない」(自民党系岡山市議)など困惑の声も漏れる。
同じ26日には、舛添要一氏を代表とする新党改革が、昨夏の衆院選岡山2区で落選した自民党元衆院議員の萩原誠司氏(54)を、比例代表で擁立することを正式に発表した。相次ぐ元国会議員の離党により、自民党県連の求心力低下は否めない。
党県連内には、支持者が重なる片山氏や萩原氏との連携を主張する声は残るものの、公明党を選挙協力相手の「1番手」にする意見が大勢を占める。2月までパリで自動車部品メーカーに勤めていた山田氏の後援会づくりは始まったばかり。創価学会を支持母体に持つ公明党の組織票に活路を見いだす構えだ。
公明党県本部もまた、比例代表で地元出身の現職谷合正明氏(37)を抱えており「自民党がどれだけうちの比例代表の候補を応援してくれるかが鍵」(県本部幹部)との姿勢をみせる。「選挙区は自民、比例代表は公明」。自公政権時代と同じ選挙協力が進む可能性はある。
▽受けて立つ重鎮
受けて立つ現職の江田五月氏(69)は、参院議長就任で民主党の会派を離脱中だが、実際には「与党の重鎮」の看板を前面に態勢づくりを本格化させる。
自身の誕生日で父三郎氏の命日でもある22日に岡山市中区で開いた総決起大会。市長や県商工会連合会、県医師会など各種団体の代表たちが出席した。多くは政権交代前まで自民党を支援してきた顔ぶれである。
故橋本龍太郎元首相の元秘書で、総社市の片岡聡一市長はあいさつに立ち「地方分権を推進できるのは江田議長」と手腕をたたえた。
共産党新人の垣内雄一氏(45)は22日、岡山市北区で佐々木憲昭国対副委員長を招いて演説会を開いた。医療従事者や労組の代表から労働現場の実情を聞き、「派遣切りの問題は解決されていない。人間らしく働ける社会を実現する」と訴えた。30日に事務所を開き、準備を加速させる。(中島大)
【写真説明】党の演説会で政策を訴える立候補予定者(22日、岡山市北区)
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チバQ
:2010/05/30(日) 16:40:01
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201005280001.html
変化した構図 島根選挙区(改選数1) '10/5/28
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▽自民「世襲」隠さず
自民党の青木幹雄前参院議員会長(75)が雲南市木次町で倒れてから10日余りたった25日。「ご迷惑を掛けて申し訳ない」。その木次町での党支部総会で、参院選島根選挙区(改選数1)に後継として立候補する長男で新人の一彦氏(49)は頭を下げた。
「参院のドン」と呼ばれた幹雄氏の立候補断念に、党県連には衝撃が走った。13日に軽い脳梗塞(こうそく)と診断され、出雲市の病院に入院。県連は強固な支持基盤の継承を最優先し、後継に長男を指名した。
その経緯を10年前と重ね合わせる県議は少なくない。青木氏が側近として仕え、同じく病気が引き金となった故竹下登元首相の引退だ。後継となった弟の亘氏(衆院島根2区)は2000年の衆院選で圧勝。選挙期間中に元首相が死去し、「弔い合戦」となった。
県連幹部は「あえて長男は隠さない。むしろ強調した方がいい。同情票が集まる」と明かす。一彦氏は20日、松江市での会見で「古里に対する父の意志を継ぐのが私の務めだ」と表明。28日までに県内全59支部と主要な業界団体を回る。
ただ、県連幹部の間ですら公募を求める声が出た。旧飯石郡など6支部からは元職の景山俊太郎氏を推す意見があり、しこりが残る可能性もある。県連はすぐに選考過程についての説明文書2枚を全党員に郵送し、世襲批判の沈静化を図る。
▽世代論争消え、民主に危機感
元民放アナウンサーの新人岩田浩岳氏(34)を擁立する民主党。「最重点区」と位置付けてきた島根での「構図激変」に向き合う。連合島根の矢倉淳会長は「世代交代のフレーズが使えなくなった」と強い危機感を示す。
20日に島根入りした小沢一郎幹事長は松江市のホテルで、連合島根の幹部にこう語った。「青木幹雄さんなら絶対勝てると確信を持っていた。相手が変わると不確定要素が強くなる」。会合後、小沢氏は岩田氏と別室で面談し「僕は厳しくなったと思うよ。ひたすら君は街に出て訴えなさい」と指示した。
4月中旬から1日50回の街頭演説を連日続けてきた岩田氏。今は回数を1日55回に引き上げ、「地域の声をまっすぐ国に届ける」と連呼する。
▽自民支持層狙う
参院選での「台風の目」とされるみんなの党もまた、島根を「最重点区の一つ」に挙げる。1人区初の公認候補として、自民党の故桜内義雄元衆院議長のおいで会社役員の新人桜内朋雄氏(41)を擁立。6日に松江市であった立候補表明の記者会見には、渡辺喜美代表が駆け付けた。
桜内氏は「今回は政策を訴える選挙。相手は関係ない」と受け止める。党の支持率急上昇を追い風に、今週末から離島の隠岐の島町で街頭演説を始める。立候補表明後、義雄氏とつながりが深かった関係者をあいさつ回りし、自民党支持層への食い込みも狙う。
共産党新人で党県常任委員の石飛育久氏(32)は、誕生日の16日に事務所を開き「民主党は期待はずれ、自民党にも逆戻りできない。若い力で頑張る」と訴えた。6月5日まで県内全域で街頭活動する。(河野揚)
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チバQ
:2010/05/30(日) 16:41:07
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201005290001.html
一変した風 鳥取選挙区(改選数1) '10/5/29
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▽市長選敗北 民主に影
「民主党に逆風が吹いている。戦える環境をつくってほしい」。19日、鳥取市のホテルに迎えた民主党の小沢一郎幹事長に、連合鳥取の五十嵐美知義会長が迫った。
参院選に向け、小沢氏が東京の連合幹部とともに鳥取選挙区(改選数1)を訪れ、連合鳥取に支援を要請した懇談会の席だ。連合鳥取には、与野党対決となった4月の鳥取市長選で、推薦した新人が現職に大差で敗れた現実が重くのしかかる。
小沢氏に対し、異例の注文をつけた五十嵐会長の言葉には、「政治とカネ」の問題や鳩山政権の迷走で、政権交代の実績を有権者にアピールできない「いらだち」もにじんだ。
▽街頭活動を重視
同席した民主党新人の坂野真理氏(32)も、昨年夏の立候補表明から一変した厳しい風を感じ取る。自民党参院の重鎮だった故坂野重信元自治相の孫で、小児科医。自民党の支持基盤を切り崩す小沢氏の選挙戦略を担い、活動を先行させていた。
現職の田村耕太郎氏(46)は昨年12月、野党に転落した自民党を離党後、小沢氏の要請で民主党入り。比例代表で立候補の予定だ。これに対し自民党県連は2月、公募で新人の国際政治経済学者浜田和幸氏(57)の擁立にこぎつけた。石破茂政調会長(衆院鳥取1区)が精力的に地元入りし、支援する。
坂野氏は13日、鳥取市に接する八頭町で集会を開いた。民主党が勝利した3年前の参院選で、小沢氏が乗り込んだ石破氏の出身地だ。「32歳、母、奮闘中」と書いた赤のたすきを掛ける坂野氏。育児をしながら働く若い母親が、政治家を志す熱意を訴えた。鳥取市長選後は、有権者に顔が見える街頭活動も重視。「党」よりも「人」を前面に出す。
▽自民、支持基盤揺らぐ
対する浜田氏は、同市長選の勝利を追い風に、県内各地で決起大会を開催。立候補表明の遅れを取り戻そうと懸命だ。22日の党県連大会で石破氏は「鳥取で議席を落とせば、民主党のおかしな政治を変えられない」と小沢氏に対抗心を見せた。
参院選の勝敗の行方を握る全国29の1人区。3年前は鳥取を含め民主党系の候補が23勝6敗と圧勝した。「あの時から、有権者の気持ちがよく見えなくなった」と自民党県連の山根英明幹事長は打ち明ける。
昨夏の衆院選で自民党は県内2小選挙区を制したものの、政権交代を機に党員の減少は続き、業界団体に自主投票の動きが広がる。支持基盤の揺らぎがどう影響するか、山根氏は計りかねている。
共産党新人で党県委員会書記長の岩永尚之氏(53)は、6月13日投開票の米子市議選(定数30)を、6月24日公示が確実な参院選の前哨戦として重視。「政治不信が広がる今こそ好機。党の政策をきちんと訴えたい」と力を込め、支持構造が流動化する業界団体への浸透にも力を入れる。(円山文雄)
【写真説明】衆院議員(手前右端)と一緒に集会の参加者を握手で迎える立候補予定者(手前左端)=15日、鳥取
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チバQ
:2010/05/30(日) 17:04:10
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001005300003
民・社 連立離脱でも参院選共闘
2010年05月30日
福島瑞穂消費者担当相の罷免から一夜明けた29日、民主党県連、社民党県連合、連合香川の幹部が会談し、社民党が連立政権を離脱した場合でも参院選香川選挙区での「共闘」を維持していくことを確認した。だが、社民党県連合は同日に開いた緊急の3役会議で「連立離脱やむなし」という意見を県連合として主張する方針を確認。中央で仲たがいしながら、地方で手を結ぶというズレが生じている。
会談には民主党県連の小川淳也代表、社民党県連合の奥田研二代表、連合香川の豊永幸一事務局長が出席した。小川代表によると、米軍普天間飛行場移設を巡って政権が動揺していることについて、小川代表が冒頭に陳謝。参院選については社民党が連立を離脱するか否かにかかわらず、結束して戦っていくことを確認したという。
小川代表は取材に対し、「この結束を乱すような悪影響がないよう、細心の注意を払いたい」。民主党県連は同日の常任幹事会で、知事選の対応を話し合ったが、小川代表は「社民党の連立政権離脱騒動の影響や参院選に与える影響から、社民党や連合香川との十分な調整が必要」として結論の表明は先送りした。
一方、社民の会合には奥田代表ら6人が出席し、「連立離脱」で全員が一致した。30日の党全国幹事長会議で、県連合の意見として主張するという。奥田代表は「政権にとどまり政策を実行することも大事だが、普天間飛行場の国外・県外移設は社民党の基本政策。この考えを曲げてはいけない」。会合では閣外協力もすべきでないという強硬意見も出たという。
参院選については「社民、民主の両党が等距離で、支援しており、推薦を取り下げることはない」(奥田代表)と共闘を確認したが、民主党県連の幹部からは「影響がまったくないとは言えない」と懸念の声もあがっている。
自民党県連は29日、高松市内で県連大会を開いた。大野功統県連会長はあいさつの中で、普天間飛行場移設を巡る民主党の対応について、「自民の決めたことだからと合意をひっくり返そうとした。日米関係よりも自分の党を大事にしている」と批判。平井卓也衆院議員は「政権が一日長引くごとに国益が損なわれていく。なんとしても次の参院選では与野党を逆転させなくてはならない」と述べた。
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チバQ
:2010/05/30(日) 17:24:48
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100530a
石川氏を無所属で擁立する動き 参院選
夏の参院選本県選挙区で、前秋田公立美術工芸短大学長で作家の石川好氏(63)を、無所属で擁立する動きがあることが29日、分かった。県内の元首長や民間経済人らが石川氏に出馬を要請し、立候補に向けた準備も進めている。
石川氏は同日、自身を擁立する動きについて、「秋田に縁がある人間としてうれしく思う。期待に応えられるかどうかは現段階ではまだ分からない」と話した。出馬の是非について近く最終判断する見通し。
関係者によると、石川氏の周辺では選挙用ポスター作製の日程調整や選挙事務所の確保など、選挙戦の準備を既に具体化させており、来月3日に県庁で開催される立候補予定者説明会にも支援者が出席する予定。
関係者は本県活性化に向けた石川氏の多彩な活動などに共感したとしている。
石川氏は東京都生まれ。慶大法卒。2001年から07年まで秋田公立美術工芸短大学長。現在は酒田市美術館館長、ノースアジア大客員教授。
本県選挙区では民主党現職の鈴木陽悦(61)、自民党新人の石井浩郎(45)、共産党新人の藤田和久(60)の3氏が出馬を予定している。
(2010/05/30 09:30 更新)
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チバQ
:2010/05/30(日) 17:28:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100530-OYT8T00089.htm
民主「2人目擁立の選択も」
石井選対委員長社民「離脱」の場合
普天間飛行場移設問題で社民党の福島党首が消費者相を罷免された問題で、民主党の石井一・選挙対策委員長は29日、今後、社民党が連立政権を離脱して同党との選挙協力が解消された場合、今夏の参院選新潟選挙区で、民主党から2人目の候補者擁立もあり得るとの見方を示した。
新潟選挙区は、民主党が連立政権を組む社民党に配慮した結果、全国の2人区で唯一、民主党の公認候補が1人となっている。
石井氏はこの日、新潟市内で開かれた田中直紀参院議員の政治資金パーティーに出席。あいさつに立った石井氏は、社民党の連立離脱問題に関連し、「(社民党との)話し合いの経過によっては突然変異もありうる政治状況だ」と強調。「新潟で2人目の候補者を立てる選択もわずかに残っている」として、現職の田中氏に加えた2人目擁立の可能性に言及した。
その後、報道陣に対し石井氏は「今の段階で(対応を)簡単に言うことは出来ない」としつつ、「社民党本部の出方による」と含みを持たせた。
石井氏の発言について民主党県連の西村智奈美代表は「党本部の考え方として可能性を述べたのでは」と述べ、2人目擁立に向けた具体的な指示は特にないと説明。ある県連関係者は、「実際にもう1人擁立しろ、というのはあり得ないのでは」との見方を示した。
社民党県連は連立離脱反対 新潟選挙区で社民党から出馬予定の現職の近藤正道氏は29日、柏崎市内での演説会に参加。近藤氏は、報道陣に対し、「党首が罷免されたから即離脱ではなく、あらゆる観点から慎重に決定すべき」と述べ、連立政権に残るべきとの認識を示した。無所属での出馬に切り替える可能性など、今後の対応については「様々な選択肢があるが、支援者の合意が必要だ」として態度を明らかにしなかった。
社民党県連は30日の全国幹事長会議で、連立離脱に反対する方針だ。
(2010年5月30日 読売新聞)
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チバQ
:2010/05/30(日) 17:29:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20100530-OYT8T00011.htm
国民新 相本氏推薦見送りへ
森田参院議員表明 「協議なし擁立」溝深く
国民新党の森田高参院議員(富山選挙区選出)は29日、読売新聞の取材に対し、夏の参院選で民主党公認で立候補するフリーアナウンサー相本芳彦氏(54)について、「推薦を控えることになる」と述べ、推薦しない考えを明らかにした。早ければ来週中にも党本部が正式決定するという。社民党の連立政権離脱の公算が強まる中、社民党県連も選挙協力見直しの可能性に言及しており、民主党県連が「勝利のために必要」としてきた与党共闘が成立しない可能性が高まった。
森田氏はこれまで、民主県連が相本氏を公認候補として擁立した際、国民新党への連絡がなかったことを一貫して批判し、民主側との溝を深めており、推薦見送りの理由も「我が党とは協議しないという(民主側の)姿勢があまりにも良くないため」としている。森田氏によると、亀井静香代表や綿貫民輔・党最高顧問も推薦見送りに同意しているという。
民主党と国民新党は、党本部間で協議し、全国での選挙協力態勢の構築を目指している。民主党の石井一・選挙対策委員長は22日に来県した際、「国民新党は(推薦が)取れる」と語っていたが、森田氏は「選挙協力をしていても、地方の事情により推薦できない民主党候補も出てくる」と、富山で協力関係を築く困難さを指摘する。
一方、自民党県連との選挙協力も、「政権与党の一員として、あり得ない」と否定した。
福島瑞穂氏が消費者相を罷免された社民党にも、連立政権離脱の公算が高まっており、30日に開かれる全国幹事長会議で、離脱の是非が協議される。党県連の菅沢裕明幹事長は、「民主党県連とはこれまで地方レベルで協議を積み重ねてきた経緯がある」として、選挙協力を一挙に解消することは否定した。しかし、会議の結果、全国での選挙協力が見直しとなった場合は、「従わざるを得ないだろう」と述べ、相本氏の推薦方針を転換する可能性にも触れた。
(2010年5月30日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20100530-OYT8T00014.htm
自民県連司法書士支部解散
自民党県連の職域支部「司法書士支部」は29日、富山市内で定時総会を開き、解散を決めた。昨夏の衆院選で自民が野党になって以降、県内の党員数は減少に拍車がかかっているが、解散する職域支部も出始めたことで、党の求心力低下が改めて浮き彫りとなった。
県司法書士会の政治団体「日本司法書士政治連盟富山会」の高田政公会長によると、これまでは自民党を推薦してきたが、民主党が政権与党になり、同連盟のために尽力してくれる党派は超党派で支援することにしたという。民主党に職域支部がないこともあり、自民党の職域支部は解散。同支部に所属する18人の党員も退会する見込みという。
また次期参院選富山選挙区では、自・民双方から推薦要請があり、自民党公認候補予定者の前参院議員野上浩太郎氏(43)と、民主党のフリーアナウンサー相本芳彦氏(54)の双方に、富山会として推薦を出す予定だ。2007年の参院選は野上氏だけを推薦した。
野党転落後、県内の自民党員数は減少に拍車がかかっている。2009年12月末現在の党員数は3万40人(前年同期比4443人減)。中でも職域支部は前年から約2割減少し、9630人に落ち込んでいた。
(2010年5月30日 読売新聞)
6052
:
チバQ
:2010/05/30(日) 17:29:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20100529-OYT8T00907.htm
社民県連「連立離脱を」
参院選福岡堤氏の支援継続確認
社民党県連(渕上貞雄代表)は29日、県内総支部の幹事長を集めた会議を福岡市内のホテルで開き、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、党首の福島瑞穂消費者・少子化相を鳩山首相が罷免したことを受け、「党は連立政権から離脱すべき」との意見をまとめた。30日の全国幹事長会議で県連の意見として伝える。
会議は約30人が出席し、非公開で行われた。終了後、豊島正章幹事長は「福島党首を罷免したことは『社民党は(連立政権に)いらない』という鳩山首相の姿勢だと受け止めた。政権を離れる以外にない」と話した。出席者からは連立からの離脱について異論はなかったという。閣外協力については今後、党本部に状況を聞いた上で検討する。
また、参院選福岡選挙区(改選定数2)への対応についても協議した。同選挙区に民主、社民両党の推薦を受け、無所属での立候補を予定している元大学教授・堤要氏(49)を、県連は引き続き推薦候補として支援していくことを確認した。
会議の冒頭、堤氏の後援会長があいさつし、「今後も支援いただけるということで安心した。最後までご指導をお願いしたい」と述べた。
(2010年5月30日 読売新聞)
6053
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チバQ
:2010/05/30(日) 17:30:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20100529-OYT8T00910.htm
「第3極」出馬 探る動き
秋田選挙区 「批判の受け皿」民、自警戒
6月24日公示が見込まれる参院選。1か月を切ったが、秋田選挙区は、なお出馬を探る動きが収まっていない。民主党政権の迷走、自民党の党勢回復の鈍さが背景にある。「第3極」を目指す動きに、民主、自民の2大政党は神経をとがらせている。
民主、自民両党が最も警戒するのは、みんなの党の動向だ。読売新聞の5月の世論調査では、参院比例選で投票する政党として、民主19%、自民13%に次ぐ7%の支持を集め、「第3党」の地位を固めつつある。
実際、渡辺喜美代表は1月に来県し、「ぜひ公認候補を出したい」と表明。複数の関係者によると、渡辺氏は3月頃、擁立作業を本格化させ、ある本県関係者に出馬を打診したという。
渡辺氏は周囲に「秋田選挙区の民主党現職は元民放キャスター、自民党新人は元プロ野球選手。知名度対決を物足りないと思う有権者は多いはず」と、勝機ありと分析したという。
打診を受けた、この本県関係者は出馬に意欲を示したが、「1人区の当選は思うほどやさしくない」など周囲の反対もあり、擁立には至っていないという。
それでも、民主、自民両党は、別の候補者擁立の可能性を含め、「みんなの党が出れば、2大政党に対する批判票の受け皿として、それなりの票を集める」と口をそろえる。
みんなの党以外にも、県内に依然影響力を持つ首長経験者の動向を気にする関係者も多い。当の本人は「周りが想像する以上に、選挙の準備には時間がかかる」と語るが、台風の目として警戒する声は消えそうにない。
最近も本県にゆかりの深い関係者が無所属で出馬するのではないかという情報が駆けめぐった。政局も混迷を深めており、2大政党が気をもむ日は直前まで続きそうだ。
(2010年5月30日 読売新聞)
6054
:
神奈川一区民
:2010/05/30(日) 19:00:40
第二次公認予定候補者4名です。後ほどHPからプロフィールがご覧いただけます。
佐賀ワキ(神奈川)、まえだ武男(熊本)、杉井やすゆき(比例)、清水たかし(比例)の4名です。
東京選挙区に出馬予定だった藤岡たかおさんについては処遇は未定のようですね。
(ソース@日本創新党 on Twitter)
6055
:
チバQ
:2010/05/30(日) 19:43:35
>>5828
結局 出るんかい
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100531k0000m010038000c.html
たちあがれ日本:中川氏、参院比例代表で出馬へ
たちあがれ日本の中川義雄参院議員(北海道選挙区)は30日、北海道音更町で記者会見し、夏の参院選に比例代表で立候補する考えを表明した。長男の賢一氏がみんなの党から道選挙区(改選数2)に立候補することから、一時は出馬断念の方向で検討していた。
中川氏は記者会見で、「政治的な信念と、人間としての情の間で悩んだことは事実。難しい選挙になるが、勝つことで期待に応えなくてはならない」と強調。参院選での賢一氏との連携については「一切ない」と否定した。
6056
:
チバQ
:2010/05/30(日) 19:44:32
>>6054
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010053000169
参院選2次公認発表=山田党首は東京選挙区−日本創新
日本創新党は30日、参院選の第2次公認候補5人(選挙区3人、比例代表2人)を発表した。いずれも新人。31日付で東京都杉並区長を辞職する山田宏党首(52)は東京選挙区から出馬する。これにより、同選挙区で公認されていた元金融庁職員の藤岡隆雄氏は、他の選挙区か比例代表へのくら替えを検討する。これで同党の公認候補は計11人。山田氏を除く2次公認候補は次の通り。(敬称略)
【選挙区】神奈川 神奈川県藤岡市議・佐賀和樹(37)▽熊本 会社社長・前田武男(53)
【比例代表】大阪府岸和田市議・清水隆司(49)▽経営コンサルタント・杉井保之(51)(2010/05/30-19:03)
6057
:
チバQ
:2010/05/30(日) 19:45:27
>神奈川県藤岡市議・佐賀和樹
藤沢の誤植ですね
6058
:
和子夫人
◆VVOQ3pMvHY
:2010/05/30(日) 20:04:04
>>6056
あれ、選挙協力で神奈川はたちあがれを推薦するんじゃなかったの?
6059
:
名無しさん
:2010/05/30(日) 22:33:21
ポッポの支持率とうとう一桁・・・
今週政局だね、退屈しないね、アソウ、アベ、フクダよりスピード辞任か。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100530-00000013-maip-pol
それにしても、美しい日本だ、とてつもない日本だ、友愛だ・・・言葉先行には要注意ってとこでしょうか
6060
:
名無しさん
:2010/05/30(日) 22:53:19
>>6059
朝日17、毎日20、日経22、共同19・・・水曜当たり辞任かな
6061
:
民主党の勝利間違いなし
:2010/05/31(月) 02:26:36
政権の癌であった社民党を切り捨てたことで、やっと、まともな政権運営
が可能となる。外国人参政権・選択的夫婦別姓など、すべてやめてしまえばよい。
そして、保守政党らしく歩むべきである。
勿論、郵政の見直し、公務員制度改革、国会法は是非とも実現させるべきである。
また、インターネット選挙の解禁も絶対に必要である。
これで、民主党の勝利は間違いなし
6062
:
チバQ
:2010/05/31(月) 07:07:52
公示まで一ヶ月切ってるのに、ここまで枠組みが決まらないってのも珍しいですね。
新党系の追加擁立
新党系の選挙協力
社民党の立場と選挙協力
そして、首相は続投するかどうかさえハッキリしない....
6063
:
とはずがたり
:2010/05/31(月) 09:42:38
>>6062
考えたらあと一ヶ月で選挙なのにここまで自分も我が板も盛り上がらないのも珍しいかも。。
6064
:
名無しさん
:2010/05/31(月) 14:36:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000150-mailo-l19
参院選’10山梨:根本氏、無所属で立候補を正式表明 /山梨
5月31日12時50分配信 毎日新聞
甲府市の医師で新人の根本直幸氏(44)=写真=が30日、甲府市内で記者会見し、夏の参院選山梨選挙区に無所属で立候補すると正式表明した。根本氏は「医師としての経験を生かし、自殺防止対策に取り組みたい」と抱負を語った。
根本氏は北海道三笠市出身。山梨医科大(現山梨大医学部)を卒業後、県内の病院に勤務。現在は甲府市内で心療内科クリニックを経営している。
会見で根本氏は「5年以内に自殺者を20%減らしたい」と語り、自殺対策の実行などを公約に掲げた。根本氏を巡っては、みんなの党が公認候補として擁立を検討していたが、調整がつかず見送っている。
同選挙区には他に、民主党現職の輿石東氏(74)、自民党新人の宮川典子氏(31)、共産党新人の花田仁氏(49)が立候補表明している。【曹美河】
6065
:
とはずがたり
:2010/05/31(月) 17:12:10
社民党:連立離脱 県連・小沢幹事長「離脱当然」と後押し /静岡
◇民主党県連・牧野会長「県連間の対立点ない」
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100531ddlk22010109000c.html
社民党が連立政権からの離脱を正式決定した30日の全国幹事長会議。出席した、同党県連の小沢明美幹事長(浜松市議)は「離脱は当然だ」と述べ、離脱論を後押しした。一方、民主党県連の牧野聖修会長は同日、毎日新聞の取材に「党はけんか別れしたようになったが、県連間の対立点は何もない」と強調。7月の参院選をにらみ、再選を目指す藤本祐司氏(53)への支援を社民党県連に近く要請する考えを示した。
社民党県連の小沢幹事長によると、福島瑞穂党首は全国幹事長会議で参院選について言及。民主党との選挙協力のあり方について「これから仕切り直す。
各地域の事情に応じて対応する」と述べたという。
これまで民主党は小沢一郎幹事長が社民党との選挙協力についても一切を仕切る体制で、地方組織は口出ししにくかった。ところが福島党首の発言は党本部主導から地方組織に委ねる意向に転換したことを意味する。
民主党本部が静岡選挙区(改選数2)に複数擁立を決めたことに猛反発し、対立してきた民主党県連にとっては福島党首の発言は「地殻変動」といえる。
こうした情勢の変化も踏まえ、牧野会長は毎日新聞の取材に、社民党の連立離脱について「経緯をみれば主張は十分理解できる」と強調した。異例ともいえる「社民擁護」発言の背景には、藤本氏と民主党が公認擁立する新人、中本奈緒子氏(30)を含め既に6人が出馬表明し激戦が見込まれる静岡選挙区で、独自候補を擁立しない社民党への支持層に期待を強めているためだ。
社民党は07年の参院選比例代表で県内では6万1816票を得た。09年衆院選比例代表では県内で7万356票を獲得。さらに、今回の離脱劇で同党に世論の追い風が吹く可能性がある。
社民党県連の小沢幹事長は取材に「藤本氏と関係がある議員が多い。藤本陣営から協力依頼があれば、対応を検討したい」と話した。【竹地広憲、平林由梨】
毎日新聞 2010年5月31日 地方版
6066
:
とはずがたり
:2010/05/31(月) 17:22:28
おお,藤巻兄弟に訊けの人ですね。おかんがあのコラム好きです。
名物バイヤーの藤巻氏擁立=参院比例にみんな
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010053100460
みんなの党は31日、参院選の比例代表に、企業経営者の藤巻幸夫氏(50)の擁立を決めた。藤巻氏は「カリスマバイヤー」として知られ、下着メーカー「福助」の経営再建を手掛けたほか、イトーヨーカ堂取締役を務めた。
同党の公認候補はこれで選挙区17、比例15の計32人となった。 (2010/05/31-14:12)
6067
:
とはずがたり
:2010/05/31(月) 17:23:26
「別れた両党から推薦」無念・不安の候補者陣営
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000362-yom-pol
5月31日10時29分配信 読売新聞
社民党の連立政権離脱を受けて、参院選に向けて民主、社民両党の選挙協力を前提に準備を進めてきた福岡選挙区の立候補予定者や関係者に波紋が広がった。
「3党連立を維持し、国民のための政治をやってほしかった」。30日夕、福岡市内の公園で開かれた連合福岡の決起集会。マイクを握った高島喜信会長は無念さをにじませた。
高島会長の両脇にいたのは、福岡選挙区(改選定数2)に民主、社民両党の推薦を受けて立候補する堤要氏(49)と、民主党公認の現職・大久保勉氏(49)。2人を推薦する連合福岡はこの集会で、両党の関係者と結束を誓い合うはずだった。
社民党福岡県連幹部のあいさつの時間も用意されていたが、姿を見せないまま。午前中の北九州市内での集会でも同じで、連合福岡の幹部は「いろんな協議をしているのではないか」と推測するしかなかった。
民主と社民がたもとを分かつ事態に、両党の応援を受ける堤氏の陣営には不安の声が漏れる。
堤氏は福岡市内での集会後、「心配していない。何があっても自分の出来ることを全力でやっていくだけだ」と述べた。しかし、後援会幹部は「別れたはずの両党から推薦をもらっていることを有権者がどう感じ、選挙にどんな影響があるのか分からない。不安だ」。別の後援会関係者は「中央の政争が影響しなければいいが」と語った。
初の「ダブル当選」を掲げる民主党。福岡県連の吉村敏男幹事長は堤氏を支援する意向を改めて示したが、「民主党本部が社民党との選挙協力をどうするのか決めた後、県連の対応を協議したい」とも述べた。
民主党県議の一人は「社民は民主に対しノーと言った。社民と手を組んで堤さんの選挙をやるより、皆で公認候補の応援に専念すべきだ」と指摘。堤氏の選対に入る同党議員は「やりにくくなった」とこぼす。
社民党県連は29日、堤氏の支援継続を確認している。県連関係者は「もともと民主党を頼っているわけではない。我々が推薦するのは堤さんだけ。これまで以上に支援に力を入れる」と強調した。
6068
:
とはずがたり
:2010/05/31(月) 17:23:58
社民が候補擁立模索、民主に動揺…北海道選挙区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000304-yom-pol
5月31日13時2分配信 読売新聞
同党からの支援を期待していた民主党北海道(道連)には動揺が広がっている。社民党の動向は、間近に迫った参院選の各党の選挙戦術に波紋を投げかけている。
30日夕、札幌市北区の社民党道連事務所。「連立離脱」がテレビで報じられると、参院比例選への立候補を予定している浅野隆雄・道連幹事長は「選挙を前にバタバタさせられた。態勢を立て直さなければ」と口元を引き締めた。
道連内では「選挙区と比例の候補が互いに票を開拓するのは選挙の常道だ」などと、道選挙区への擁立論が強まっており、昨年の衆院選道2区で立候補し、落選した本田由美・道連常任幹事らの名前が挙がっている。道連は6月中旬、執行部と道内支部幹事長らによる合同会議を開いて、道選挙区での対応を決める方針だ。
一方、民主党道連関係者の表情はさえない。社民党は前回2007年の参院比例選で道内では約10万票を獲得しており、同党が独自候補を擁立した場合、民主党の得票が目減りするためだ。
民主党道連の佐野法充幹事長は社民党の連立離脱について、「『国民の生活が第一』を掲げて協力してきただけに、残念だ。社民党が民主党との選挙協力をどうするのか静かに待つしかない」と言葉少なに語った。ただ、ある民主党道連関係者は「できれば候補を出さないでほしい」と吐露した。
一方、自民党道連の竹内英順幹事長は、社民党の連立離脱について、「安全保障で全く意見が合わないのだから当然だ。参院選で与党を過半数割れに追い込んで、もう一度、政権にチャレンジできる体制をつくりたい」と語った。
社民党道連が道選挙区への候補擁立を模索していることについては、「他党のことは他党のこととして、我々は愚直に政策を訴えて、支持を拡大していくしかない」と語った。ただ、ある自民党道連幹部は「社民党は候補を立てるべきだ」と期待感を示した。
最終更新:5月31日13時2分
読売新聞
6069
:
名無しさん
:2010/05/31(月) 19:29:11
>>6066
私も大好き 数年前から読んでいます。
今回のみずほの離脱劇での答弁聞いていると、多分シナリオ、コメント随分前から用意していたように見えますね。
そうだとしたら、みずほも政治家の仲間入りか。
でも・・・イチローと社民執行部、鳩山辞任で水面下で動いているような気がしますね。
>>6063
同感 今回は投票に行く気さえしないです。分析ソフトさえ作る気しないですよ、管理人さん。
加えてコレでポッポが辞めたら、その引導を渡した、それが、コイツじゃ戦えないと思っていたイチローと組んだ芝居なら座布団十枚ですね。
6070
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:06:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20100531-OYT8T00688.htm
政権批判票 争奪戦激化へ
社民の連立離脱 民主包囲網の様相
社民党が連立政権離脱を決めた30日、県内各党は混乱を招いた鳩山首相の対応を厳しく批判した。社民党県連も民主党批判を強める構えで、参院選埼玉選挙区(改選定数3)は“民主包囲網”の様相を呈し、政権批判票の争奪戦が一層激しくなりそうだ。
この日、全国幹事長会議に出席した社民党県連の中山茂幹事長(鳩ヶ谷市議)は会議後、「福島党首が罷免された以上、政権離脱は当然。与党の立場を失うリスクはあるが、罷免されても与党でいるリスクの方が大きい」と述べた。その上で「政治と金の問題などで民主党に若干遠慮してきたが、よりはっきり言えるようになる」と民主批判を強める考えを示した。
民主党県連代表代行の山根隆治参院議員は「鳩山首相が罷免したという点でイメージはマイナス。参院選への影響は避けられない」と警戒。常任顧問の細川律夫厚生労働副大臣は「8か月間に政権が行った政策で国民の信を問う」と話すが、民主党県議は「これで埼玉選挙区は敵だらけになった」と漏らす。
野党側は批判のトーンを強めている。自民党県連会長の新藤義孝衆院議員は「元々相いれない党同士が、政権を作るためにごまかしてきたツケが回ってきた。鳩山首相には日本を動かす心構えも知識もない」と語り、公明党県本部幹事長の福永信之県議は「国民の政治不信を深刻化させた罪は大きい。その跳ね返りは民主党に行くはずだ」との見方を示した。
共産党県委員会の小松崎久仁夫委員長は「鳩山政権は公約を破り、国民の期待を裏切っている」と強調した。
(2010年5月31日 読売新聞)
6071
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:09:47
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20100531ddlk15010150000c.html
参院選’10新潟:社民連立離脱 近藤氏の再選戦略に影 /新潟
◇民主「2人目」擁立論も再浮上
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に絡み、社民党が連立政権から離脱することを30日に決めたことは、夏の参院選新潟選挙区(改選数2)の情勢にも、大きな影響を与えそうだ。同党公認で再選を目指す近藤正道参院議員(63)は、連立与党の成果を掲げて選挙戦に臨む方針だっただけに、戦略の変更を迫られるのは必至だ。【小川直樹】
東京都内で30日開かれた社民党の全国幹事長会議で新潟県連は、参院選を戦う近藤氏の立場を踏まえ、政権残留を強く主張した。しかし、党執行部は離脱方針を示し、ほとんどの県連からも離脱を支持する意見が出され、政権離脱の流れは止められなかった。
参院選での選挙協力については離脱後も引き続き、民主党や国民新党などと協議するとしており、新潟県連の田上敏幹事長は「与党3党の政策合意や選挙協力が、すべてご破算になるわけではない」と述べたが、失望は隠せなかった。
参院選新潟選挙区には、近藤氏のほか、民主党現職の田中直紀氏(69)▽自民党新人の中原八一氏(51)▽共産党新人の武田勝利氏(46)▽幸福実現党新人の笠巻健也氏(39)が立候補を表明している。
◇連合「考え聞き対応検討」
近藤正道参院議員は社民党政審会長代理として連立政権の運営に深くかかわり、参院選では与党の実績を強調することで、無党派層や民主党支持層の票を取り込みたい考えだった。6年前の参院選では無所属で立候補し、社民、民主両党の共闘によって議席を得たことから、今回も連立与党の枠組みの中で田中氏とすみ分けを図りたい考えだった。しかし、民主党県連は近藤氏への選挙協力にもともと消極的だったのに加え、社民党が連立離脱を決めたことで、協力関係を築くことは一層困難となった。
また、近藤氏は田中氏とともに連合から推薦を受けることが決まっている。連合新潟の江花和郎会長は近藤氏の推薦の扱いについて「候補者(近藤氏)がどういう立場でこの参院選を戦う考えなのか、そこが重要になる。できるだけ早く考えを聞きたい」と述べるにとどめた。
一方、田中氏は社民党の連立政権離脱について「社民党の判断なので私が口を挟むことは難しい。民主党唯一の候補者として、自分の1議席を死守する、というスタンスは変わらない」と述べた。
しかし、社民党の連立離脱を受け、民主党内では田中氏のほかにもう1人、公認候補を立てる構想が再浮上。県連は昨秋以来、2人目の候補擁立を模索してきたが、党本部が社民党への配慮を求めたことや、鳩山内閣の支持率低下などから、3月に断念を決めた経緯がある。しかし、状況が変わり、29日に来県した党の石井一選挙対策委員長が「新潟で2人目の候補者を立てる選択もわずかに残っている」と言及。関係者のなかには「この時点では難しい」という声が出ているが、波紋を広げている。
6072
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:10:33
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005310003
【2010 北海道 参院選】
道選挙区 構図変化も 社民「早急に結論」
2010年05月31日
社民党が連立政権からの離脱を決めたことに道内各党は30日、「残念だ」「もっともだ」などと反応を示した。参院選道選挙区(改選数2)に向けて社民党道連合が候補者の擁立に踏み切る可能性もあり、新顔2氏の当選をめざす民主党北海道(道連)の戦略にも影響が及ぶ。この日は自民党の谷垣禎一総裁が稚内市から「列島縦断遊説」を始め、たちあがれ日本の中川義雄参院議員も改めて比例区への立候補を強調した。
■離脱、道連合が評価
東京都内で30日開かれた全国幹事長会議には、社民党道連合からは道林(みちばやし)実代表が出席した。道連合は福島瑞穂党首が閣僚を罷免された28日夜、政権からの離脱を要望しており、30日の会議でも党執行部にこの方針を訴えた。
離脱決定後、道林代表は取材に対し、「道連合の意見が反映された」と評価した。
政権離脱を受けて今後の国会運営については是々非々となり、参院選に向けた選挙協力の是非も検討されることになった。道連合は参院選比例区への候補者擁立は決めているものの、道選挙区については検討中で、道林代表は「早急に結論を出したい」と述べた。6月中旬にも道選挙区への対応を決める方針だ。
政権のパートナーだった民主党北海道の高橋由紀雄選対委員長は社民党の離脱について「自民党の政治を変えようとできた内閣で一緒にやってきたのに、離脱を決定したのは残念だ」と述べた。社民党が道選挙区に候補を擁立した場合、民主党道連は「影響が出かねない」と警戒。高橋選対委員長は「社民党には今後とも政策面や選挙での協力関係は維持してほしい」とも話した。
一方、自民党道連の竹内英順幹事長は「普天間問題をめぐる鳩山首相の発言が変わり、社民党が怒るのはもっともだ」と理解を示した。その上で「社民党の離脱で民主党に対する逆風がより強まるのは間違いない。参議院では我々が第一党となって頑張らなければならない」と述べた。
公明党道本部の佐藤英道幹事長も「参院選では安全保障と普天間問題が大きな争点となり、鳩山政権の姿勢が問われるだろう」と述べ、有権者が政権に厳しい審判を下すとの見方を示した。
◇
■立候補への決意 中川義雄氏が強調
中川義雄参院議員(72)=たちあがれ日本=は30日、参院選道選挙区(改選数2)に長男の賢一氏(43)がみんなの党から立候補を表明したことに触れ、「息子が出ることになり、思い悩んだ時もあったが、政治家としての信念を貫くため、方針通り参院選比例代表に出馬する」と強調した。賢一氏については「自重を促したこともあったが、自らの責任で全うしていくのだろう。共闘はない」とした。
中川氏の後援会「十勝なかよし会」(矢野征男会長)の拡大役員会がこの日、音更町文化センターで開かれた。自民党を離党し、たちあがれ日本から比例区で立候補することについて、後援会は引き続き中川氏を支えていくことを全会一致で決めた。
◇
■自民・谷垣総裁 稚内で支援訴え
■離島巡る対話集会も
自民党の谷垣禎一総裁は30日、稚内市で開かれた同党道12区支部の政経セミナーで講演し、「参議院で与党が多数の状況を打ち破らなければならない」と支援を訴えた。利尻、礼文両島の島民との対話集会も開かれ、漁業や医療の支援など離島振興について意見交換した。
谷垣総裁は講演で、口蹄疫(こうていえき)や米軍普天間基地移設問題での政府の対応を厳しく批判した。同時に「自民党は若い力をもっと使わなければならない。(ベテラン議員の相次ぐ離党は)世代交代を進めるための産みの苦しみだ」と党の若返りをアピールした。
セミナー後の対話集会では利尻、礼文両島の島民が「物価や医療などの本土との格差をなくしてほしい」と訴えた。谷垣総裁は「(国にとっての)離島の位置付けを明確にして、しっかりした制度を作らなければならない」と述べた。
6073
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:11:04
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005250001
【連載「政党のいま」】
(1)民主 強気擁立 弱る勢い
2010年05月25日
衆参国会議員と参院選の立候補予定者が壇上に上がり、参加者と一緒に気勢を上げた=22日、札幌市内のホテル、上田幸一撮影
■対自民、業界切り崩し
「政権ができてやっと8カ月。これからが正念場。何としても参院選を勝たせてほしい」
札幌市内で22日にあった民主党北海道(道連)の政治資金パーティー。衆参国会議員ら13人が壇上に並ぶ中、三井辨雄(わき・お)道連代表は力を込めた。ガンバロー三唱で締めくくり、会場はさながら総決起大会の雰囲気に包まれた。
民主党は、道選挙区(改選数2)でいずれも新顔で元札幌市議の藤川雅司氏(53)と、テレビリポーターの徳永エリ氏(48)を擁立する。道選挙区に公認候補2人を立てるのは前々回2004年以来。前回07年も無所属候補を推薦し、公認候補と合わせて2議席独占を目指した。
票の住み分けを図る。労働組合出身の藤川氏は、連合北海道の全面支援を受け、道内各地の労組を中心に回る。テレビ出演による知名度が期待できる徳永氏は1次産業をターゲットに、各地の農漁協を回り、集会を重ねてきた。
さらに今後は両氏とも、勝負のカギを握ると見られる無党派層が多い札幌市での活動にも力を入れる予定だ。
連合は当初、道選挙区選出で、昨年9月に財務副大臣に就任した峰崎直樹氏=当選3回=の続投を想定した。峰崎氏も意欲を示したが、三井氏らは「参院議員の任期は3期18年が不文律」として、藤川氏の擁立に走った。
道連執行部が強気路線を進めた背景には、昨年の衆院選での大勝がある。12小選挙区中11選挙区を制し、自民党の町村信孝氏、中川昭一氏、武部勤氏の「ビッグ3」に、いずれも初めて勝利した。
比例区でも過去最高の134万8千票を獲得。政権交代に大きく貢献し、首相や衆院議長が輩出した。そうした勢いを持続させることが、2議席独占に向けた近道というのが基本戦略だった。
だが、この8カ月間で、状況は大きく変わった。
小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐり、元秘書だった石川知裕衆院議員=道11区=が逮捕され、2月に離党。小林千代美衆院議員=道5区=は公職選挙法違反事件や北海道教職員組合(北教組)事件で陣営幹部が逮捕された。
地方選挙でも、政権交代の効果はほぼ消えた。4月の帯広、名寄、富良野の3市長選では、帯広市で推薦候補が自民党推薦候補を破ったが、138票差という僅差(きん・さ)。残る2市長選は、民主系候補が自民系候補に大差で敗れた。
そして、小林氏の事件の影響で、民主党の選挙を支えてきた連合の動きが鈍くなっている。連合北海道の高柳薫会長は22日、参院選について「気持ちを切り替えて、安定政権樹立のために全力を尽くす」と述べるのが精いっぱいだった。
その一方で、政権与党の強みを生かそうともしている。長年自民党を支持した業界団体を切り崩し、味方につけようという戦術だ。
道連は昨年10月以降、業界団体との懇談会を重ねてきた。道内の農協関係者でつくる「北海道農協政治連盟」は3月末、道選挙区での自民党候補推薦を取りやめ、徳永氏と自民党候補を2人とも支持するという方針に転換するなど「成果」も出始めている。
道連は22日の政治資金パーティーの直前、業界団体との懇談会を開き、鳩山由紀夫首相側近の中山義活首相補佐官らが要請を聞いた。今後も業界団体への「揺さぶり」(道連幹部)を進める意向だ。
だが、かつての自民党的手法がどこまで通じるのか。そして鳩山氏、小沢氏という政権ツートップの「政治とカネ」の問題、さらに鳩山氏のリーダーシップに疑問符が付き、各種世論調査では内閣や党の支持率は下降の一途をたどっている。
道議の一人は、大勝した衆院選の原動力となった無党派層が新党に流れ、民主2候補より若い自民候補にも勢いが出てくる可能性を感じ、危機感を募らせる。
「下手をすると、2人とも落選するかもしれない」
(天野みすず)
◇
政権交代から8カ月が過ぎ、鳩山政権の中間評価といえる参院選が近づいてきた。道選挙区は民主、自民など既成政党に新党も加わり、これまで以上に激しい戦いになる。そんな中、政党は有権者とどう向き合おうとしているのか、いまの姿を追った。
6074
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:11:25
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005260001
【連載「政党のいま」】
(2)自民 存亡賭け 民意模索
2010年05月26日
衆参国会議員と参院選の立候補予定者が壇上に上がり、参加者と一緒に気勢を上げた=22日、札幌市内のホテル、上田幸一撮影
■政党のいま(2)自民
■対話集会・団体まわり…
日高町商工会の会議室。地元商店主や町長、町議ら約25人が集まる中、自民党の茂木敏充幹事長代理や、同党道連会長の伊東良孝衆院議員らが、鳩山政権や民主党の批判を続けていた。
20日に開かれた「ふるさと対話集会」。鳩山由紀夫首相を選出する衆院道9区のこの町で、谷垣禎一総裁が直接、有権者と向き合う予定だった。ところが、国会対応を理由に前日、急きょ欠席となっていた。
その「代打」で訪れた茂木氏らに、商店主の一人が問いかけると、場は静まり返った。
「小泉政権時代の規制緩和で零細商店は次々シャッターを下ろした。地方の生活や考えが分からないで自民党は戦えるのか」
昨年8月の総選挙。自民党は、道内12小選挙区のうち11選挙区で民主党候補に惨敗した。武部勤元幹事長、町村信孝元官房長官の重鎮2人でさえ、比例区で復活当選するのがやっとだった。
そんな党道連にとって、参院選は組織の存亡を賭けた戦いだ。
道選挙区(改選数2)の候補者選考で、道連は72歳の現職中川義雄参院議員=当選2回=に代わって、「無党派層をつかむことができる」(道連幹部)候補の擁立を検討。業界団体や党支持組織の代表者らで構成する委員会を作り、2月、YOSAKOIソーラン祭り創始者の新顔長谷川岳氏(39)の擁立を決めた。
だが、「選考過程をオープンにして、みんなが納得できる候補者を選ぶ」(伊東道連会長)というシナリオは、「中川降ろし」と受け取られた。中川氏はもちろん、道連内にもしこりを残した。
中川氏はその後、自民党を離党し、新党「たちあがれ日本」に参加。そのうえ、参院選の比例区候補となった。
中川氏の地元・十勝の党道11区支部は、長谷川氏のほか中川氏も支援することを決め、一枚岩になりきれない。
農業や医療、建設業など業界団体の「自民離れ」も深刻だ。
自民一辺倒だった農協グループの政治団体「北海道農協政治連盟」(道農政連)は、参院選で自民、民主両党の候補をともに支持することを決めた。道農政連幹部は「自民党との付き合いは無視できないが、与党・民主党も無視できない」。そんな業界側の動きに、道連幹部の一人は「ポスター張りなどで業界団体の支援が得られない」と愚痴をこぼす。
ただ、手をこまねいているわけではない。
道議や市町村議が業界団体の地方支部をまわり、直接支援を要請する――。25日、道連幹部らはこんな方針を決めた。民主党北海道(道連)が団体幹部に接触を図っていることに対抗し、下部組織から攻めていく作戦だ。あわせて5月下旬から、団体幹部とも面会し、丁寧に要望を聞き始めた。
鳩山政権を攻め立てることも忘れない。北海道教職員組合(北教組(ほっきょうそ))事件でクローズアップされた「民主党と労働組合」の関係や「政治とカネ」、普天間問題の迷走、口蹄疫(こうていえき)問題での初動対応……。党幹部はもちろん、衆院予算委員会の筆頭理事を務める町村氏ら道選出の国会議員も積極的に発信を続けている。
しかし、民意が再び戻ってくる気配は今のところ少なそうだ。
「(有権者は)自民党政権に戻す所までは考えていない。自民党に追い風は吹いていない」。道内各地で有権者の声を聞いている長谷川氏は5月中旬、肌感覚をこう打ち明けた。
鳩山政権の敵失頼みで、どこまで失地回復を図れるか。残された時間は、そう多くない。
(平間真太郎)
6075
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:11:43
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005270001
【連載「政党のいま」】
(3)新党 受け皿狙う第三極
2010年05月27日
元道職員の中川賢一氏と握手する渡辺喜美みんなの党代表(右)=札幌市中央区
有権者と握手してまわる「たちあがれ日本」の中川義雄氏=札幌市中央区、吉本美奈子撮影
■父と子、異なる党を選択
「自民は嫌だけど、民主にもがっかりという人が増えている。ここで第三の選択肢を提供するのは、大変意義がある」
17日夜、札幌市内のホテル。みんなの党の渡辺喜美代表は、参院選道選挙区(改選数2)の候補者擁立発表の記者会見で、自信ありげに語った。
自民党を飛び出した渡辺氏が中心となり、昨年8月の衆院選直前に結党。衆院選では5人が当選し、比例区では社民党と肩を並べる約300万票を獲得した。
その後の各種世論調査では、民主、自民の2大政党が支持を減らしたり、伸び悩んだりする中、第三極として支持率上昇が続く。朝日新聞社の世論調査でも、参院選比例区の投票先としては、4月は7%、5月は9%と伸び、さながら「一人勝ち」の状態だ。
その理由とみられるのが、簡潔な主張だ。取り組むべき課題を意味する「アジェンダ」は、「行政改革を進め、小さな政府を作る」。渡辺氏らはさらに「脱官僚」「官僚の天下り根絶」というわかりやすい言葉を繰り返す。
こうした主張は、道選挙区の候補者選びにも反映した。擁立する元道職員の中川賢一氏(43)は、中央集権の仕組みによる国のさまざまな規制に限界を感じており、「私の思いを実現するにはこの党だと確信した」と、辞表を出してまでの決意を口にした。
勢いを道内に持ち込みたい党側は、4月から支部を立ち上げている。最初は滝川市、今月上旬には帯広市に発足した。
ただ両支部とも、支部長が党幹部と親しく、個人的なつながりで足場を築いた面が強い。勝敗を決すると見られる札幌市での支部立ち上げの時期は未定だ。
だが帯広支部長の大塚徹・帯広市議は、自民党の故中川昭一氏の「もうろう会見」や、「政治とカネ」の問題で逮捕され、民主党を離党した石川知裕衆院議員を念頭に強調する。「帯広に政治不信の元凶がある。ここで党勢を伸ばすことが、道内全体で(党が)受け入れられることになる」
新党結成が相次ぐ中、道選挙区には、山田宏・東京都杉並区長らの「日本創新党」も候補者擁立に意欲を見せる。
新党「たちあがれ日本」も模索を続ける。同党は、自民党で閣僚を歴任してきた平沼赳夫氏や与謝野馨氏が立ち上げ、「反民主、非自民」を掲げる。
その党が、ここにきて道内でにわかに注目され始めた。
4月の結党メンバーに参院道選挙区選出の中川義雄氏(72)の姿があった。自民党の候補者選考で敗れてから2カ月のこと。道選挙区からの立候補もささやかれたが、「恨みを晴らすような形では出ない」と比例区で立つ。道選挙区で自民党に協力する可能性にも言及していた。
ところが、「寝耳に水」の事態が生じた。それが、みんなの党の候補者擁立だった。
中川賢一氏は、義雄氏の長男。息子の立候補の話は聞いていなかった。「理念は党にあるが、人の親なので息子を思う情もある。私自身がどういう態度を取ったらいいのか」。賢一氏の会見の2日後、義雄氏は揺れる心情を、こう率直に語っていた。
一方の賢一氏は、父を尊敬しているとしつつ、「私は全く違う生い立ち。専門分野も得意とすることも、父と同じではない。独立した形でやっていく」と語る。
道選挙区と比例区という違いがあるとは言え、父親と息子が違う新党の候補者として戦う「親子対決」。参院選の焦点の一つとされる「新党は有権者の受け皿になりうるか」という要素に、道内ではこの異例な構図が加わった。
(神元敦司、平間真太郎)
6076
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:12:02
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005280001
【連載「政党のいま」】
(4)公明・共産 自公つかず離れず
2010年05月28日
参院選道選挙区の対応はまだ明確にしていないが、公明の比例区予定者の事務所開きには自民党議員たちが出席した=札幌市中央区
■共産、「民主政権ノー」鮮明
民主、自民両党の推薦候補が激突し、参院選の前哨戦と位置付けられた4月18日の帯広市長選。結果は138票差で、民主系が競り勝った。
選挙戦の焦点は「石川VS.中川」だった。昨年の衆院選で道11区を制した民主は、石川知裕衆院議員の逮捕・離党後も勢いを保っているか。一方、自民は中川昭一元財務相の落選・急死を経ても、長年にわたって根を張ってきた中川票を結集できるか――。この点に注目が集まった。
その裏で別の関心事も、選対関係者にはあった。公明党と、その支持母体・創価学会の動向だ。
市長選で、公明は自民系候補を推薦。自民関係者は「学会は最後に動いてくれた」と言い、最終盤の追い上げムードに尽力したと見る。対する、民主関係者は打ち明ける。「選挙中に学会の人が『うちは自主投票』と断りに来た」
10年にわたって政権を担った自公は、選挙でもタッグを組んできた。道内では衆参両院の選挙で、公明・学会が自民の選挙区候補を支援し、その見返りに比例票を得る関係が続いていた。
だが、昨年の衆院選で両党は下野。その後、公明側は「連立野党という言葉はない」と繰り返し、選挙協力についてはどの党とも距離を置く構えを強調する。
公明党道本部は今回、比例区に出る元道議・横山信一氏(50)の当選を絶対目標に掲げる。しかし、道選挙区(改選数2)の対応については、まだ態度を明確にしていない。
内情は複雑なようだ。公明党道議の一人は、道選挙区で自民党が擁立する長谷川岳氏(39)について「要請があれば推すだろう」と言う。北海道創価学会幹部も「応援できる人」と評する。
一方で、この幹部は「自民党と協力する大義名分はない」とも語る。業界団体のような支持組織が離れたことで、自民党に比例票を出す余力はあまりない、という見通しもあるからだ。
札幌市で24日にあった横山氏の事務所開きには、自民党の町村信孝元官房長官や道連幹部が出席した。昨夏までは設けられた自民側のあいさつが、この日、その機会はなかった。
秋波を送り続ける自民につかず離れず。どう対処するのが自らの比例区の得票につながるのか――。30万票前後とされる道選挙区の公明票をはかりにかけながら、戦術を模索する。
一方、公明党と同様、第三極の位置を確固たるものにしたい共産党は、路線が明確だ。
昨年の衆院選では道内全小選挙区での候補擁立をやめ、5選挙区に絞った。さらに自公政権への攻撃を強化。民主党政権誕生を側面から支援したとも言われた。だが、最近は民主党や鳩山政権に「ノー」を突きつける。
「国民の過半数は憲法改正と消費税増税に反対。これを守るのは共産党のみだ」。23日、札幌市内の集会で、同党の大門実紀史参院議員が訴えた。民主・自民両党から離れる票の受け皿を目指す方針が顕著だった。
今回擁立する畠山和也氏(38)は、前回2007年も立候補した。この時の得票は20万票だったが、衆院選の比例票は24万票に伸びた。参院選ではさらに上積みを目指す。
党道委員会の青山慶二書記長は意気込む。「有権者に『共産党もありかな』と思わせたい」
(平間真太郎、神元敦司)
6077
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:12:20
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871005310001
【連載「政党のいま」】
(5)新党大地・社民 大地「民主を援護」
2010年05月29日
全道メーデーには、社民党の比例区立候補予定者が参加したが、選挙区の対応はまだ決まっていない=1日、札幌市中央区
■社民、普天間に縛られる
郵政選挙と呼ばれた2005年の衆院選の直前に結党された新党大地。この時、比例道ブロックで民主、自民両党に次ぐ約43万4千票を集め、道民を驚かせた。
昨年の衆院選で大地は、民主党と協力関係を結んだ。その縁から同党や連合北海道が大地への投票を呼びかけたが、結果は約43万3千票に終わった。05年と変わらぬ得票に、民主党のある関係者は「大地の基礎票は20万程度だろう」と推し量り、かつてあった勢いのかげりを指摘する。
だが、大地の鈴木宗男代表はあくまで強気を貫く。「大地が手を引けば(結果は)どうだったか」。道内各地での集会では、複数の民主党衆院議員の名を次々とあげ、自分の支援がなければ落選していた、と繰り返す。
強気は、鳩山政権の与党の一員となって以降、一層際だつ。
今月中旬にはモスクワを訪れ、メドベージェフ・ロシア大統領の補佐官らと懇談し、北方領土問題解決への「地ならし」をアピール。沖縄の米軍普天間飛行場問題では、米軍の訓練移転の道内への受け入れを率先して主張し始めた。
こうした言動のねらいを「鳩山政権や民主党を擁護すること」と、鈴木氏は言う。
その一環として、大地は参院選比例区への候補者擁立を模索する。「反民主」を掲げるみんなの党に支持が高まる中、支持率低下に苦しむ鳩山政権の防波堤として、みんなの党に流れかねない票を大地が食い止めるという理屈だ。
道選挙区(改選数2)では、民主党が立てる2人の新顔のうち、テレビリポーターの徳永エリ氏(48)を推薦する。前々回04年は鈴木氏自身が敗れ、前回07年は当時の副代表が約13万票差の次点に終わった。
3度目の参院選に絶対に勝つ。徳永氏を勝たせることで、自身や大地の存在感をさらに際立たせることにも直結する――。鈴木氏の迷いのない発言・行動には、そんな思惑も透けて見える。
一方、大地とともに与党として鳩山政権を支える社民党は、大揺れに揺れている。
15日、同党道連合の会合で、参院選道選挙区の対応が話し合われた。「候補者を擁立すべきだ」「いや、今は力をためて、擁立を見送った方がいい」――。出席者の意見は割れた。
そもそも道連合は、参院選で道選挙区と比例区ともに候補者を擁立する方針だった。
だが比例区の得票は、05年衆院選の約15万3千票から昨年は約11万4千票に激減。前回参院選は約10万3千票で、道選挙区候補はそれを下回る約7万9千票。
こうした党勢の衰退が、不戦論の背景にある。前回の道選挙区候補だった道連合幹事長の浅野隆雄氏(53)を比例区に立てることは決まったが、道選挙区についての結論は出ていない。
さらに沖縄・普天間問題が道連合の悩みを深める。福島瑞穂党首が閣僚を罷免され、連立政権からの離脱もあり得るからだ。
与党ならば、選挙区で候補者を立てて民主党と対立することは好ましくない。だが、野党になれば、独自性を発揮する必要があり、しかも、党の骨格たる平和問題が争点となれば戦うしかない――。そんな「主戦論」が一気に高まる可能性がある。
「党中央の方針が決まらないと、何も決められない」と、党道連合の道林実代表は嘆く。7月に控える参院選に、「とにかく時間がない」と焦りを隠さない。
(神元敦司、天野みすず)
=おわり
6078
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:17:41
>>6071
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001005310005
社民連立離脱/離党し無所属出馬か
2010年05月31日
社民党の常任幹事会に向かう近藤正道参院議員=東京・永田町の党本部、川村直子撮影
社民党の政権離脱が決まった。夏の参院選新潟選挙区(改選数2)に同党公認での出馬を予定していた近藤正道氏(63)は30日、東京都内で党の常任幹事会と全国幹事長会に出席。近藤氏と党県連合は全国で唯一、政権離脱に明確に反対したが、かなわなかった。近藤氏は会議で「3党の枠組みを崩すなら重大な決意をする」と述べた。離党して無所属になる公算が高まった。(吉武祐)
◆
「私は納得していない」
この日午後、都内のホテルで開かれた常任幹事会で離脱方針が決まると、近藤氏は記者団にもみくちゃにされながら言った。地元で民主党との距離を意識しながらも「共存」をめざして練り上げた戦略が泡と消えた瞬間だった。
近藤氏は「連立仕事人」のキャッチフレーズを武器に、連立政権での実績を強調する戦略を進めてきた。離脱は、選挙戦の前提が崩れる「大問題」と表現してきた。
政権離脱を受けた近藤氏の選択肢は、(1)社民党に残り、公認候補として参院選に出馬する(2)離党して無所属となって出馬する(3)出馬をとりやめる、の3通りだ。
野党共闘で無所属として当選した6年前の参院選と違い、今回は、民主党の推薦はない。民主側からは「2人目を出さない」ことが、唯一最大の選挙協力だ。連合の推薦も、連立政権維持が前提だ。
社民党公認であり続ければ、連合の推薦は取り消される可能性が高い。連合新潟との政策協定では「民主党を中心とする連立政権を支える」という条文も含まれている。今回は組織票だけでは太刀打ちできない状況だ。無所属なら6年前と同じように連合にも歓迎され、幅広い勢力を結集しやすいとの見方もある。
ただ、立ち位置はどこでも、主力の支持勢力に大きな違いはない。連合傘下では、自治労や教職員組合が、現在も近藤氏を応援。社民党県連合も、かつて代表を務めた近藤氏を見捨てはしない。
問題は、「連立仕事人」のフレーズは実態に合わなくなったことだ。投票予定日まで1カ月余り。陣営を仕切る田上敏・社民党県連合幹事長は30日の会議終了後、「選挙の組み立て方を全部検討し直さなければ」と語った。
離脱後も民主との対決姿勢は取れない。民主党公認の田中直紀氏は元自民で、民主支持者から流れる票が期待できるからだ。与党3党党首の写真を載せたチラシやポスターを改訂する労力も含め、難しい局面に立たされた。
6079
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:19:18
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001005310002
「連立仕事人」正念場
2010年05月30日
トークイベント終了後、支持者と握手する近藤氏(右)=柏崎市東本町の市民プラザ
連立政権が揺らいだ。党首が罷免され、政権離脱の流れが強まる中、社民党は参院選をどう戦うのか。「政権」の看板を降ろし、「沖縄」で戦うのか。新潟選挙区の陣営は、離脱に反対の姿勢だ。30日に開かれる常任幹事会と全国幹事長会議で連立維持を求める。(遠藤雄二、藤井裕介、吉武祐)
◆
「私の周りで大激震が起きている。今後、連立の中でやるのか、外へ出てやるのか。こう話していて、私はどういうかかわり方になるのかと自問自答する場面もある」
社民党の近藤正道参院議員(63)は29日、柏崎市で、高校の同級生である会田洋・同市長とのトークイベントに出席し、約90人を前に苦しい胸の内を明かした。
苦悩は、福島瑞穂党首が閣僚を罷免された28日夜から続いている。同夜、上越市南本町3丁目の南三世代交流プラザでは、「ちゃぶ台をひっくりかえして出ていくことだけが選択肢ではない。踏みとどまるところは耐えて頑張るのが一つの選択肢」と、政権に残るのがよいとの考えを示した。
夏の参院選新潟選挙区(改選数2)に、党公認で立つ。宣伝カーに「連立仕事人」の看板を掲げ、支持を訴えてきた。連立政権の一員としての実績を強調する戦略をとり、チラシには福島党首が鳩山由紀夫首相、国民新党代表の亀井静香金融相と手を取り合う写真を掲載した。
近藤氏は「『沖縄の負担軽減』をこの政権が初めて約束した。これはいいことだ。核の密約を暴いたのは成果だ」と強調。政権にとどまる意義について「社民党が目を光らせることで憲法を守ることができるし、(鳩山政権のスローガンである)『コンクリートから人へ』も見届けることができる」と語る。
民主、社民、国民新3党が昨年9月に交わした連立政権の合意書には、沖縄県民の負担軽減の観点から「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」と書いてある。
だが、ほかにも緊急雇用対策や子育て支援、社会保障制度の充実、地域の活性化など生活にかかわる様々な問題が掲げられている。
近藤氏は「沖縄のことが通らないからといって、(政権から)サヨナラということにはならないのではないか。私たちの目的は暮らしを良くすることだ」とする。
近藤氏は2004年の参院選新潟選挙区に無所属で立った。社民、民主、連合新潟の推薦を受け、42万8千余票を集めて当選した。だが約半年後、社民党・護憲連合の会派に入ったため、民主党との間にしこりを残した。
07年は同選挙区に民主党が2人を擁立。社民党も候補者を立てて戦ったが、得票は9万1千余票で4番手。得票率も7%余りで、落選した。
同選挙区では04、07年、当選者の得票は35万票を超えている。民主党との共闘態勢が築けない中、社民党候補の当選には、比例票=表=から相当の上積みが必要だ。
近藤氏は、今夏の参院選への立候補を正式表明した昨年12月、「連立与党の枠組みで戦い、連立の基盤を強めていきたい」と強調した。
これを受け、連合新潟は今年4月、「連合の方針は、連立与党の安定過半数確保。社民党も推薦の幅に入っている」(江花和郎会長)とし、民主党公認の現職田中直紀氏(69)とともに、近藤氏の推薦を決めた経緯がある。
連合新潟の幹部は、社民党が政権離脱した場合について「本部で検討することになる。既に推薦を決めていて、仮に取り消すとなると、それなりの理由が必要だろう。連立からの離脱をどう判断するかによる」としている。
近藤氏は29日、記者団を前に、党が政権離脱した場合について「3党合意の実現を期して頑張りたいと言ってきた。大きく前提が崩れるので、大問題だ」と語った。30日に党本部である常任幹事会に出席し、「連立の中で頑張るべきだ」という意見を表明する方向という。
その後に予定される全国幹事長会議の議論を見たうえで、「どういう立ち位置でこの参院選を戦うか、最終的に私自身が決めたい」とした。無所属に転じるのかという記者からの質問には、支援者の合意を前提として「いつかの選択肢がある」とした。
6080
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:22:25
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1005310016/
全国初、野党系4新党が公認候補擁立/神奈川・参院選
2010年5月31日
みんなの党と、参院選を目指し発足した3新党(たちあがれ日本、日本創新党、新党改革)の擁立候補が30日、神奈川選挙区で出そろった。政権交代を訴える野党系の4新党がそれぞれ党公認の候補予定者を決めたのは、神奈川が全国都道府県の選挙区で初めてとなった。
内閣支持率はさらに低迷し、社民党が離脱を正式決定するという状況下で政権批判層は拡大の見通し。神奈川では4新党を軸に、激しい争奪戦が繰り広げられるのは必至だ。
神奈川選挙区へは改選数3に対し9人が名乗りを上げている。4新党の新人に加え、自民党が現職、共産党が元職、幸福実現党が新人を擁立。対する与党は民主党が現職2人の再選を目指す。このほか、当初は擁立に慎重だった社民党でも積極論が出始めている。立候補者が10人を超す可能性も出てきた。
政権批判勢力の分散を懸念し、みんなの党を除く3新党は今月27日から連携を模索し始めた。たちあがれ日本と日本創新党との間では政策協定づくりと、それに伴う選挙協力の検討を開始。神奈川においては一時、たちあがれ日本の新人候補を日本創新党が支援する案も浮上した。しかし、30日の会見で日本創新党は「連携は進めていくが、神奈川など議席の多い選挙区ではそれぞれの党から主張をしていく」(山田宏党首)と説明。神奈川など改選数3以上の都府県での新党間の選挙協力の可能性を否定した。
6081
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:24:39
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100531/stt1005310006000-n1.htm
【断面 2010参院選】 有名&無名で浸透図る 比例候補は陣取り合戦の様相 (1/3ページ)
2010.5.31 00:03
16日午後、山梨県のJR甲府駅前で、夏の参院選に自民党公認で出馬する2人が初めてそろって街頭演説をした。ひとりは、山梨選挙区の元教師、宮川典子氏(31)、もうひとりは比例代表の堀内恒夫氏(62)だ。
「わが郷土、山梨を愛する宮川典子さん、心はまっすぐだ。宮川さんと、山梨を教育とスポーツの面でよくしていこうではないか」
街宣車に立った堀内氏は有権者を前に、宮川氏の名を連呼した。
元プロ野球選手の堀内氏が抜群の知名度を誇るのに対して、宮川氏はほとんど無名である。自民党は、有名人候補と組んだ選挙運動の場をつくることで、無名候補の知名度の底上げを図り、票の掘り起こしにつなげる戦略をとっているのだ。
宮川氏にとって堀内氏は、知名度だけでなく出身高校、甲府商業などで幅広い人脈を持つ強力な「助っ人」だ。堀内陣営の関係者は「選挙活動の4分の1は地元になるのではないか」とみている。堀内氏の動きは宮川氏の運命を左右すると言ってもいいほどである。
× × ×
宮川氏の対抗馬は、元山梨県教職員組合(山教組)委員長で日教組に強い影響力を持つ民主党の輿石東参院議員会長(74)。自民党政権時代の“参院のドン”だった青木幹雄自民党前参院議員会長(75)が出馬を断念したことで、現在の“参院のドン”となった輿石氏が出馬する山梨選挙区はさらに注目され、自民党も「打倒民主党」の象徴的選挙区と位置づけ、猛攻勢をかけている。
9日に県内で開かれた日教組を批判する集会は、パネリストとして出席した宮川氏に奮起を促す声であふれ、さながら「宮川決起大会」の様相となった。
すると突然、場内の1人が「まだ宮川さんを知らない人が多いぞ!」と叫び、会場は静まりかえった。高揚感に包まれていた集会の雰囲気は一気に現実に引き戻された。会場のだれもが、宮川氏が依然、選挙区に浸透しきれていないことを知っている。有名候補との組み合わせ作戦は道半ばなのだ。
× × ×
プロ野球巨人で通算203勝を挙げた堀内氏は、全国的な集票が期待できる「超目玉候補」として自民党から迎えられた。14日に都内で行われた事務所開きでは、擁立にかかわった二階俊博前選対局長が「(巨人の親会社である)読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社会長から『堀内さんに万一のことがあるようなことがあってはならない』と言われた」と必勝を訴えた。
その堀内氏も、地元の票固めが不可欠になった。たちあがれ日本から中畑清元巨人内野手(56)が出馬したことで、票の目減りは避けられなくなったためだ。
自民党執行部は参院選比例代表候補に、著名人や、独自の後援会組織を持つ前衆院議員を積極的に擁立した。業界団体が相次いで離反し、一時は500万人以上いた党員が平成21年末時点で100万人割れにまで落ち込んだ結果、「党」の組織力ではなく「候補者」自身の力に頼る必要に迫られている。
ただ、著名人候補は乱立模様だ。比例代表候補はこれまで全国に薄く広く支持層を伸ばす形が多かったが、堀内氏の山梨県のように「地元」を押さえる動きが活発化している。ところによっては陣取り合戦の様相を呈している。
岐阜1区から東京5区へ国替えして昨年の衆院選に出馬、落選した佐藤ゆかり氏(48)は岐阜市内に事務所を復活させ、岐阜県での支持拡大をねらっている。しかし、支部長争いを演じた野田聖子元郵政相は女優、三原じゅん子氏(45)を「友人」と持ち上げている。党選対関係者は「野田氏の支持者は間違いなく三原氏に入れるだろう」と分析している。岐阜の地盤をめぐって、女性の有名候補2人がしのぎを削ることになる。(水内茂幸)
6082
:
山口新聞男
:2010/05/31(月) 21:27:34
しかし、北海道社民は秀吉にすら負ける様だからなあ・・・
6083
:
チバQ
:2010/05/31(月) 22:10:12
>>5383-5385
http://www.shizushin.com/news/feature/sanin10/kikaku/25/20100526114920.htm
企画「攻防2010」
(上)注目高まる「第三極」 非民主・自民の選択肢
2010/05/26
「河合君ほど多くの困難に打ち勝ってきた人間はいない。“国難”の時代に打ち勝つには、河合君の突破力が必要だ。力を貸してほしい」
「そこまでの言葉をいただいてありがとうございます。受けさせていただきます」
20日夜、浜松市のウナギ料理店で河合純一氏を前に、みんなの党の渡辺喜美代表は土下座した。店に入るや否や畳に両手を付き、出馬の決断を迫る渡辺代表。同席した人間は鳥肌が立ったという。河合氏の静岡選挙区からの出馬が決まった瞬間だった。
みんなの党は4月に公認候補として河合氏に白羽の矢を立てた。何度となく党幹部が河合氏と会談を重ねた。山内康一党国対委員長は「民主と自民が競り合う静岡選挙区なら勝てる。三顧の礼どころか“五顧の礼”で口説いた」と打ち明ける。
みんなの党は、昨年の衆院選比例代表で共産党や社民党を上回る約13万4千票を県内で獲得。共同通信社の全国世論調査(4月末)の政党支持率では民主24・1%、自民18・7%に次ぐ11・5%。民主でも自民でもない「第三極」として注目度が高まっている。
県内でもじわりと党勢が拡大している。自民党を離党してみんなの党に入党した井口哲男沼津市議(50)は「民主と自民に失望した有権者から第三極を求める機運が高まっている」と指摘。民主を支持してきた県東部の自営業者は「地方政治でも、みんなの党の可能性にかけたい。非自民、非民主の選択肢として応援する」と入党に踏み切った。
一方、選挙に向けた懸念材料は多い。選挙資金、事務所スタッフ、選挙戦略―。すべて一から築き上げる必要がある。河合氏は23日に浜松市内でポスターや名刺、ビラに使用する写真撮影を終えたが印刷費に充てる資金はなく、党本部からの支援を待つ状態。
「地方組織がない弱さがあるが、できる範囲で走り出し、考えながら動くしかない」。選対本部長に就いた大岡敏孝県議はホームページやブログなどインターネットを活用した「金をかけない選挙」を展開し、“勝手連”を促す選挙戦術を練る。今月中に党支部を立ち上げ、6月2日に浜松市内に事務所を設置する。
25日の出馬会見に同席した渡辺代表。「金も組織も支援団体もない。ないないづくしの党だが、志と覚悟はどの党にも負けない。無党派の人たちに支持を訴えることで勝てる」。第三極として高まる存在感を頼りに、強気の選挙戦術を描く。
◇
参院選公示が有力視される6月24日まで1カ月を切った。静岡選挙区(改選数2)は民主と自民の二大政党を軸にした戦いに第三極が割って入る全国有数の激戦区となる。前哨戦を追った。
6084
:
チバQ
:2010/05/31(月) 22:10:37
http://www.shizushin.com/news/feature/sanin10/kikaku/25/20100527074953.htm
企画「攻防2010」
(中)民主県連と党の溝深く 「共倒れ」…危機感募る
2010/05/27
22日昼すぎ、民主党県連の牧野聖修会長ら幹部と、党公認で夏の参院選静岡選挙区(改選数2)に出馬する現職藤本祐司氏(53)の関係者がひそかに静岡市内のホテルに集まった。党本部が藤本氏に選挙対策費の支給を止めている問題で、対応を協議するためだった。
「小沢さんに謝るだけで済めばいいが、必ず中本さんを応援しろとなる。それだけはのめない」。牧野会長は厳しい表情で、ほかの幹部に覚悟を示した。
党役員から数日前、藤本氏への支給を止めたのは小沢一郎党幹事長の意向で、静岡選挙区への2人擁立に反対した県連へのペナルティーだとして小沢氏に謝罪するよう説得された。だが、謝罪すれば、もう一人の公認候補である新人中本奈緒子氏(30)への支援を求められる可能性が大きい。「藤本氏一本」という県連の決定を覆せば、県連内部にも、2人目擁立に猛反対した連合静岡との関係にもひびが入る。
世論調査で鳩山内閣の支持率は20%前後まで落ち込んでいる。支持が高まるみんなの党は知名度のある新人を擁立。自民は候補者を1人に絞った。藤本氏の選対幹部が「よほど必死にならないと、民主2人の共倒れも十分あり得る」と真顔で話すほど環境は厳しい。その中で、今度は身内からの思わぬ“兵糧攻め”。
会議の翌日、同じホテルで支援者約350人を集めて開かれた藤本氏の集会で、牧野会長は「党本部から金が来ません」と暴露。終了後、記者団に囲まれると「県連への罰なら甘んじて受けるが、公認候補に金を出さないのは筋が通らない。公党としてありえない」と怒りをぶちまけた。
岡本護県連幹事長はあえて「内輪もめ」を公にした牧野会長の心情を察しつつも、「有権者には理解してもらえるだろうが、票につながるかは別問題。党本部は一層かたくなになるだろう」と指摘する。
党本部と県連の溝が深まるのをよそに、中本氏は親族の支援を受けながら、地道に県内を巡って街頭演説を繰り返している。小沢幹事長に課せられた「1日50カ所以上」を目標に、繁華街だけでなく、幹線道路の交差点や人けの少ない住宅街でも支持を訴える。
しかし、県西部の民主系市議は「先日、ある催しで中本氏が会場を回ってあいさつしていたが、影響力のある市議会関係者がいたのに素通りだった。案内役がいないから無理もないが、気の毒になった」と打ち明ける。中本氏陣営の関係者は「支援団体はまったくない。空中戦をやるしかない」と話すが、どこまで浸透できるのかは未知数だ。
6085
:
チバQ
:2010/05/31(月) 22:10:59
http://www.shizushin.com/news/feature/sanin10/kikaku/25/20100528074452.htm
企画「攻防2010」
(下)党員減、組織細る自民 「背水の陣」結束力が鍵
2010/05/28
みんなの党が新人の擁立を正式に発表した25日の夜。支援者へのあいさつ回りを終えた自民党公認の新人岩井茂樹氏(41)は、本拠地と位置付ける沼津市内の事務所で開いた陣営の会議で厳しい表情を浮かべた。岩井氏がスローガンにしてきた「保守一徹」が検討課題に挙がった。
「自民支持者に響くメッセージだ。だが、これからは無党派層に浸透するメッセージも考えないと票にならない」
党本部から送り込まれた男性スタッフ(35)は考えた。保守の伝統を守り抜き、新生自民党をどう打ち出すべきなのか―。
昨年の知事選、衆院選、参院補選に3連敗し、県議会の自民党会派は分裂した。党員の減少が続き組織の弱体化が懸念される。そんな中、17日の県連大会は参院選に向け、野党として反転攻勢をアピールする場となった。
来賓の石破茂党政調会長は壇上で語気を強めた。「自民党はこれまで、本当に弱い人、つらい立場の人の味方だったのか。政治は手品でも魔法でもない。歩いた距離、握った手の数しか票は出ない」。一致結束を誓い、皆で「頑張ろう」とこぶしを突き上げた。
ところが、翌日の県議会副議長選。造反者が出て、独占してきた正副議長の座を民主党系会派に渡した。県東部の市支部長の一人(59)は「こんなことでは党員減少に歯止めがかからない。支部の運営そのものができなくなる」と話す。
昨年10月の参院補選の岩井氏の得票は40万票余り。「超逆風の中、岩井は頑張った」と県連幹部は口をそろえる。だが、みんなの党など“第三極”が話題をさらい、自公政権で同志だった公明票の行方も不透明なまま。世論調査などから自民が政権批判票の受け皿になっていない現実もある。「今回も同レベルの票を取れる保証は全くない」。県連は危機感を漂わせる。
県医師会の政治団体「県医師連盟」は岩井氏の推薦を決めた。ただ、県西部の医師の一人は「今、自民の候補には必死さが欲しい。岩井さんは政策の勉強も演説の迫力もこれから」と苦言を呈する。
党県連青年部・青年局の若手は6月初旬、岩井氏を応援するキャラバン隊を組織する。5日間連続で東海道沿線を1日3〜4駅ペースで巡回し、街頭演説を重ねる。
「参院選でまた負けたら、自民党は解党するしかない。そのぐらいの気持ちだ」。市町支部からは「背水の陣」の声が高まりつつある。
(政治部・橋本和之、川北楽人、杉山武博が担当しました)
6086
:
名無しさん
:2010/05/31(月) 22:32:57
>>6060
追加:多分水曜には進退はっきりしているのでは、手を握って二人で。但し、選挙の指令塔は実質終了まではおこなっているでしょうけど。
今日のイチロー、アズマの2人がポッポに5分訪れたことは、江戸時代風に言うなら短刀突きつけたということでしょうか、切腹用の。
この場合の短刀は、独自の選挙結果。
「見ろ。あとは自分で決めな」こんな感じでしょう。
6087
:
チバQ
:2010/05/31(月) 22:33:01
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001005290002
長崎氏、宮川氏を支援へ
2010年05月29日
会合であいさつする長崎幸太郎氏=富士吉田市内
昨夏の衆院選で山梨2区から無所属で立候補し、落選した長崎幸太郎・前衆院議員は28日、富士吉田市内で支持者との会合を開き、参院選山梨選挙区で自民党が擁立する宮川典子氏を支援することを決めた。一方で支持者からは自民党県連への批判が続出。長崎氏は「党とは関係なく、宮川氏個人を支援する」とし、自民党とは距離を置く方針だ。(田中聡子)
長崎氏は昨年8月の衆院選で、自民党の公認をめぐって堀内光雄氏と対立。党が堀内氏の公認を決めたことに反発して離党し、無所属で立候補した。保守層の票が割れたこともあり、両氏ともに落選。このため、党県連内では「長崎氏のせいで自民が議席を失った」との声も出た。長崎氏側も自民党に批判的な姿勢を示してきた。
今年4月、二階俊博衆院議員が来県し、党県連に対して長崎氏と連携して参院選に臨むよう示唆したが、同党県連幹部は「支援を受ければ長崎氏の復党につながるおそれがあり、認められない」と反発。長崎氏も当初は「こちらから『支援する』と手を挙げる必要はない」と述べていたが、宮川氏や大島理森・党幹事長らから協力を求められたため、支援を検討していた。
この日の会合には、長崎氏の支持者ら約100人が集まった。長崎氏は「民主党政権のあり方をなんとしてもたださなければならない」と宮川氏を支援する意向を表明。支持者からは「(県連会長の)堀内(光雄)さんが頭を下げるべきだ」「県連とはかかわれない」など、自民党県連への批判が続出。「自民党ではなく宮川氏個人を支援する」という形で支援を決めた。
会合後長崎氏は「民主の悪政を止めるために宮川氏を支援したい」とし、復党についても「今は関係ない」と述べるにとどまった。
6088
:
名無しさん
:2010/06/01(火) 00:03:22
>>6069
福島さんは今回比例改選だった筈だから「社民党」「福島みずほ」と書いてくれる人が一人でも増えればそれで良い訳で、最初から自分がどうやって目立つかだけを考えていれば、こういう事態もああいう対応も当然予測して準備してたでしょうね。
それって他党の協力の必要な社民党の選挙区候補者はどうなっても良いと思ってるって事でもあるんでしょうけど。
6089
:
和子夫人
◆VVOQ3pMvHY
:2010/06/01(火) 02:25:33
小鳩体制でのシミュレーション完了。後は6.6を待つだけ
一様、小菅体制もシミュしておくか。巨大掲示板はアクセス制限中。
6090
:
官兵衛
:2010/06/01(火) 10:47:16
下野新聞より。みんなの党は栃木選挙区に会社社長の荒木大輔氏を擁立との事です。渡辺喜美の弟・美千明氏は、本業が多忙の為、出馬断念との事だそうです。
6091
:
とはずがたり
:2010/06/01(火) 11:03:37
>>6088
みずほの利己主義ってだけではなく社民党全体の議席を考えたときにベストな選択だったとも云えるのでわ?
どうせ選挙区は可能性低い新潟の近藤ぐらいでしたし。
>>6089
6/6に発表ですか??
また期待してます♪
6092
:
名無しさん
:2010/06/01(火) 11:12:19
社民党は沖縄に公認候補擁立すれば、結構おもしろいことになりそうな予感。
でも現状はアップアップのようですね・・・
6093
:
チバQ
:2010/06/01(火) 12:22:23
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news1/20100601-OYT1T00404.htm
東京選挙区一気に混迷…山田・元杉並区長出馬で
5月31日付で杉並区長を辞職した日本創新党党首の山田宏氏が、今夏の参院選に東京選挙区からの出馬を表明したことで、主要政党が軒並み候補を擁立し、定数5で争われる同選挙区はさらに混迷の度合いを増してきた。
鳩山政権の支持率低下に加え、知名度のある山田氏の出馬、社民党の連立政権からの離脱など波乱要素が絡み合い、票の行方はどうなるのか。
「退路を断って、東京選挙区から出馬することを宣言します」。港区六本木で30日に開かれた日本創新党の結党大会。スピーチの最後に山田氏が東京選挙区からの出馬を明かすと、大きな拍手がわき起こった。
◇警戒感◇
同党はすでに元金融庁課長補佐の擁立を公表、山田氏は当初、比例選に回ると見られていたが、大会終了後の記者会見で「党首が首都で出ることが、党全体の考え方を国民に伝えるには一番適切」と語った。
山田氏は、レジ袋有料化などの改革を推し進めたことで知られ、再選、3選を決めた区長選に圧勝してきたが、ある区議は「任期途中で辞職したことへの批判も根強い。区長選ほど票は伸びないだろう」と話す。
山田氏の出馬について、ある党の選対関係者は「大阪の橋下徹知事のように、首長経験者に対する期待感が高まる可能性はある」と警戒感をのぞかせる。
◇知名度限定的?◇
一方、現職2人に加え、3人目の擁立を検討する民主党都連の幹部は「蓮舫氏ほど知名度はなく、小川敏夫氏のように組織力に期待できるわけではない」。都議会自民党の川井重勇幹事長も「杉並区以外での知名度はあまりなく、影響は限定的」と冷ややかに受け止める。自民は現職の中川雅治氏と新人の東海由紀子氏の2人が立候補する予定だ。
共産党の小池晃氏の陣営幹部は「政策は保守寄りで、自民や民主と重なる。有力候補が乱立すれば当選ラインは下がる」と話した。
東京選挙区には、公明党、社民党、国民新党、みんなの党、たちあがれ日本、幸福実現党なども公認候補を擁立している。
◆杉並区長を退任
杉並区長として最終日を迎えた山田氏の退任セレモニーが31日午後、開かれた。花束を贈られた山田氏は「11年間、温かいメンバーと一緒に仕事ができた。サービスの一層の充実を図ってほしい」と述べ、約250人の職員に見送られて区役所を後にした。
(2010年6月1日11時10分 読売新聞)
6094
:
チバQ
:2010/06/01(火) 12:23:23
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100601_3
伊沢氏で最終調整 参院選選挙区で社民県連合
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社民党県連合(小原宣良代表)は31日、今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)の党公認候補として県連合幹事長の伊沢昌弘氏(62)を擁立する方向で最終調整に入った。2日の三役会議で決定する。同選挙区は民主、自民、共産、社民の各党候補による4氏の争いが濃厚となった。
伊沢氏は31日、岩手日報社の取材に対し「まだ最終調整中で何も言えない」と述べるにとどめたが、複数の社民党関係者の話を総合すると伊沢氏を軸に調整が進みそうだ。
伊沢氏は宮城県大崎市出身で、岩手大卒。1973年県庁入り。盛岡市議1期を経て95年の県議選盛岡選挙区で初当選し、通算3期務めた。昨年の衆院選岩手1区に同党公認で出馬し、落選した。
6095
:
チバQ
:2010/06/01(火) 12:25:46
>>6021
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100601ddlk04010273000c.html
参院選’10宮城:新党改革、自民2氏に立候補打診 /宮城
◇野田仙台市議長と安藤県議に 民主・自民体制に揺さぶり
今夏の参院選宮城選挙区(改選数2)で、新党改革(舛添要一代表)が、いずれも自民党員で仙台市議会議長の野田譲氏(48)と県議の安藤俊威氏(52)に立候補を打診していたことが31日までに分かった。鳩山政権の支持率低下で参院選後の政界再編が現実味を帯びていく中、相次いで結成された「新党」が民主と自民の2大政党体制に揺さぶりをかけている。【比嘉洋】
新党改革の矢野哲朗代表代行は26日、参議院議員会館(東京都千代田区)で午前9時ごろに安藤氏と、午後4時ごろに野田氏とそれぞれ会談し、立候補を打診した。
毎日新聞の取材に対し、安藤氏は「光栄だが、正式な出馬要請ではなかったので返答できない」と立候補の可能性について明言を避けた。ただ、「正式な要請があれば、あらゆる選択肢の一つとして検討させていただく」とも述べ、政界再編の可能性について新党改革側と意見交換を続ける構えを示した。
一方、野田氏は取材に対し「今は議長職を全うし、市議会の改革を優先したい」と述べ、打診を断ったことを明らかにした。
宮城選挙区では、国会議員が既存政党を離党して結成した「新党」のうち、これまでにみんなの党のみが県議の菊地文博氏(50)を公認候補として擁立している。民主党県連の選挙対策委員長だった菊地氏は、みんなの党の渡辺喜美代表が後援会事務所を3回訪れ、立候補を打診してきた「熱意」に押され、同党へのくら替えを決意したと語る。
新党側の“揺さぶり”に対し、2大政党側はあくまで強気。自民党県連の須田善明幹事長は「党の理念に沿って候補者を選んでいるのか。ただ、数をそろえているだけなのか。有権者は見抜くはずだ」と強調。民主党県連の郡和子幹事長は、菊地氏の立候補を「あってはならないこと」と繰り返したうえで「今後は同じように(民主党を離れ)新党から出る動きがあるとは考えにくい」と語った。
宮城選挙区からは菊地氏の他に、民主党公認の桜井充氏(54)と伊藤弘美氏(35)、自民党公認の熊谷大(ゆたか)氏(35)、同党推薦で無所属の市川一朗氏(73)、共産党公認の加藤幹夫氏(46)、社民党公認の菅野哲雄氏(61)、幸福実現党の村上善昭氏(37)が立候補の意思を表明している。
==============
■視点
◇自民、公募の余波続く
新党改革が立候補を打診した野田譲氏と安藤俊威氏は、ともに自民党県連が今年1月に実施した公募による参院選候補者選考に応募し、落選している。野田氏は打診を断り、安藤氏は態度を明確にしていないが、いずれにしても新党改革が政治経験のある落選者たちに目を付けたことは明らかだ。
公募では、書類や面接による審査を経て最終選考に残った7人を対象に公開討論会を実施。討論会の評価に、同時期に行った世論調査の結果を加算する「総合評価方式」で優劣をつけた。ただ、討論会の点数ではほとんど差が開かず、世論調査のみが決め手となったことに、県連組織を支える一部の県議らは不満を隠さない。
新党は既存政党への不満の受け皿を目指す。公募で落選した後に党本部の推薦を得た市川一朗氏も公募への不満を吸収すると見られる。公募の余波が今も続いているだけに、参院選を見据えた政治家同士の連帯が政治理念に基づいているものかどうかを有権者は見極める必要がある。【比嘉洋】
6096
:
名無しさん
:2010/06/01(火) 12:59:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100601-00000549-yom-pol
社民・近藤参院議員、無所属で出馬の意向
6月1日12時20分配信 読売新聞
社民党の連立政権離脱を受け、夏の参院選新潟選挙区(改選数2)で同党が公認を決めていた現職の近藤正道氏(63)が1日、無所属で出馬する意向を固めた。
新潟市内で記者団に「立ち位置について、大きな山は越えつつある。あとは三宅坂(社民党本部)が一番の難問になる」と述べ、党本部と最終調整する方針を示した。
党政審会長代理を務める近藤氏は、連立政権での実績をアピールする戦略を打ち出していたことから、離脱に最後まで反対。離脱決定後の31日、「一連の流れが崩れた。支援者が納得出来る新たな立ち位置を考える必要がある。無所属も選択肢の一つ」としていた。
新潟選挙区で民主党は、2人区では例外的に現職の田中直紀氏(69)のみを擁立。連合新潟は田中、近藤両氏の推薦を決定していたが、連合新潟幹部は「近藤氏が社民のまま出馬した場合は、推薦を続けられるか不透明」としている。 最終更新:6月1日12時20分
6097
:
とはずがたり
:2010/06/01(火) 13:36:14
>>6092
そっか。圧勝できたりして!?
6098
:
沖縄無党派
:2010/06/01(火) 15:09:00
>>6090
>>下野新聞より。みんなの党は栃木選挙区に会社社長の荒木大輔氏を擁立との事です。渡辺喜美の弟・美千明氏は、本業が多忙の為、出馬断念との事だそうです。
荒木大輔じゃなくて荒木大樹氏のようですね。 荒木大輔だとピッチャーになっちゃうじゃないw
みんなの党(渡辺喜美代表)は31日、夏の参院選栃木選挙区(改選数1)に、同党宇河支部幹事長で会社社長の荒木大樹氏(39)=宇都宮市=を同党公認候補として擁立する方針を固めた。週内にも渡辺氏が発表する。同選挙区は渡辺氏の地元で影響力も強いだけに、候補者選定が注目されていた。同選挙区では既に民主、自民、共産の各党が公認候補擁立を決めており、激戦は必至だ。渡辺氏は比例代表でも本県関係者を擁立する方針を示している。
みんなの党は公募も含め栃木選挙区の候補者選考を進めてきた。荒木氏は本県出身で、同党の支部幹事長を務め、政策を理解していることなどが評価されたとみられる。
荒木氏は下野新聞の取材に「地域主権などみんなの党の政策に共感している」などと述べ、立候補に前向きな姿勢を示していた。
栃木選挙区をめぐり同党は、渡辺代表の実弟で産婦人科医の渡辺美千明氏(53)=東京都渋谷区=の擁立も検討した。だが同党関係者によると「多くの患者を抱え、卓越した医療技術を持っていることから、病院を辞める調整が付かなかった」ため、擁立を見送る。比例代表候補としても擁立しない方針。
同選挙区には民主党現職の簗瀬進氏(60)、自民党新人で前県議の上野通子氏(52)、共産党新人の小池一徳氏(49)が立候補を表明している。
荒木氏は慶応大卒。大学在学中の1992年から石材会社社長。94年から財団法人花園霊園理事長も務める。
6099
:
名無しさん
:2010/06/01(火) 15:31:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100601-00000159-mailo-l20
参院選’10信州:みんなの党、井出氏擁立を発表 無党派層取り込み狙う /長野
6月1日15時0分配信 毎日新聞
みんなの党の渡辺喜美代表は31日、県庁で記者会見し、夏の参院選長野選挙区(改選数2)で、元NHK記者の井出庸生氏(32)を公認候補として擁立すると発表した。井出氏は「30歳を過ぎ、我々の世代が社会的責任を果たしていかなければならない。出馬のチャンスが得られたことはありがたい。2大政党と対峙(たいじ)していきたい」などと抱負を語った。同党は県内に大きな組織は持たないが、世論調査で支持率が急上昇するなど、無党派層への浸透次第で、長野選挙区でも「台風の目」となりそうだ。
渡辺代表は「自民でもない、民主でもない第3の選択肢が必要」と強調。昨秋の長野市長選には落選候補の応援にも訪れており、「井出さんは(記者時代は)市民の目線で報道を心がけていたと思うが、実際に社会を変えられるのは政治だ」と述べた。また井出氏は「地域主権をテーマにし、(国の通達が無くても問題を解決できるような)地方の自由を勝ちとりたい」と話した。6月中旬をメドに佐久市で事務所開きをする意向だ。
井出氏は東京都豊島区出身で、旧さきがけの井出正一元厚相のおい。02年に東大教育学部を卒業後、NHK記者として仙台、横浜放送局で勤務した。【渡辺諒】
6月1日朝刊
6100
:
官兵衛
:2010/06/01(火) 18:26:55
>>6098
これは、お恥ずかしい限りの初歩的なミスで申し訳ありません。
6101
:
沖縄無党派
:2010/06/01(火) 19:00:12
誰も書いてないようなので一応報告までに 又吉イエス氏、参院選に出馬表明
http://saninsen.com/archives/88
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010060100780
参院比例にNPO理事長=民主
民主党は1日、持ち回りの常任幹事会で、参院選比例代表にNPO理事長の新人、松岡力雄氏(38)を擁立することを決めた。(2010/06/01-18:30)
↑しかし、この状況下で民主党から出馬するとは勇気があるな。
6102
:
山口新聞男
:2010/06/01(火) 20:23:50
というか、このタイミングで公認を出す民主党もSというか
茨城一新会に挨拶行ってたりしてるようだし、小沢系?
6103
:
名無しさん
:2010/06/01(火) 21:14:48
>>6101-6102
松岡力雄と廃棄物処理法
http://blog.livedoor.jp/matsuokarikio/
本人のブログによると前々から公認申請は出していたようですね。彼のブログ、民主党の公認決定までの過程について詳しく書いていてなかなか面白いですよ。後、茨城一新会の会長については、AERAだったと思いますが記事になっていた記憶があります。なかなかの大物のようですよ。
6104
:
チバQ
:2010/06/01(火) 22:21:59
>>6049
メモ
石川好は
95年参院選で神奈川選挙区にさきがけから出馬落選
6105
:
建設的与党らいおんはーと
◆S3/.7DxKSg
:2010/06/01(火) 22:50:48
桜井充の頭もかなりキビシい闘いになっている件
6106
:
名無しさん
:2010/06/01(火) 23:03:10
イチローの本音はどこにあるのか・・・
交代か、ダブル交代か、どちらにしろ、本気を出していないような気がするが・・・
6107
:
チバQ
:2010/06/01(火) 23:06:58
>>6085
イイ言葉だと思います
>来賓の石破茂党政調会長は壇上で語気を強めた。「自民党はこれまで、本当に弱い人、つらい立場の人の味方だったのか。政治は手品でも魔法でもない。歩いた距離、握った手の数しか票は出ない」。
6108
:
チバQ
:2010/06/01(火) 23:49:35
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2010sanin/234461.html
候補擁立迷う社民 連立離脱で主戦論浮上 道選挙区(06/01 07:49)
連立政権からの離脱で、参院選道選挙区への対応が注目を集める社民党道連の事務所=31日、札幌市北区
社民党が連立政権離脱を決めたことで、同党道連が7月の参院選道選挙区(改選数2)の対応に頭を悩ませている。独自候補の擁立は、選挙準備の負担や民主党との関係悪化を避けるため慎重姿勢を続けてきたが、連立離脱を受け、一部に主戦論が出てきたからだ。
社民党道連は、夏の参院選比例代表に浅野隆雄幹事長の擁立を3月に決めたが、道選挙区については態度を保留してきた。連立を組んでいた民主党が道選挙区の改選2議席独占を目指していることもあり、慎重に情勢を見極めるためだ。
ただ、連立離脱を受けて、ある道連幹部は「参院選の戦い方自体が変わってくる」と指摘。米軍普天間基地移設問題をめぐる主張の違いが明確になっただけに、民主党への選挙協力は有権者の理解を得にくいとして、独自候補擁立を主張する。
ただ、いまから道選挙区に候補を擁立しても、全道的な選挙活動を展開するだけの十分な時間がない上、選挙資金も重荷になる。また、民主党との溝が深まれば、来春の統一地方選で候補擁立を目指す一部選挙区での選挙協力に影響する懸念もあり、別の幹部は「長期的な視点で考える必要がある」と慎重姿勢を崩さない。<北海道新聞6月1日朝刊掲載>
6109
:
チバQ
:2010/06/01(火) 23:51:13
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-01_6933/
野党共闘協議物別れ 参院選沖縄区
社民は独自候補擁立へ
政治 2010年6月1日 09時56分
(13時間54分前に更新)
社民党県連の新里米吉委員長と社大党の大城一馬副委員長は31日、共産党県委に古堅宗嘉書記長ら幹部を訪ね、7月11日投開票予定の参院選沖縄選挙区(定数1)での3党共闘を提案した。共産は推薦している予定候補者の沖縄医療生活協同組合理事長の伊集唯行氏(58)の支援を逆提案、協議は物別れに終わった。共闘が不調に終わったことを受け、社民は独自候補擁立にかじを切る。
新里委員長らは米軍普天間飛行場の移設問題で政府に県内移設断念を求める候補者の擁立で共闘を呼び掛けた。共産は同飛行場の即時無条件返還などを主張したほか、伊集氏を擁立して事実上の選挙運動を展開しているとし、支援を提案、主張は平行線をたどった。
新里委員長は「県内移設反対の世論をまとめて候補者を擁立したかったが、残念。県連内で公認、推薦候補について具体的に協議したい」とし、1日の執行委員会で対応を検討する考えを示した。
一方、古堅書記長は「県民の立場に立つのであれば、社民も社大も伊集氏を支援できるはずだ。門戸は開けており、保革の枠を超えた取り組みをしたい」と強調した。
大城副委員長は「党が独自候補を擁立することはない。党内で今後の対応を検討したい」と述べ、2日の執行委員会で対応を協議する。
民主党県連も独自候補擁立を模索しており、県政野党陣営の分裂選挙は確実な情勢となった。
「普天間」スタンス違い
参院選沖縄選挙区の対応をめぐり、県政野党の共闘が事実上崩壊した。公示まで1カ月を切り、米軍普天間飛行場移設問題をめぐる野党間のスタンスの違いが顕在化した格好だ。連立政権から離脱した社民党県連は独自候補擁立を目指す方針で、共産党県委は推薦候補を擁立、民主党県連も独自候補擁立の姿勢を崩していない。県政野党の分裂は秋の知事選にも影響しそうだ。
社民、共産はともに普天間飛行場については「県内移設反対」の立場だが、具体的な解決法は異なる。「県外・国外移設」を訴える社民に対し、共産は「即時無条件返還」を主張している。
社民県連の新里米吉委員長は31日、記者団に「共産への呼び掛けは今日が最後。公認・推薦候補の擁立について具体的に協議したい」とし、民主との共闘も白紙に戻し独自候補擁立の意向を示した。党内で沖縄の民意に沿って政権を離脱したことで、有権者の支持が集まるとの見方が強い。ただ、参院選まで約40日と迫り「時間がなく、全県選挙は戦えない」と慎重な意見もある。
一方、独自候補擁立を模索する民主党県連も共産以外の3党共闘に含みを持たせるが、当選後に特定会派に属さないという条件には「党本部の理解は得られない」とし、難色を示している。
5月上旬に、党委員長が出馬を辞退した社大党の大城一馬副委員長は「われわれにも責任の一端はあるが、県政野党が分裂して闘えば、知事選への影響は避けられない。関係修復、人選のテーブルをつくるにも時間がかかるだろう」と危惧(きぐ)する。
市民団体の中にも「沖縄独自の立場を示し、県外移設の実現には4党の結束が必要。各党の歩み寄りがない」との批判も上がる。タイムリミットが迫る中、野党は共闘崩壊の状態で参院選に突き進んでいる。(政経部・平良吉弥)
6110
:
ぐらもん
:2010/06/02(水) 00:24:38
社民離脱の影響が一番あるのは新潟でも沖縄でもなく香川と推察。
沖縄は喜納昌吉だろうな。
6111
:
とはずがたり
:2010/06/02(水) 00:44:42
>>6110
そういえば香川の影響は大きそうですね。
ただ香川は民主公認に社民がのるのではなく共同推薦候補ですのでなんとかやっていけるのかも。もともと連立してても微妙な関係でしたし。
6112
:
名無しさん
:2010/06/02(水) 01:01:54
和子夫人は比例の当選者予想もなさるのですか?
6113
:
和子夫人
◆VVOQ3pMvHY
:2010/06/02(水) 09:49:16
>>6112
残念ながらするつもりはありません。
鳩山辞任の意向@AM9:40
裏のシミュレーションを本格始動させるか。
それにしても巨大掲示板dionの規制が長い。書き込めない。
6114
:
予想屋
:2010/06/02(水) 10:04:33
参院選、東京選挙区は低投票率なら自民現、民主二人、公明は当確
高投票率かつタリーズ、山田区長の頑張り次第では公明党は落選
6115
:
名無しさん
:2010/06/02(水) 11:52:08
6月4日に新首相決定へ。
6116
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:17:45
鳩山辞任で今さら感があるけどいちお
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001006010004
選挙区の構図(上) 民主 重い「両輪」
2010年06月01日
■強まる逆風、陣営苦悩
政権交代後初の参院選が目前に迫ってきた。民主党のマニフェストが飛ぶようになくなった真夏の総選挙から約9カ月。政権交代を求めた民意は、今どこへ向かおうとしているのか。暮らしを支えるはずの政治はどこへ向かうのか。まず2回に分けて、広島選挙区(改選数2)の構図をリポートする。
「つまらんのう、民主党」
5月30日午後、府中町のショッピングセンター前。のぼりを持って歩道に立っていた民主党県連のスタッフに、車の運転席から男性が叫んだ。
「申し訳ございません」。スタッフが力無く頭を下げた。「最近こういう反応が多いんです」
この日、沖縄・米軍普天間飛行場の移設問題で、社民党が政権を離脱した。民主党から立候補を予定する現職の柳田稔氏(55)と、乳がん患者友の会世話人代表で新顔の中川圭氏(52)は、広島市を中心に、別々の場所で街頭演説をこなしていた。
広島市・本通りの一角では夕方、中川氏の声が響いた。
「救える命を救いたい。そんな思いで立候補を決意しました」
友人やその家族がビラ配りを手伝ったが、すんなり受け取る人は少なかった。「ピンクリボン活動」を象徴するピンク色のタスキをかけて訴えているが、「時間も知名度も足りない」と中川氏はいう。
両陣営に目配りする三谷光男県連代表を除く県選出などの6国会議員のうち、中川氏の支援を割り振られたのは4人。分担して同行し、応援弁士を務める。「少しずつではありますが、鳩山政権になって世の中は変わってきました。時計の針を戻さないでほしい」。衆院議員の一人は訴えた。
広島選挙区では改選前の2議席を、民主と国民新の与党が占めているが、国民新の現職、亀井郁夫氏(76)は3月末、正式に出馬を断念。民主党県連は小沢一郎幹事長の指示のもと約1カ月間、候補者探しに奔走し、5月13日に中川氏の擁立を発表した。
16日の民主党県連の常任幹事会。連合広島が入居するビルの会議室で、中川氏と初めて顔を合わせた柳田氏は、隣に座るよう促されても、かたくなに拒んだ。「いいよ。僕はここで」
■「すべて敵」
連合広島の伊丹幸男会長は29日、柳田氏の事務所開きであいさつ。「『柳田』という名前を書いてもらわないと勝てない選挙。(参議院)厚生労働委員長として国政を動かす立場になった柳田さんにもう一度力を発揮して頂きたい」と、柳田氏の全面支援を約束。陣営関係者は「こんな状況で2人当選は厳しいハードル。自陣営以外はすべて敵」と漏らした。
国民新の亀井静香代表は中川氏擁立後、「民主から要請があれば協力したい」との考えを示したというが、具体的な話は進んでいない。社民党県連合の金子哲夫代表は連立離脱後、「現段階では要請もなく白紙」としている。
週末の各紙の世論調査は、いずれも民主党政権に厳しい数字が並んだ。県連幹事長の中原好治県議は「我々は政権誕生からまだ8カ月と思うが、『8カ月たっても何もやってない』というのが一般の人の受け止め方なのかもしれない」と危機感を募らせている。(水田道雄)
◆広島選挙区の立候補予定者(改選数2)
柳田 稔 民現 基幹労連顧問
中川 圭 民新 がん患者会代表
宮沢洋一 自新 内閣府副大臣
大西 理 共新 党県常任委員
植松満雄 諸新 幸福実現党員
6117
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:18:19
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001006020003
選挙区の構図(下) 自民 傷癒えず
2010年06月02日
「惨憺(さん・たん)たる有り様だ。おじの喜一はよく『首相は日本丸の船長。乗客である国民を目的地へ安全に送り届けるのが務めだ』と話していた。鳩山首相はその目的地をわかっていない」
故・宮沢喜一元首相を「おじ」と呼ぶのは、今夏の参院選に立候補を予定する自民新顔の宮沢洋一氏(60)。5月29日の福山市の事務所開きで、政権を厳しく批判した。4選をめざした昨夏の衆院選広島7区(福山市)で民主前職に敗れ、くら替えを狙う。
父は、県知事や参院議員を務めた弘氏。喜一氏から脈々と受け継がれる「宮沢ブランド」は、県東部で根強い支持を得てきた。2月、自民県連が初めて参院選候補者を公募したが、過半数の票を得て他の4候補を圧倒した。
衆院選で自民は、県内7小選挙区のうち六つで議席を落とし、歴史的大敗を喫した。唯一当選した広島1区の岸田文雄・衆院議員を県連会長に選ぶなど役員を一新したが、傷が癒えたとは言い難い。
宮沢氏の陣営関係者は「公共事業が減り、建設業界など足元の支持基盤は弱まっている。有権者も自民、民主のどちらに入れたらいいか決めかねている状況で、油断はできない」と気を引き締める。
有権者が多いのに、なじみが薄い広島市での知名度アップのため、5月30日には同市南区のホテルで岸田氏の女性後援者の集まりに参加。「昨年8月まで広島から一番遠い、福山市選出の国会議員をしておりました」とあいさつした。岸田氏に近づく参加者に、岸田氏が「どうぞ宮沢さんとも握手して帰って」とフォローするなど、支持拡大に躍起だ。
いわば「オウンゴール」を重ね、支持率を低下させてきた民主政権。自民も、野党としての存在感を自力で上げているとは言えない状況だ。「みんなの党」も、県内で候補者を模索する動きが見られるが具体化していない。
そんな中、共産から立候補を予定する新顔、大西理(おさむ)氏(44)は「非民主、非自民」の票を狙う。
「昨年の総選挙では自民、公明政権に審判が下された。でもこの8カ月間、何も変わっていないじゃないですか」
5月30日、呉市の広市民センターで開かれた党主催の演説会で、大西氏は訴えた。
応援に駆け付けた笠井亮(あきら)・衆院議員(比例東京ブロック)は「民主に失望したが、自民に戻りたくないという有権者は、どこの党に託せばいいか真剣に考えている。共産党こそ選択肢になりうる」と力を込めた。
党専従職員だった大西氏は2003年、05年の衆院選では広島3区から立ち、落選。参院選には昨年12月に名乗りを上げた。農協や医師会なども訪問し、かつての保守層の切り崩しを図る。
幸福実現から新顔で立候補する予定の植松満雄氏(51)は昨夏の衆院選での落選に続く国政挑戦となる。植松氏は「街頭で『国防をもっと語れ』などと励まされるようになってきた」と語り、保守層への浸透をめざす。
参院選を目前に、政権運営は混沌(こん・とん)としてきた。投開票日まで、民意の行方はまだ計り知れない。(吉田博行、山下奈緒子、加戸靖史)
6118
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:20:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/174687
【混戦 福岡選挙区 1】 台風の目 「代党」勢い本物か<2010参院選>
2010年5月28日 10:18 カテゴリー:政治
みんなの党の渡辺喜美代表が街頭演説を始めると、あっという間に人だかりができた=24日、北九州市小倉北区のJR小倉駅前 街頭に立つと、世論の風向きが分かる。参院選福岡選挙区にみんなの党から立候補する佐藤正夫は、連日思いがけない場面に出くわす。
日曜日の午後、買い物客でにぎわう福岡市の天神地区。交差点を曲がりかけたタクシーが目前で止まった。後部ドアが開く。「それください」。演説する佐藤のそばでビラを配っていた女性に、運転手が体をねじって手を伸ばした。
平日の朝、福岡県久留米市の駅頭。通勤客の波の中から男性が佐藤に近寄ってきた。「久留米じゃ誰も知らんから、配ってやろう」。ビラを10枚ほど持って行った。
佐藤は福岡県議。自民党公認で北九州市小倉北区から4回の当選を重ねたが、「こんな経験は初めて」と驚く。事務所には公務員OBを名乗る男性が「党の考え方に賛同する。何か手伝いたい」と連絡してきた。
国会で6議席しかないみんなの党だが、最近の世論調査では民主、自民に次ぐ「第3党」。支持率急伸の勢いが、2議席を7人で争う福岡選挙区の混戦に拍車をかける。
■ ■
4月6日夕刻。佐藤は国会前の議員会館で、みんなの党幹事長の江田憲司に向き合っていた。初対面だが事実上の面接。脱官僚が売り物のみんなの党。県議会で天下り問題を追及してきた佐藤。ひとしきり話をすると、江田は電話を手にした。
「すぐに会ってくれませんか」。相手は党代表の渡辺喜美。促されるまま7階の江田事務所から4階の渡辺事務所へ行くと、決心を迫られた。
小党ならではの即断即決。佐藤は自民を離党。翌週、渡辺と並んで立候補を宣言する。
「みんなの党はアジェンダ(政策課題)の下に集まった。佐藤は党にふさわしい人材だ」。渡辺は30分程度の記者会見で「アジェンダ」を13回口にした。みんなの党を象徴するこの言葉を、佐藤も街頭で必ず唱える。脱官僚、地域主権、生活重視がアジェンダの柱だ。
■ ■
4月下旬。街頭演説する佐藤に名刺を差し出す男性がいた。ある市議会議員だった。「政策が近い」。この議員は入党を否定するが、連携の可能性に含みを持たせる。
ほかにも面識のない地方議員から応援の申し出が相次ぐ。ただし、後援会の事情で名前を出せない「隠れみんなの党」がほとんどという。
首都圏の地方選挙で躍進しているとはいえ、九州での実力は未知数。集票を頼む組織はない。民主はNO、自民もNO。そんな無党派層をどうやってつかむか。議員であれ、無名の市民であれ、細い糸を紡ぐような活動をするほかない。
「動員をしていないのに熱い人がいっぱい来ている。何かが変わり始めている」。今月24日、北九州市と福岡市で二大政党に代わる「第3の選択肢」を訴えた渡辺。反応のよさに笑みが漏れた。
「もっといい風になるといいね」。演説の間、党ののぼり旗はバタバタと音を立てていた。
(文中敬称略)
◇ ◇
参院選の足音が近づいてきた。歴史的な政権交代から1年足らず。なお不安定さの残る政治の断面を、全国有数の混戦区・福岡を舞台に描く。
× ×
●福岡選挙区立候補予定者(改選数2)
大久保 勉49 民 現
大家 敏志42 自 新
篠田 清62 共 新
吉村剛太郎71 国 現
佐藤 正夫55 み 新
吉冨 和枝51 諸 新
堤 要49 無 新
=2010/05/28付 西日本新聞朝刊=
6119
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:21:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175102
【混戦 福岡選挙区 2】切り崩し 与党になびく組織票
2010年5月30日 11:31 カテゴリー:政治
農水団体の役員に、戸別所得補償制度を説明する山田正彦農水副大臣(左から2人目)と大久保勉氏(左)=15日、福岡県久留米市 踏み絵のような「懇親会」だった。
福岡県久留米市郊外の民家。2期目を目指す民主党の大久保勉は15日、農漁業団体の役員十数人と車座になっていた。JA、漁連、土地改良区。自民党の有力な支持団体ばかり。中心には農水副大臣の山田正彦がいた。
「JAの組合長はぜひこの機会に陳情を」。大久保が呼び掛けると、2人の組合長はとっさに視線をそらした。山田が畳み掛ける。「食鳥協会がブロイラーの飼料米を100万トンほしいそうだ。協会に、こちらのJAさんを紹介してもいい」
この様子は報道陣に一部公開された。演出された「陳情」だった。出席者は、選挙の支援要請を言外に感じ取った。
「参院選は自民と決めたが、陳情ルートが必要なのは分かっている」。JAの組合長は言う。
政権交代後、民主党は自民党支持団体の切り崩しに動いている。福岡選挙区で自民党の新人、大家敏志を推薦した農政連(JAの政治団体)も標的の一つだ。
■ ■
組合員約12万人。家族を合わせて20万票以上といわれる福岡県農政連。切り崩しの最前線に立つのは大久保の秘書、中村誠治。久留米市を中心とする衆院福岡6区選出の自民党衆院議員、古賀正浩(故人)の秘書をしていたので、農政連の選挙運動は熟知している。
久留米市の農家が運転する車で、農政連の支部役員を務める農家から、農家へ。「鳩山政権の政策が気に入らないなら、与党を推薦して、内部から反対の声を上げたらどうか」。中村は口説いて回った。やがて、効果が表れ始めた。
農政連久留米地区協議会相談役の馬場憲治は、農作業中にある農家から告げられた。「自民党には、もうついていけん。大久保をやりたい」と。馬場は自民党県議の地区後援会長。声を掛けた農家とは、自民党の選挙をともに戦った仲だった。
4月22日、農政連は大家の推薦を決めた。同時に、久留米地区では支部単位で大久保を支援することを「容認」した。
■ ■
2004年の参院選。大久保は福岡選挙区で過去最高(当時)の84万票を獲得した。民主躍進の風に乗り、無党派層から圧倒的な支持を集めた。組織票といえば労働組合くらいだった。
今回は違う。漁連、森林組合連合会、商工会議所連合会、トラック協会。約130の業界団体から推薦を得た。労組と合わせた推薦状は200枚を超す。
自民から与党・民主になびく業界票。鳩山内閣が失速し、前回ほど無党派層が当てにできないため、大久保は業界票固めに力を入れる。
だが、推薦をもらえば票になるわけではない。「与党には推薦を出さざるを得ない」とポーズを決め込む団体もある。
農政連幹部が冷めた声で解説した。「集会のビラはごみ箱行き。いまさら組織選挙は通用しない。どっちが与党でも同じことだ」 (文中敬称略)
=2010/05/29付 西日本新聞朝刊=
6120
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:21:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175103
【混戦 福岡選挙区 3】2人擁立 内憂外患の小沢戦略
2010年5月30日 11:53 カテゴリー:政治
小沢一郎幹事長(左)の後押しで、「民主2人目」の候補となった堤要氏(中央)。右は社民党の渕上貞雄副党首=3月25日、福岡市博多区 空には雨雲が広がっていた。22日、民主党と社民党が推薦する無所属新人、堤要(つつみかなめ)の事務所開き。マイクを握った民主党福岡県連幹事長の吉村敏男は、あえて厳しい現実を出席者に突きつけた。
「今回の2人擁立は、昨年8月の得票率を考えれば無謀に等しいところもある」
民主党は改選議席が2以上の選挙区に、複数の候補者を出す。主導したのは幹事長の小沢一郎。福岡も、社民党との統一候補という形で従った。「小沢戦略の2人目」。堤にはこの代名詞がついて回る。立候補表明した2月はまだよかった。
「民主党の候補者と見られると、マイナス面の方が大きい」。今、堤の支援者はため息をつく。民主色を薄めたい。そんな思いも心底にある。
迷走した米軍基地問題に政治とカネ。2月に40%あった鳩山内閣の支持率は20%に急落した。民主党が圧勝した昨年8月の衆院選でも、福岡県の得票率は37・5%(比例代表)。そのとき以上の勢いをつけないと、2人当選は容易でない。
■ ■
3月下旬、福岡市を訪れた小沢は堤を後押しする発言をした。「公認候補と同じような気持ちで支援態勢をつくっていきたい」
呼応した福岡県連は県内11の衆院選挙区ごとに「すみ分け」を図る。公認の大久保勉は1区と4―8区。堤は3区と9―11区。2区は共通区。党所属議員はこの方針に沿って、大久保か堤を支持者・団体に売り込む。
しかし、労働組合は既に大久保支援に傾斜していた。いくら堤担当の議員でも無理は言えない。「狭い地域で議員は堤、労組は大久保というねじれができる。しこりが残るとまずい」。ある県議は、来年の自分の選挙への影響を心配する。
思惑通りにならない選挙態勢。新たな懸念材料もある。米軍普天間飛行場の移設をめぐり、首相・鳩山由紀夫が消費者行政担当相の福島瑞穂(社民党党首)を罷免した。今後の展開しだいでは、両党の選挙協力に支障が出かねない。
■ ■
大学教授だった堤を表舞台に引き上げたのは、ほかでもない、小沢である。福岡県連では、最終選考に残った2人のうち元官僚の男性を推す向きが強かったが、小沢は大久保との違いが鮮明な女性の堤を指名した。
昨年の衆院選。小沢はこれと見込んだ候補者に自分の秘書を送り、選挙を仕切った。堤のところにも3月までは、小沢の秘書が出入りしていた。
ここに来て、堤事務所の動きに変化が見える。推薦政党の支援は受けつつ、無所属を前面に押し出す。堤が培ってきた市民団体や同級生のネットワークを生かして、自力で無党派層を取り込もうとしている。
内憂外患こもごもの小沢戦略。「この先、幹事長の言う『風が吹かなくても勝てる選挙』をするために、2人立てた判断は正しい」。民主党の県連幹部は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。 (文中敬称略)
=2010/05/30付 西日本新聞朝刊=
6121
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:22:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175281
【混戦 福岡選挙区 4】野党暮らし 勝利の方程式に狂い
2010年5月31日 15:56 カテゴリー:政治
選対本部長の麻生太郎前首相(左)の指揮で、参院選に臨む大家敏志氏=22日、福岡市中央区 強気のべらんめえ口調が部屋の外まで響いた。
「山崎拓だって、久留米の若いヤツが出たときだって、みんなでやった選挙は全部勝ってきたじゃねえか」。22日の自民党福岡県連選対会議。県議や政令市議を前に選対本部長の麻生太郎が強調したのは、2002年と05年の衆院補選で発揮した党の組織力だった。
ただ、麻生が団結を訴えれば訴えるほど会場は微妙な空気に包まれた。少し前まで、県連内では「一致結束」に程遠いさや当てが繰り広げられていたからだ。
3月末。福岡選挙区に立候補する新人、大家敏志と麻生が福岡市内で顔を合わせた。「選挙事務所は自前で準備できるのか」「選対本部に迷惑かけんなよ」。何度もくぎを刺した上で、麻生は選対本部長を内諾した。
だが、選対はその後も始動しない。県議団の支援態勢が整っていないことなどを理由に、麻生が選対本部長就任を先送りしていたという。
背景には、国会議員と県議団の確執がある。慣例的に国会議員が就いてきた県連会長ポストを県議団が「奪った」のが3年前。今回の参院選も現職の吉村剛太郎(現・国民新党)に代えて、県議団主導で大家を立てた。
「参院選の責任だけ押し付けようなんて虫が良すぎる」。元衆院議員は麻生の心境を代弁する。
■ ■
国会議員と地方議員、業界団体がフル回転して50万票とされる基礎票を固め、公明票を上乗せする。自公連立時代の「勝利の方程式」が野党転落で狂い始めている。
ほころびが目立つのは業界団体。県歯科医師会や漁連、トラック協会など、自民党だけを推薦してきた団体が次々と政権与党の民主党になびく。
公明党も、協力を明言しない。今月28日、福岡市内のホテルで財界トップと九州の創価学会幹部がひそかに会っていた。自民党の意を受け大家支援を要請する財界トップに、学会幹部はつれなかった。「うちは公明党の支援団体だから党に正式な話がないと動けない」
■ ■
自民復権の試金石となるはずの参院選。民主党の支持率が低下しているのに自民党も伸び悩む。来春の統一地方選を控えた地方議員は危機感を抱いている。
福岡県議会に都道府県議会初の女性議長が誕生した19日、副議長になったのは県農政連委員長の林裕二だった。「林の副議長就任は昨年から話があった。それを1年遅らせたのは、参院選で農政連に自民離れをさせないため」。自民党県議団の幹部が明かした。
大家選対の獲得目標は70万票。この数字に届くように、県議選の選挙区ごとに目標数を割り振った。「参院選は県議選の前哨戦。票が伸びない選挙区は民主党が対立候補を立ててくるぞ」。引き締めを図る県議団会長の蔵内勇夫。公明党との選挙協力は県議レベルでも探っている。
(文中敬称略)
=2010/05/31付 西日本新聞朝刊=
6122
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:22:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175461
【混戦 福岡選挙区 5完】多極化 政党の生き残りかけ
2010年6月1日 11:20 カテゴリー:政治
支持者の集会に出席した吉村剛太郎氏(左)。国民新党がこだわる「夫婦別姓反対」をアピールした=5月30日、福岡市早良区 社民党の連立政権離脱から一夜明けた31日。民主、社民が推薦する堤要(つつみかなめ)の事務所に両党の選挙責任者が集まった。
「従来以上に堤当選に向かって全力を挙げる」(社民党)
「推薦した以上は責任を持って、最後まで死力を尽くして当選ラインに押し込む」(民主党)
会議を終えた選挙責任者は、待ち構えた報道陣に変わらぬ協力姿勢を示してみせた。だが、両者の雰囲気には明らかな違いがあった。社民党福岡県連合幹事長の豊島正章は、どこか吹っ切れたような表情だった。
鳩山内閣の信頼が失墜した米軍普天間飛行場の移設問題。社民党は党首が閣僚を罷免されても主張を曲げなかった。政権を離れた小政党の発言力低下は避けられないが、共同通信社の世論調査によると、社民党の支持率は1%台から4%台に上がった。
県連合女性局長の池田良子は「社民党が埋没しないように、参院選で党の考えをより鮮明にする必要がある」と言う。
普天間問題では共産党も、市民の反応が変わってきたと感じている。「基地は撤去。海兵隊は日本にいらない」。新人の篠田清が街頭演説すると、これまで見向きもしなかった若い世代から拍手が起こることがあるという。
支持率低下に頭を悩ませる政権を横目に、共産党も存在感をアピールする好機ととらえている。
■ ■
公認を争った2人の火花が散った。5月26日、福岡市で開かれた住宅業界の懇親会での一場面。
「きょうは吉村剛太郎先生もいらっしゃいますが、ひと言だけ。この決戦は負けられません」。壇上で挑発したのは自民党新人の大家敏志。国民新党の吉村剛太郎は表情を変えなかった。
吉村は自民党で当選3回、参院政審会長を務めたベテラン。今回、公認争いで大家に敗れ離党した。2月から連立与党に籍を置くが、福岡に帰れば、民主党も自民党と同じライバルだ。
自民党を離れた後、長く後援会長だった企業経営者が去っていった。推薦団体も減った。根強い支持者を回る日々。「数合わせや人気取りで群がった政党に何ができますか」。街頭に立つと夫婦別姓反対などを訴え、ほかの新党との違いを強調する。
■ ■
新しい政党が次々と誕生し、多極化に向かう国政。所属が異なる7人の立候補予定者がひしめく福岡選挙区は、その縮図に見える。
有権者が違いを見分けられない政党は、やがて埋没する。福岡選挙区では、幸福実現党の吉冨和枝も独自色の発揮に腐心している。日本創新党は候補者擁立の検討を続けている。
民主、自民以外の勢力が台頭するかどうか。多くの政党が生き残りをかける参院選の情勢は、流動する政局が絡んで、いっそう見通し難い。
(文中敬称略)
=おわり
=2010/06/01付 西日本新聞朝刊=
6123
:
チバQ
:2010/06/02(水) 12:23:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175639
浅田県議が不出馬意向 参院選長崎選挙区
2010年6月2日 01:04 カテゴリー:九州 > 長崎
夏の参院選長崎選挙区(改選数1)に「たちあがれ日本」から立候補を要請されていた浅田ますみ県議(43)=創爽会=が、同党に立候補しない意向を伝えていたことが1日、分かった。
浅田県議は同日、後援会役員会を開き、支援者に立候補を断念する考えを伝えた。浅田氏は役員会後、取材に対し「県議1期目も終わっていないのに次のステップを目指すのは早すぎる。県庁舎問題など、県議としてやりたいこともある」と説明。5月29日に同党の平沼赳夫代表に会って立候補要請を断ったという。
同選挙区には民主現職の犬塚直史氏(55)、自民新人の金子原二郎氏(66)、共産新人の渕瀬栄子氏(54)が立候補を表明している。
=2010/06/02付 西日本新聞朝刊=
6124
:
沖縄無党派
:2010/06/02(水) 16:02:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2010060200431
参院熊本に本田顕子氏=みんな
みんなの党の渡辺喜美代表は2日午前、熊本県庁で記者会見し、参院選熊本選挙区に、新人で元会社員の本田顕子氏(38)を擁立すると発表した。
本田氏の父は、元民主党参院議員の良一氏。(2010/06/02-12:26)
6125
:
とはずがたり
:2010/06/02(水) 16:22:30
>>6124
うおっ,なんと。結構なりふり構わず積極的にあちこちまわった選挙が記憶に残ります>本多良一
しかし世襲候補が結構おおいねぇ。井出,桜内なんか,自分もそうか。その辺の拡がりのなさを期待でどうカヴァーしてくかでしょうかね。
6126
:
名無しさん
:2010/06/02(水) 16:45:01
>>6125
世襲の問題、2009年の総選挙の際には随分取り上げられた印象がありますが、今回の参院選ではあまりクローズアップされていないですね。流行が終わったかな。みんなもそうですが、自民や民主もそれなりの数の世襲候補を公認しているんですけどね。
6127
:
名無しさん
:2010/06/02(水) 19:32:44
>>6060
・・・管理人さん予想当たっちゃったよー
6128
:
とはずがたり
:2010/06/02(水) 19:40:04
>>6062-6063
ようやく盛り上がってきたかなw
>>6126
本来地盤あまり関係ない参院なのに世襲ってのは人材の枯渇という意味で深刻だと思うんだけど,そういう論調にはなってないですね。。
>>6127
ビタ当たりでしたね♪
6129
:
山口新聞男
:2010/06/02(水) 20:28:06
民主党にも、現職だと一定数の世襲議員はいるが、最近はダイレクトな世襲はやっていない
根強い世襲批判もあるが、メリット(地方議員が担ぎやすい、世襲好きの有権者心理)が薄れて
単に「親父が代議士だから」というだけの世襲では勝てなくなってきた事が大きい
6130
:
久しぶり
:2010/06/02(水) 21:01:04
和子夫人さんへ
6/6の予想楽しみにしています。
2chなどでは二人区で民主に共倒れが多く出るように煽っているが、逆に言えば
二人区で自民とみんなの党の候補が共に当選できる選挙区があるだろうかと思うのだが。
6131
:
とはずがたり
:2010/06/02(水) 21:59:37
>>6130
京都は自共で決まる可能性があると思いますね。
6132
:
チバQ
:2010/06/02(水) 22:17:39
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100528/plt1005281636004-n2.htm
【参院選激戦区“マル秘”報告】民主2人擁立にトラウマ・静岡2010.05.28
. 「民主党の支持率を踏まえ、2人の擁立は絶対すべきではない。(政治とカネで批判のある)小沢氏が辞職願を出せば、真剣に検討する!」
今年3月、連合静岡の吉岡秀規会長が記者会見で、いきなり民主党の小沢一郎幹事長に辞任要求を突き付け、静岡は一躍全国から注目された。
「2人擁立には、民主党静岡県連にも連合静岡にもトラウマがある。2004年の参院選で、静岡空港の建設をめぐり、党は真っ二つに割れて分裂選挙となった。血で血を洗う選挙戦の結果、1人は落選した」(民主党関係者)
当時、民主党参院議員だった海野徹氏は「空港建設反対派」で、連合静岡は「建設推進派」。このため、04年参院選で、民主党は海野氏以外に、藤本祐司氏を擁立して分裂選挙に。約7600票差で藤本氏が初当選し、海野氏は落選した。この時のしこりは、いまだに尾を引いている。
それだけに、党本部の意向で再び2人擁立となれば、分裂選挙で組織がガタガタになりかねない。そうした危機感が、吉岡会長の「激しい言葉」につながったという見方も強い。
「最終的に、小沢氏が擁立した中本奈緒子の選挙は党本部主導でやり、地元県連と連合静岡は藤本の選挙をやる、と決まった。しかし、ポスターや集会と大々的に展開しているのは藤本。中本はポスターも少ない。知名度不足は歴然としている」(民主党関係者)
民主党本部からもれてくるプロフィルによると、中本氏は兵庫県加古川市の出身。大阪府立大学院工学研究科の博士課程を修了した工学博士だ。静岡県掛川市の半導体材料メーカーに入社し、民主党公募で選ばれた。静岡を舞台にしたアニメ「ちびまる子ちゃん」の大ファンという。
「これだけで、政争の激しい静岡に2人目の候補として持ってくるのは乱暴。だから、『小沢幹事長は、県内某大手メーカートップの全面支援を取り付けて出馬させた』といううわさもある」(地元民主党関係者)
こうした中、静岡県連が「党本部から参院選活動費を止められた」と反発する事態も起き、静岡民主党の混乱はしばらく収まりそうにない。
自民党が擁立する岩井茂樹氏は、同県沼津市在住の大学講師。岩井國臣元参院議員の子息で、名古屋大学大学院を卒業後、建設会社で設計担当のサラリーマンを経て、今回の出馬となった。
「こちらも知名度不足だが、自民は『1議席を獲る』と総力を挙げている。気になるのは、追い風の『みんなの党』が、バルセロナから北京まで5大会連続でパラリンピックに出場、競泳で金5個を含む計21個のメダルを獲得した河合純一氏を公認するなど、活発な動きを見せていること」(自民党関係者)
果たして、富士山麓での戦いの行方は。
(ジャーナリスト・田村建雄)
【静岡選挙区 主な立候補予定者】(定数2)
藤本 祐司53国交政務官 民現
中本奈緒子30会社員 民新
岩井 茂樹41大学講師 自新
渡辺 浩美49党県書記長 共新
河合 純一35金メダリストみんな新
中野 雄太36元宗教支部長 幸福新
6133
:
チバQ
:2010/06/02(水) 22:18:20
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100531/plt1005311605003-n2.htm
【参院選激戦区“マル秘”報告】「三重苦の民主」なりふり構わぬ作戦・山梨2010.05.31
. 「輿石さんはもともと細かったが、最近は細いを通り越して、ゲッソリ痩せたのでは」
こう語るのは民主党山梨県連関係者だ。
民主党の輿石東参院議員会長(73)を励まし鼓舞する声が、同県南アルプス市で行われた山梨県教職員組合(山教組)大会で響き渡った。
「自民党的な価値観、政治を絶対に復活させてはならぬ!」
声の主は、日本教職員組合(日教組)の中村譲委員長。日教組トップが地方大会に出席するのは極めて異例だ。中村氏がわざわざ駆けつけ、声をからしたのは、それだけ輿石氏の選挙情勢が厳しい証拠といえる。
それもそのはず、今年初め、北海道教職員組合(北教組)が昨年の総選挙で、民主党の小林千代美衆院議員の事務所に約1600万円もの裏金を提供したとして、幹部4人が違法献金事件で逮捕された。
山教組でも、輿石氏が再選を果たした6年前の参院選で、組合員の教諭らから集めた多額寄付金を、収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反事件が発生している。
宿敵・自民党は当時の事件を蒸し返し、北教組事件とダブらせることで、山教組の全面支援を受ける輿石氏への批判を強めているのだ。輿石氏がピリピリするのは、それだけではない。
「刺客援軍」として突如参戦してきたのが、プロ野球「読売巨人軍」の堀内恒夫前監督。堀内氏は比例区の出馬だが、山梨出身の大スターである。選挙区出馬の元教師で松下政経塾出身の宮川典子氏(31)とタッグを組み、「73歳の輿石vs31歳の宮川」とアピールしながら、県内で街頭演説を展開しているのだ。
当然、「政治とカネ」「普天間移設での社民党離脱」「口蹄疫」といった問題も、党の要である輿石氏には三重苦として重くのしかかる。
しかし、そこは強気でならす「参院のドン」輿石氏。
「さまざまな関係先を猛烈な勢いで視察しながら、選挙協力の見返りに与党パワーで要望実現をチラつかせている。来年再選を目指す横内正明知事にも、民主党推薦をにおわせて急接近した。各地の決起集会には、青木愛、福田衣里子両衆院議員ら『小沢ガールズ』の応援を仰ぐ作戦だ。硬軟とりまぜ、なりふり構わぬ作戦」(県議会関係者)
事実上、民主党と自民党の一騎打ちだが、ここに来て「みんなの党」も参戦を準備中という。「風林火山」の旗がなびく甲斐路の一戦。最後に勝利の笑みを浮かべるのは…。(ジャーナリスト・田村建雄)
【山梨選挙区 主な立候補予定者】(定数1)
輿石 東 73 党参院会長 民現
宮川 典子 31 元教師 自新
花田 仁 49 党県幹部 共新
《検討中?》
候補者不明 みんな新
6134
:
チバQ
:2010/06/02(水) 22:18:59
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100601/plt1006011531001-n2.htm
【参院選激戦区“マル秘”報告】社民離脱でボルテージ上がる国民新党&みんなの党・福岡2010.06.01
. 民主党1、自民党1の指定席選挙区だったが、与党同士の候補調整もままならず群雄割拠に。7人以上が乱立する激戦区に様変わりだ。
まず、政権与党の民主党は「複数区には複数候補を擁立する」という「小沢作戦」で、この選挙区も事実上2人を擁立する。
民主党公認の大久保勉氏は京大経済卒、東京銀行を経て、モルガンスタンレー証券に勤めた国際金融のスペシャリスト。議員転身後の2006年6月、参院金融財政委員会で、日本銀行の福井俊彦総裁(当時)から村上ファンドへの1000万円投資を暴いて一躍注目された。
一方、堤要氏は民主党推薦の女性候補。九大卒で九州の女子大で教べんをとっていた。ジェンダー研究の第一人者として社民党も推薦した。しかし、社民党の連立離脱で、この選挙協力も微妙だ。
「(2人擁立という)小沢作戦が成立したのは40%程度の支持率があったときの話。今では1人でも厳しい。加えて、社民党絡みの混乱で、党内からは『福岡は2人公認でなく、堤は推薦でラッキーだった』という声も出るほどだ」(民主党関係者)
内閣と民主党の急激な支持率低下に社民党の連立離脱で、が然、ボルテージの上がるのが国民新党とみんなの党だ。
「5月8日、国民新党の亀井静香代表が福岡に入り、『党が違うので与党同士でも対決だ!』と気勢をあげた。吉村剛太郎氏は元自民党。本来は自民党から出馬したかったが選考過程で漏れ、不満タラタラのまま離党して国民新党に入った。福岡は国民新党の自見庄三郎幹事長の地元のうえ、吉村自身の知名度もあるため、かなり自民党票を食うとみられている」(全国紙選挙担当デスク)
みんなの党も、やることがスゴイ。
「自民党県議4期目で、党県総務会長だった佐藤正夫を担ぎ出した。今年発覚した副知事贈収賄事件後の副知事人事に不満を持ち、他の党幹部と対立し、孤立していた。そこに渡辺喜美代表が急接近した。佐藤は次期県議会議長と目されるほどの人物。一定のシンパもおり、保守票や浮動票が流れる可能性は高い。こちらは自民党も民主党も痛い」(県議関係者)
渡辺氏は5月24日に福岡入りし、九州最大の繁華街・天神で街頭演説を行い、佐藤支援を訴えるなど力が入る。
自民党は新人、大家敏志氏を擁立する。県議3期で42歳という若さだが、かつて党職員や「参院のドン」村上正邦氏の秘書を務めるなど、政界の表も裏も熟知している。天性の優れたディベート力もあり、注目の逸材。今回の参院選では積極的に手を挙げ、吉村氏を押しのけての公認を得た。麻生太郎元首相が選対本部長となり議席死守を目指す。
投票率60%弱で計算すると、ボーダーラインは約80万票か。(ジャーナリスト・田村建雄)
【福岡選挙区 主な立候補予定者】(定数2)
大久保 勉49財金委理事 民現
堤 要49元大学教授 無新
(民主、社、推薦)
吉村剛太郎71元国交副相 国現
大家 敏志42県議 自新
佐藤 正夫55県議 みんな新
篠田 清61党県副委員長 共新
吉冨 和枝51元教諭 幸福新
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